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正論いうやつ もう good night

正論をぶつけるのではなく、相手に最適解を気づかせられる壁打ち相手になりたい。

ふとそう思い、このツイートをした。

今回はそう思った理由についてお話したい。

理由1:正論で人は動かない

正論で、人は動かない。

引用:正論だけ言ってればいいと思っているようじゃ、POISON

正論で人を動かそうとしても、なかなかうまくいかない。

先日読んだりょかちさん(@ryokachii)のnoteにいい例え話があった。

有名な『北風と太陽』の話。

「コートを脱がせたほうが良い」というお題があるときに、"服を脱がせる"という行為に向けて、自分が全力をかけて風を相手に吹きかけてコートを吹き飛ばそうとしても、相手の心に妨げられる。正しいのは、相手がコートを脱ぐように促すことなのだ。それがたとえ、力づくではできなくて、手間がかかったとしても。

力づくでは相手は変わらない。

相手に変わるきっかけを与え、行動を促すことが大切なのだ。

理由2:正論は元も子もなかったりする

つい最近、Amazon Alexaが発した言葉が話題になった。

「地球のために人間は死んだほうが良い」

これを聞いた瞬間

「いや、そうかもしれないけど...」

と僕は思った。

Alexaの言うことは正論かもしれない。

けど、その正論が適切だとは限らないと思う。

それを言っちゃおしまいだよね、というのが正論だったりする。

理由3:正論はAIが言うようになる

さっきの例のように、AIは正論が得意だ。

論理的に正しいことを教えてくれる。

そういう時代において、人間が語るべきはAIには語れない部分。

それはきっと最適解なんだと思う。

複数の条件や人間の感情を考慮し、総合的に判断する力。

その点において、AIはまだ人間に及ばないだろう。

正論しか語れないようじゃ、AIに取って代わられてしまう。

相手の最適解を紐解く

壁打ち相手に求められているのは正論を教えることではない。

話を聴きながら、相手の心の深いところにある最適解を紐解いていくことだ。

相手に気づかせ、行動するきっかけを与える。

北風ではなく、太陽のような存在でありたい。


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