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◆気がついたらスキをつけていた記事まとめ92◆

おれだ。ゴールデンウィークもたちまちのうちに過ぎ去り、通勤通学も一部再開され、あれこれもコモディティ化してきたようだ。相変わらず自粛しないやつはしないし、不安や怒りを煽る欺瞞記事は毎日撒き散らされ、理不尽なクレームや魔女狩りが横行するが、それでもやるべきことをやっている人はとても偉い。物事に完璧はない。信頼できる専門家の意見を聞きながら、その都度正しい方向に調整して、探り探り進むしかないのだろう。

前回はこれだ。

さて、いつものやつだ。さくさくやろう。

◆憶◆

一発目。リメンバー・ミー

群像劇の登場人物を印象づけ、覚えやすくするための実際わかりやすい創作指南だ。現実においても会った人の外見と名前を覚えておくのは大事だ。小説では名前や二つ名、話し方、毎回繰り返される同じ外見描写(名刺)で判別する他ない。僅かな描写で強く印象づけることができればいいが、選挙カーが候補者の名前を連呼するように、記憶は反復によって定着する。ニンジャヘッズはトレンチコートとハンチング帽でフジキド・ケンジを連想するだろうし、明智光秀はドラゴンに乗って空を飛ぶ四本腕のニンジャです。

◆話◆

二発目(二発目)。人よ人世に人見頃

一発目の記事はいろんな創作者に刺さっており、様々な反響を呼んだ。それぞれのスタンスが出ており参考になる。小説とは地の文だけにあらず、会話がなければならない。一人で考えているのだって自分や世界との会話だ。人はコミュニケーションを必要とする生物で、対話自体が娯楽になる。独特の呼吸や空気、感情、共感を表現でき、そこから世界が広がっていく。おれ自身は他人との会話が苦手だが、そういや以前ご好評頂いた「悪党の対歌」はタイトル通りの対話劇だな。たまには何か書いてみようかしら。

◆壁◆

三発目。俺たちは壁の外へ

「原稿用紙二枚分の感覚」という応募企画に投稿された作品、つまり800字小説だ。壁からいろいろな声が聞こえるが、主人公は壁の向こうを見ることも触れることもできない。SNSとかのつぶやきのように。けれど、壁の向こうにはやはり誰かがいる。少しだけ、その向こうに何かを届けることはできる。そういう寓話のようだ。時間制限や爆発については謎めいている。

この応募企画には他にもパルプスリンガーたちが参加していたが、応募期間はもう過ぎており、企画主による評が始まっている。参加したからには批評はされる。評は詳細で手厳しいが、この作品はどう評価されるのだろうか。

🐙

死発目。ディズニーヴィランズ・グラマラスキラーズ

話はガラリと変わって、ディズニーの悪党たちグッドルッキングガイズにした顔が近い乙女ゲーム、ツイステッドワンダーランド(ツイステ)の紹介だ。このV存在はnoteでよく特撮のことについて語っているようだが、ゼロワンで検索した時に見かけた程度で詳しくは知らない。ツイステで検索したら出てきた。すきなものを熱く語るのはよいことだ。

「エッ、貴方なぜ急にツイステ?」まず昨夜この診断をしたらこう出た。

おれはディズニーに詳しくなく、彼女についても知らなかったので、調べてみたら割と人気らしい。「リトル・マーメイド」の悪役で、タコの下半身を持つ太った魔女だ。英語発音ではアースラだが、診断ではウルスラと出た。おれはよく自らを深海生物と称するし、暗闇の雲とか戦艦レ級といった女ヴィランみがあり、それなりに気に入った。

で、さらに調べていくと、今をときめくツイステのタコに出くわしたというわけだ。左右には幼馴染のウツボ兄弟を侍らしておりバランスもいい。興味を持った。おれはこいつからツイステを知ったので、こいつを中心にしてツイステ海をしばし観測してみよう。おまえはどこからでも入るといい。

なんと、おれのロアであるバロン・サムディもいた(元ネタはDr.ファシリエだが、遡ればフランソワ・デュヴァリエ、バロン・サムディであることは言うまでもない)。あの野郎、最近現れないと思ったらこんなところに。

◆Come on, you poor unfortunate soul◆

◆Go ahead, make your choice!◆

今は以上だ。また溜まったらやる。

【以上です】

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