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【つの版】忍殺TRPGリプレイ小説・ライナーノーツ77

 おれだ。溜まったのでやる。なんかWindowsのアップデートにより、例のBingで作った画像がまたJFIFで保存されるようになってしまっていたので、例のソリューションをもう一度やって解決した。おまえも気をつけろ。暗黒メガコーポはこういうしょうもないことをユーザーへの告知もろくにせずしれっとやってくるのでどうしようもない。Twitter(X)も日々改悪しかされないし、Blueskyへ移住も検討しろ。

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総合目次◇ ◇時系列


【パーフェクト・ウォリアー】

 タイトルはアニメ『キン肉マン』完璧超人始祖編におけるストロング・ザ・武道のテーマソングからだ。正面からは打ち倒せないほぼ無敵の完璧な戦士コーナラーがしつこく襲ってくる。まああやつマンやスターゲイザーほどではないし、本体のヘファイストスを殺ればなんとかなるのだが。

 ネオサイタマが内戦状態となり、混乱に乗じてチーム・アシッドウルフも地下下水道から這い出てきた。いろいろあったが今さらヌケニンもできず、ボスに従って戦うしかあるまい。ロケット発射をどうにかするミッションは前にレッドハッグとかがやっており、あれの2回目だ。このキャンペイグンでは抜かせないミッションらしいし、前回の敵はコーナラーならぬコンヴァージとかだったし、改めてやってみるのもよかろう。なお元シナリオはだいぶ長丁場になるため、いろいろ端折ることにした。

 ニンジャの数では3対2だし楽勝かと思ったが、乱戦ルールによりヴァンデグラフとハレーションが案外粘り、こっちもやや負傷したうえコーナラーが到着した。手負いのヴァンデグラフをまず倒し、分断して孤立させたハレーションを囲んで殴って倒したものの、コーナラーは異常に硬くて強く、3人がかりでも倒せる相手ではない。カラテとジュー・ジツでなんとかできるフジキドが変なのだ。アースハンドのハッキングでスゴイ出目が出たので施設はだいたい制圧したことにし、高い脚力でなんとか離脱に成功した。

 今回はレッドハッグもナンシーもフジキドもおらず、暴動支援をしている暇もないため、空白地を抜けるのにはかなり手こずる。そこでそこらへんに停止していたオナタカミの無人戦車「ミボウジン」をハッキングで動かし、下腹にしがみつき盾にしながら進むことにした。原作や元シナリオではアクション映画めいてトラックだが、こっちのほうが硬くて丈夫だろう。コーナラーに追いつかれてかなりやばかったものの、なんとか管制塔に到達した。敷地内での戦闘もガンガン端折り、ヘファイストスとご対面だ。

 幸いこの次元のヘファイストスはあまり強くなく、ハイデッカーの警棒や機銃があるとはいえ3人で囲んで殴れば倒せるが、コーナラーが追いついてきてデッドリーになる。なんとかヘファイストスを倒して爆発四散させ、動きの止まったコーナラーは放置して駆け上がるしかない。管制室には強敵のベンドナイト改善が詰めているが、3対1だし相手にしている暇もなく、フロッピーをUNIXに挿入してブーストタイピングを行い、ミッションクリアだ。しかしてロケットはギリギリで発射され、管制塔は爆発した。3人は、アシッドウルフは、果たしてどうなるのか……備えよう。

◆武◆

◆道◆

【スーパーヒューマン・ファイター】

 タイトルは同じくアニメ『キン肉マン』完璧超人始祖編のEDからだ。ユウジョウパワーと正義のエナジーを燃やして圧政に立ち向かい、ディクテイターが火事場のクソ力を出したりブリッジ防御したりするのであっている。ニンジャはまさに超人であるが、ナチめいた理不尽な抑圧的支配体制を跳ね除けるには、プロレスではなくカラテやジツでなんとかせねばならない。

 前回でニチョームがハイデッカー/アマクダリに駐留されてしまったので、その続きとなる。元シナリオでは失脚したキュアが監督官として派遣され、卓球されてアマクダリの機密情報を吐いたりしてくれるが、この次元では原作通りにディクテイターだ。アマクダリもニチョームに集まった不満分子を反乱させて押し潰すことまで予定しているので、あまり裏事情に詳しくないあほを派遣したほうがよかろう。ガチで統制する気なら多数のニンジャを駐屯させれば済むが、そこまで戦力を割く余裕も理由も今のところないのだ。

