◆気がついたらスキをつけていた逆プラ作品まとめ・その11◆
おれだ。そういうわけでいつものやつだ。これで期間中のまとめとしては最後になる。おれのPUはここまでにするが、逆噴射小説大賞2019は10/31まで続く。まだ撃ってないやつは一発でもいいから撃て。五発まとめてバカスカ撃ってもいい。ただし標的はおれたちではなく逆噴射先生だ。うまく当たるように狙いをつけろ。つけられたスキの数や、誰にPUされたかなんて完全にどうでもいい。おまえの銃弾を、おまえが撃ち込むのだ。
前回はこれだ。
おれの作品やPU記事がPUされている。どれもすごいので読むといい。
おれの五発目はこれだ。
ライナーノーツはこれだ。
さて、そういうわけだ。さくさくやろう。非応募作品は金曜日にやる。
◆
◆掌◆
一発目。イマジナリ・紅葉狩り
秋といえば紅葉だ。まんじゅうを眺めて、与作は目を閉じる。秋の山に来た与作、赤子を背負った哀れな女、そしてカタナを振りかざした危険なサムライ。サムライは紅葉を求めてやってきた。緑の葉ばかりのもみじの間に、赤い初もみじ。それを見つけたサムライは……まさか。いや、これは与作のイメージの世界だ。たぶん。パルプを書く者は危険なイメジを弄ぶ。
◆鮫◆
二発目。シャーク・イン・アーク
ノアの方舟にサメがやってきた。ついでにギルガメシュとエンキドゥも乗っている。神の力で自ら増築を続ける方舟は、もはや一つの大都市だ。そこでサメリーマンめいたサメによる動物殺しが起きる。船長のノアは半神の巨人で、人類を見下しており相談には乗ってくれない。ギルガメシュも半神だった気がするがホモサピだ。次に絶滅させられるのは誰だろう。
◆殺◆
三発目。バーチャル妻と殺人犯
人は死んでも生きられる。記憶と自我をスキャンしてバーチャル空間に投影すれば、アバターを纏ってそこに復活するのだ。だがあいにく死んだ日の記憶はバックアップされておらず、彼女がどうして死んだのかは本人にはわからない。しかし……彼女の夫は知っている。殺したからだ。彼女の幻影はあっても、死んだ彼女は戻らない。どっちが彼女だ?
◆🛸◆
四発目。ヤクザVSエイリアン
テッポダマが悩んでいる。暗殺を断れば死、逃げれば死。暗殺に失敗して死ぬか、成功して死ぬか。いずれ死ぬしかないならば、咲かせてみせろヤクザの華を。そう思って標的にGUNを構えると……ぽわわわわわわわ。……これで悩みは解決か?そうではない。確実に標的を仕留めなければ。こんな話を報告すれば嘲笑われるだけだ。標的を横取りしたUFOを追え!
◆亀◆
五発目。ヒットマン対アリゲイタートル
ヒットマンの標的は人間ではない。ワニガメだ。体長1メートルもある獰猛な生物で、攻撃力も防御力も相当なものだ。主人公はそいつをペットとして飼っていたが逃してしまい、始末せねばならなくなる。緊張感が溢れるが、所詮は動物、撃てば死ぬ、はずだ。当たって弾丸がつらぬけば。しかしながらこいつは……銃弾を止める。おそらく知性がある。ヤバいやつだ!
◆音◆
六発目。ラッパが吹き鳴らされる時
始まりが終わり、終わりから始まる。終末のラッパじみて音楽が響くと、棺桶から死人が立ち上がる。四人が蘇り、五人目はまだだ。やつらを殺したのは何者で、やつらはなぜ復活したのか? ともあれ、こいつらはケリをつけた、と告げられている。殺したやつをとっちめに行くのだ。音楽が響き、ダンスがこの世とあの世をつなぐ。ノリノリだ。
◆Oh, lord I want to be in that number◆
◆When the saints go marching in◆
以上だ。健闘を祈る。
【ひとまずおわり】
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