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来年から願書代を値上げする理由

皆様、直前対策お疲れ様です。

来年から、願書作成代を値上げする理由について、徒然となく書きたいと思います。

1.趣味が仕事になってしまったため

私の本業は、世界的金融機関の取締役です。ですから、お金には全く困っていません。

まねきねこの仕事は趣味です。娘と一緒に小学校受験したのは、私の人生でも非常に良い思い出ですし、妻と離婚してしまった今、その懐かしい思い出を大切にしたいな、という思いでまねきねこのお仕事をしています。

また、完全にフリーで娘が慶応幼稚舎と早実初等部の両方に合格したので、そのノウハウを伝えることも社会貢献の一つかな、と思ってやっています。

あくまで趣味ですので、今年は願書作成の代金をあえて「1件10万円」という高い金額に設定しました。「1件10万円」であれば、それほど依頼は来ないでしょうし、自分自身が楽しみながら文章を書けるかな、と思ったからです。

私は酒も飲まずゴルフもしないため特に趣味がなく、唯一の趣味は文章を書くことくらいです。願書作成の時期以外は小説を書いており、実際に出版されています。

ところが、今年は慶応横浜初等部の願書のお題が変わったため、慶応横浜の依頼が劇的に増加しました。各ご家庭の内容や文章構成が一致するのを避けつつ最高の文章をご提供するため、1ヵ月ほどほぼ徹夜で作業しておりました。精神的にも追い込まれましたし、かなり辛かったです。

願書は楽しみながら書くのが楽しいのであり、お客様に急かされながら書く願書は、正直苦痛でした。

ですから、来年からは「1件20万円」として依頼件数を減らします。あくまで趣味ですので、楽しみながら願書を書きたいのです。また、普段私は英語で仕事をしているため、母国の美しい日本語を、楽しみながら使いたいと考えているということもあります。

願書を書くために様々な学校の教育方針や成り立ちなどを調べていると、新たな発見や仕事へのヒントがみつかることもあり、そういった楽しみもあるので、料金を上げることで無理なく続られる態勢を整えたいと思っています。

2.私の願書のカニバリズム(共食い)をさけるため

ジャックの教室長の書いた願書などを見ることがありますが、はっきりいってゴミです。

格調高くポイントをついた私の願書に比べると、天と地の差があります。大抵の学校は、教頭が全ての願書を考査前にすべてチェックし、優れた願書を書いている家庭の子を重点的にみるように試験を担当する教師陣に指示を出します。

私は最高の願書を提供しているので、私のお客様が注目されるのは間違いありません。しかし、その数があまりにも多いと、せっかく高い金額でご依頼頂いたにもかかわらず、他人と差がつかなくなってしまいます。

3.サラリーマン家庭の子どもは、私立よりも公立に行った方が良いと考えるため

中小企業のオーナーの子どもは、親の職業を継ぐため、学歴は特段必要ありません。ですから、私立小学校でのびのびと育てばよいと思います。

しかし、サラリーマン家庭の子どもは違います。家業がないため、自らの力で将来を切り拓いていく必要があります。サラリーマン家庭の子どもが中途半端な私立に行くと悲劇が起きます。

私は公立の小学校に通っていたのですが、小学校時代は同じくらい勉強が出来た友人が、東海大学附属中しか受からず、そこに進学しました。高校になってばったり会ったら「今、高校のテストが大変なんだよね。東海大学の法学部に行くには上位50位には入らないとヤバいから大変だぜ」なんていうんですよね。

その頃の私は東大模試で全国3位の成績を叩き出しており、東大法学部に合格するのはほぼ確実だったため、その話を聞いて驚愕しました。小学校の頃には同じ能力だった人間の進路が、東京大学と東海大学に分かれてしまうのです。名前は似ていますが、その人生は大きく異なります。

これは、私立の一貫校に進むと外に出にくいといった特徴から来ています。

ですので、私はサラリーマン家庭は小学校受験をすべきではないと思うんですよね。早慶なら良いと思いますが、それ以外はどうかな???と思っています。

4.さいごに
つらつらと思いつくままに書きましたが、値上げしたのはそのような理由からです。

私は、一度きりの人生を何物にも縛られずに、楽しみたいと思っています。

気の合わないDV妻と離婚して人生が楽しくなり、さらに人生を楽しみたいな、というのが今の思いです。

願書については美しい日本語をどれだけ使いこなせるかを楽しみたいと思っています。また、ひろゆきのようにYoutube配信もやってみたいので、全く儲からないのはわかっていますが、趣味の一環として準備しています。

今年は本当にきつかったんです。試験前で神経質になり、完全に病んでいるお客様が「ジャックの教室長がここをこう直した方が良いと言っているので直してください」というふわっとした依頼をしてきたりしました。

なぜ、小説も出版しているくらい美しい日本語を使いこなせる私が、ジャックの低学歴の無能なパート主婦の指示に従わなければならないのでしょう???

という訳で、サラリーマン家庭には少し手を出しづらいだろうな、という「20万円」に金額を設定してみました。これでも依頼が大量に来るようなら、2025年度は「30万円」にあげます。

私は、願書作成を楽しみながら行う社会貢献だと思っているので、サラリーマン家庭の皆様には申し訳ありませんが値上げさせて頂きました。

引き続きよろしくお願い申し上げます。




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