 ナンシー=サンは今忙しいため、フィルギアとサークル・シマナガシが協力してくれる。とはいえ相手はディクテイターだけだし、全員でぞろぞろ行くと楽勝なので、理由をつけてフィルギアだけが蛇に化けて同行することにした。4対1だが古代ローマカラテ/ジュージツのタツジンはなかなか強く、少々手こずってしまったな。アトモスフィアを最初からハードモードにすればよかったか。ともあれ囲んで殴られて制圧され、ディクテイターは恐怖を叩き込まれて大人しくなってくれた。暴力で政治を変えるのは現代日本でもご法度だが、マッポーのネオサイタマではこれも立派な政治行動なのだ。

◆超◆

◆人◆

【レッツゴー・シー・ア・ニュー・ライト】

 タイトルはアニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ』第2クールOPの歌詞からだ。第1クールはちょうど『ニンジャスレイヤー フロム アニメイシヨン』と同時期に放映しており、フジキドめいたプロデューサーが出たりして当時話題になった。思い通りに行かない状況をなんとかするため、曇り空の彼方の星めいた場所へ自分の足で走り出し、新たな自分と出会ったり息を調えたり、瞳がセンコめいて輝いたりするので合っている。Shine!!ニンジャスレイヤー=サン!Shine!!

 元シナリオは一応ニチョームキャンペイグンで、ラクシャージ・テンプルにいたヴィジランスほかザイバツの残党をニチョームに招き入れるという危険なミッションなのだが、おれの次元ではそうもいかない。そこで大枠を借りて読み替え、ニンジャスレイヤーが現世とオヒガンの狭間に浮かぶキョート城へ向かうシナリオとしてみた。こちらの世界でもオールド・オーボンが到来したし、「ボーン・イン・レッド・ブラック」のリメイク再放送もあったし、オハカめいたギンカクに参ってオヒガンへ向かうにはよい頃合いだ。おれの次元ではオールド・オーボンにキョート城が出現したとしたので、その1ヶ月余り後の「秋のオヒガン」としてみた。

 このところフジキド・ケンジ組織の連中がいろいろうごめいていたのは、要するにこれが目的だ。ユカノはヤマ山地、エーリアス/シルバーキーはフジサン、アンバサダーは諏訪湖、ディプロマットは日光東照宮におり、最後の要は文字通りの要石、ナンシーがいるオムラ本社要塞となる。紛争が勃発してモータルの血も流れているし、ナラク復活にはちょうどいい。おれの次元ではキョート城がナラクを介してギンカクのパワーで動いていたし、霊的な繋がりもあることだろう。

 しかしていきなりキョート城にWasshoiさせてケイトー・ニンジャやサツガイ・ニンジャと戦わせるわけにもいかんので、オヒガン繋がりですでに殺したニンジャたちのオバケと再戦させることにした。横スクロールアクションゲーム『ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上』も発売したし、それを模したシナリオもPOPしていたのでちょうどいい。こちらが共振フジキドとはいえ連戦はキツいかなと思い、手練れ3人で挑む元シナリオよりは敵を弱くしたものの、あっという間にアーソンもクラウドバスターもノトーリアスもスレイされてしまった。アイアンヴァイスはグレーター・ムテキ持ちで多少手こずったが、ブラスナックルも勿体ないのでカラテで押しつぶした。

 ダイダロス・ソニックブーム・バジリスクはおれの次元では生きているので、最後のボスは因縁深いインターラプターだ。オヒガンなのでオハギと縁がある。いろいろ積んで強化したら共振フジキドといえど苦戦するレベルの強さになり、やむなくブラスナックルを生成してブッ殺した。コトダマに包まれてあれ。そして彼はユカノならぬバンブーエルフの居場所を指し示し、ジゴクに蜘蛛の糸が降りてくる。果たしてどうなってしまうのだろうか。

