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ハイパーフリースクール構想

ややこしいこと書いてしまうと思うので、先に結論だけ書いておきます。

結論
小中学生が自律運営する、IT特化型フリースクールを作りたい。ルールを自分たちで決めて自分たちで費用を稼いで、自分たちの居場所を作る。それを高校生以上がサポートする。稼ぎ方はもちろん自由だけど、自分たちの活動や製作に対して投げ銭やパトロン支援を募るような方向がアツいと思う(*´з`)
です!

①ではまず最初から、フリースクールって?

②学校に向いてない人

オレ自身が学校イヤだった時期もあったし、行ってない時期もあったのでなんとなくこういう話題に興味があるのです。
今思えば、毎日45分~60分の間黙って座って人の話を聞くっていうのを、1日5~6コマも続けるって結構ムリある話ですよね、普通に考えて大人でもそれできない人多いでしょって思ってます。(職業訓練指導員してたこともあるのでよくわかる)人間関係にしろ、環境にしろどうしても限定的になりがちなので、学校に向いてないタイプも居て当然ですね。
かなり認識は変わってきたとはいえ、まだまだ「学校行ってない(不登校)」って世間一般ではすごいネガティブなイメージだと思います。それに対して、なんていうかすごい不条理だなぁと思うわけです。

学校に行かないという選択肢をポジティブに活かした例がこちら↓↓
※結果的には、「学校に通うかどうかではない、ハッカー的な思考が大事だ」というのが彼の主張です。


「学校が子どもたちの創造性を殺しているのでは?」という問題提起です↓↓

③ハッカースペース

突然ですが、ハッカースペース(メーカースペース)というものを紹介します。ハッカーといってもハッキングなとの話ではなく、コンピューターやものづくりに長けた人が集まってなんかするところ、です。
基本的な在り方として「なんかやってみたい(作ってみたい)とおもったらできる道具と環境があり、商業的ではなくコミュニティによって運営される自由な施設」です。

日本でもいくつか事例があるようで、ファブラボや、いつもお世話になっているGeekStudioなんかも近いコンセプトのものだと思います。
オレは子どもプログラミング教室のITeens Lab.というやつを運営しているのですが、その根本的な理念を踏まえると、「子どもプログラミング教室っていう習い事」ではなく、子供たちがたまり場にできるハッカースペースのようなものがどうしても理想形になってきます。

④フリースクール×ハッカースペース
つまり、この二つを合体させて「ハッカースペースとしてのフリースクール」ってすごい面白そうだなって思ってるわけです。
学校に行かない代わりに、ハッカースペースで最新のIT機器や工作機をつかってガチャガチャと好きに楽しく作って学ぶ、もっと詳しいお兄さんたちに教えてもらったり、ふらっと立ち寄ったプロのエンジニアなんかと戯れる。
そんな環境でならプログラミング教育の成果はものすごく発揮しやすいのではないかと思います。
しかし、正味な話、ハッカースペースはやはり機材と環境が先にあって、そこに人が集まってくるというケースのほうが多く、気軽に利用できるように利用の料金は基本的に安く設定されているため、利用者の会費で運営をまかなうというと、それはもう運営は利益出ないでしょう(笑)この辺はフリースクールとの共通点ですね。
有志の運営や持ち寄りの機材で、コミュニティとしてうまく回しているわけですね。

というわけで、「理想はそうなんだけど、ちょっと商業的に無理あるわ」ということでなかなか踏み込めていない領域でした。

⑤自律運営

前提として、
・現状日本の教育では商業や経済について教えてなさすぎるのではないか?
・自分の生活に直結する場面がないと、学校で勉強をする必要性は感じにくいのではないか?

という疑問から、ITeens Lab.の中では「子どものうちから、実際にお金や何かの実益に直結する、職業的な体験や経営的な体験をしたほうがいい」という風な考えがあります。
※子どもが運営する仮想通貨決済の駄菓子屋

であれば、フリースクールに通う子たちが自分たちのほしい機材を買うためや、自分たちの居場所を運営するために、その費用を実際にデジタルコンテンツで稼ぐ活動そのものをフリースクールのテーマとして扱うと良いのではないかと考えています。
もちろん、それだけでまかなうことはとても難しいとは思いますし、単純に児童労働させているのとどう区別するんだというのもデリケートな部分です。ITeens Lab.らしく【強制しない】というルールでガイドラインを引くことになるでしょうか。。
必要資金だけでなく、運営に関するルール決めやコミュニケーションも子どもたちの主体で進められるのが理想です。

⑥デジタルコンテンツで稼ぐとは?

要するにパソコンを使ってお金を稼ぐことです。もちろん簡単なことではありませんが、クラウドソーシング・アフィリエイト・Youtuberなど選択肢は案外たくさんあります。

コミュニケーションが経済になるという考え方を上記に書いています。実際にYoutubeやブログなどで生計は立てられますし、このnoteのようなサービスを使えばその他の形式のデジタルコンテンツも販売できます。

⑦コミュニティ型の経済の発展

コミュニケーションが経済になるというのであれば、その行先はココです。いまでいうとオンラインサロンや、Showroomのような投げ銭機能のあるサービス、Patreonなどのパトロン支援プラットフォームです。
基本的にプレイヤーとファンとの交流や、プレイヤーの持っている情報などにお金が発生するのでなおさら年齢の垣根が低くなります。そして、こういったコミュニティ型の経済でしっかりと収益を得ている人もいますし、当然圧倒的に儲けている人もいます。
つまり、子どもでも持っている価値や情報の出し方・プレイの仕方次第で大人以上の収入を得られる可能性があるはずです。事実、こういったモデルですでに大成している人の多くは20代で若い世代のほうが適応できるものと考えています。

⑧ITeens Lab.もPatreonによるパトロン募集を開始!

その可能性を模索するためにまずはITeens Lab.としてPatreonに登録し、パトロン募集を実行しました。
1$会員:パトロン限定の活動報告
5$会員:パトロン限定のSlackチャンネルに招待
10$会員:
オリジナルSNSアイコンプレゼント
20$会員:
カリキュラムや運営に関しての投票権利

上記リンクから見れますので、ぜひパトロン参加してください~(*'▽')☆
Patreonの使い方

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いかがでしたか?これを「ハイパーフリースクール構想」と名付けました。本当は「スーパーフリースクール」が良かったんですけど、その昔「スーパーフリー」っていう名前の怪しい集団がいましたからねw
そのうちITeens Lab.がフリースクールを始めると言い出したらこれのことだと思ってください(*_ _)☆

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