季節感がないので、二十四節気を意識して暮らそうと思う②「立春」「雨水」「啓蟄」

春が今日から始まるよ!という日「立春」。旧暦では新年の始まり!

今日も二十四節気「立春」「雨水」「啓蟄」についてまとめてみます。

立春とは

春の始まりでもあるこの日は、まだまだ寒い。

それでも、冬至(日照時間が一年で最も短い日)と春分(昼と夜がほぼ同じ長さ)の中間にあるので、これから春が始まるのだと思えば納得できるかな?

時候の挨拶で「暦の上では春ですが、寒い日がまだまだ続きますが~」というアレ。

立春といえば、「立春大吉」

「立春大吉」のお札を見かけたり、「立春大吉はがき」が届いたり。立春大吉とは、新年の始まりであるこの日に、人や世の中が幸せになるようにという意味合いらしい。

節分と土用

立春・・・新年が始まる日

節分・・・立春の前日。大晦日のようなもの。

土用・・・季節が変わる日(立春・立夏・立秋・立冬)の手前18日

季節や年が変わると邪気が増えるとされ、邪気払いをしたらしい。その最たるものが節分の豆まきなのだ。

ほ~~~。夏の土用にウナギを食べるのはウナギ業界の宣伝だったのね~。旬の秋冬を迎える前に、もっと売りたかったのね~~~。

春寒(はるさむ)

はるさむとは、春分後にぶり返す寒さを言うらしい。

春分・雨水・啓蟄

春分の後は雨水(うすい)、啓蟄(けいちつ)と続くらしい。

ちなみに2020年の日付と合わせてみると

春分は2月4日・・・春が始まる

雨水は2月19日・・・氷が解けて雨水となり降るころ

啓蟄は3月5日・・・土から虫が出てくること

「春一番」と「虫出しの雷」

昔の人は、名前のつけ方が粋だなと思う。

春一番とは、春分を過ぎて初めて吹く強い南風。温かくなるがその次の日は気圧の関係で寒くなりやすい。

虫出しの雷とは、立春を過ぎて初めての雷。びっくりして虫が出てくるのだろうか。

春分・雨水・啓蟄に食べたい食べもの

まだ寒い日が続くので、前回食べた寒さを養生する食べ物を食べつつ、春の訪れを感じる食べものを食卓に入れたい。

山菜

山菜は苦みが多いものが多いので、子どもはあまり食べないけど!今年は、わらびもちを試してみようっと♪

「ふきのとう」は家族のだれも食べないけど、私は食べたい派。スーパーのお惣菜の天ぷらを楽しみにするかな。

海老・イカ・タコ・貝類

この時期はまだ魚も脂がのっていておいしいけど、海老・イカ・タコ・貝類が旬を迎えるのもうれしい。

2月が旬の野菜

春菊、菜の花、ゆりね、くわい、キャベツ、カリフラワー

ゴボウ、大根、セロリ

ちなみに、体を温める食材はコチラ▽


まだまだ寒いけど、「冬が終わった」と思うとそれだけで嬉しい。

今年の春一番はいつ頃になるかな?


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