◆Cinderella◆

◆girls◆

【ドッグ・ランド】

 タイトルはアニメ『チェンソーマン』第10話EDからだ。特に犬は出ないがコヨーテに変身するフィルギアがおり、チェンソーが振るわれ、野良犬めいたニンジャたちが地下で争い群れをなす。さあさ悪名よ馳せて回れ。

 シナリオ資源も枯渇してきたので、前にやったランダム生成シナリオをやるかと思い、ダイスを振ったところ「デンパルスが捕まっているのを救助せよ」とオラクルが来た。となると例によってチーム・サイコダガーの出番となる。ヨルジ派は論外、チバ派もオナタカミがバックについてて嫌だとなれば、アンタイセイの野良犬となってアマクダリに噛みついていくしかない。ちょうどフィルギアが仲間を探していたし、デンパルスとも縁があるので働いてもらうことにしたが、毎度フィルギアが戦闘に加わっても緊張感がないため理由をつけて離脱させた。アンブッシュで白ワニを排除し、壁越えなしのニンジャ3人で決戦だ。負傷してヤバくなれば逃げ道もある。

 おれの次元では敵も味方もホイホイかばい合えるため、乱戦状態ではなかなか手こずったが、カラテ値はともかく地力ではこちらが勝り、激戦の末になんとか削って押し切った。1人倒せばあとはなんとかなるものだ。しかして3人とも爆発四散せず昏倒したため、なんかもったいないなと思って活用することにした。どうせアマクダリに唆されて利用されたのだろうし、同じアウトロー同士だし、助命された恩は返さねばソンケイに関わる。かくてニチョーム地下レジスタンスには新たに7人ものニンジャがやってきた。たぶんキルキラーとかも逃げ込んでいるだろう。

◆DOG◆

◆LAND◆

【アイデンティティ・メルトダウン】

 タイトルはアニメ『お兄ちゃんはおしまい!』のOPからだ。特にTSしたりはしないが、チームの兄貴分のあいつがインドア警備隊に敗れサヨナラし、仲間と本拠を失ってアイデンティティが崩壊しそうになる。

 ネオサイタマの方がだいぶ最終決戦に向けて煮詰まってきたので、キョートの状況も把握しておこうと思いカメラがキョートに向かった。元シナリオではセンジン地方のアルカナム系列企業にラオやんの命令でカチコミしてくるドミナントを迎撃するのだが、今ラオやんはアレだし日本とキョートは戦時中だし、共和国に潜入しているテロリストならあいつらがいるので破壊工作してもらうことになった。前にジェネレーターを攻撃したこともあるな。迎撃するのはドミナントならぬ因縁深いトゥールビヨンとジョンだ。

 しかしトゥールビヨンを4人で囲んで殴るだけってのも芸が無いし、いつぞやのように分断して一騎打ちで各個撃破させてみよう。ダイスを振ったらいきなりヴォルテージで、えいやでぶつけてみたらなんかナムアミダブツが命中し、原作通りにあっさり爆発四散してしまった。すまんな、本当にすまん。だがまあ破壊工作してる敵国のテロリストだし、これもインガオホーではあるか。4人揃ったままだと強すぎて動かしにくいしな。

 同じくダイスを振って次の相手を決めたところ、フェリクロームだ。ムテキ使いのイアイ使いでトライアングルリープも積んだし、痛打累積でムテキ使いには相性が悪いが、トゥールビヨンもジュー・ジツ使いのグレーター・ムテキ持ちだ。互いにリソースを削りまくったところへ、出さないわけにもいかないので仲間たちが駆けつけアダウチのイクサだ。

 さしものトゥールビヨンも連戦で疲労しているところへ、逃げ場もなしに3対1で囲んで殴られては勝ち目はない。ナムアミダブツが命中すれば1人ぐらいは殺せたかもだが、ブッダが起きていたか寝ていたかでなんとか倒され爆発四散した。実際凄まじい強敵であった。これを単独で殺したフジキドはなんなんだ。そして勝ったところで仲間は戻らず、祖国の本社はえらいことになっている。タケダ社もオムラ系列だから滅ぼされそうだが、果たしてどうなることだろうか。

◆おに◆

◆まい◆

 今は以上だ。また溜まったらやる。次は名鑑だ。

【以上です】

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