✨お家でワンランク上の本格中華!!エビチリの作り方✨プロの知識を大公開!!
みなさんこんばんは!
本日は、休みで久しぶりに「エビチリ」を作りました。
本日使用したエビはサイズ大きめの(ブラックタイガー)です。
良くスーパーには「バナメイエビ」と「ブラックタイガー」の2種が大抵並んで置いてあります。
さて、この2つのエビの違いはと言いますと、ネットなどで検索しても出てくるように・・・
「ブラックタイガー」は、水底を這うように生息しているため、養殖をする場所も限られており、養殖される期間も半年ほどかかります。
あと、食べた時の食感としては、ぷりぷりのコリコリでエビ本来の食感が楽しめます。
もう1つの「バナメイエビ」はと言いますと、淡水に近い場所でも育つ上に、ブラックタイガーとは違い、水中を泳ぐように生活しているので養殖出来る量も多いです。そして、なんと言っても養殖される期間も3~4ヶ月程とブラックタイガーより短いのです。
また、食べた時の違いはと言いますと、口当たりが柔らかくて、甘みがあるのが特徴です。
そういった所からバナメイエビはブラックタイガーと比較すると比較的安価で購入する事が出来ます。
今回、ブラックタイガーを使用しましたが、コレは、バナメイエビでも全く問題ありません。
さて、エビの美味しく食べる為の下処を少しお話していきます。
料理を普段からされてる方や料理に興味のある方はご存知の方もいらっしゃるとは思いますが・・・
エビの下処理方法
↓↓↓
・殻を剥きます。
・背中の方に軽く切れ目を入れて背わたをとります。(ここに砂などが入っておりそのままだと食べた時に嫌なジャリジャリ感があります。)
・エビに塩をひとつまみ程まぶして全体を揉み込みます。
・エビから黒い汁が出てきますので片栗粉をひとつまみ程まぶしてさらに揉み込みます。
・流水でこの黒い汁を洗い流します。(水を2〜3回替えて洗っても透明な水になるまで)
この作業は、エビのもつ特有の臭みと汚れ、ヌメリを取るための下処理方法です。
エビや牡蠣などの下処理にはこの方法を使います。
なかなか料理はこういったひと手間を加える事でワンランク上の美味しい食べ方がご家庭でも簡単に出来ちゃいます!
ここからは中華料理では基本となる食材の下味のお話しをして行きます。
エビの下処理を終えましたら、クッキングペーパーなどで水気をとり、ボウルで塩、コショウ、紹興酒(料理酒でもOK)、卵白、片栗粉で下味を入れます。この時しっかりと卵白を斬る様に揉み込みます。そして、片栗粉はやや多めにします。
お店等ではここに油を少し加えて保存します。
ご家庭ですぐに使われる場合は油を加える必要はありません。
ここまではエビの準備になりますが、コレをする事によってエビ自体の表面がコーティングされて、火を通す時も硬くならずにぷりぷり感が残り口当たりが良くなります。
※あまり火を通し過ぎるとエビが縮んで固くなるので注意してください。
今回は、この準備したエビを170℃の温度で揚げてあります。
※先程お話ししたように、ここで完全に火を通してしまうと仕上がった時のエビが火を通し過ぎてしまった状態になり硬くなるので、表面の色が白くなってきたら油から引き上げます。
余熱でも火が通る上にソースと絡める時にも火が入るのでその分を考慮して。
さて、いよいよ決め手のチリソースの作り方です。
・ニンニクと生姜を1:1の割合でみじん切りにします。そこに豆板醤も同量加えます。(辛いのが苦手な方は少なめでも調整可能です)
・白ネギを5センチくらいみじん切りにします。
・フライパンにニンニク、生姜、豆板醤と、油を大さじ2杯程入れて、中火で香りが出てくるまで炒めます。(焦げそうになったら火を弱めても大丈夫です)
・次に、スイートチリソースを大さじ2杯〜3杯くわえてさらに軽く炒めます。
・水を200ml、鶏がらスープの素小さじ1杯、砂糖大さじ2杯、コショウ少々、トマトケチャップ大さじ2杯、紹興酒(料理酒)大さじ1杯、白ネギのみじん切りを加えます。
・ひと煮立ちしたら、1度味見をして、味を調整します。
※甘み足りない時は少しスイートチリソースを足すか、砂糖で調整、コクが足りない時はトマトケチャップを少し足してください。
☆ポイント☆
あまりトマトケチャップが多いとしつこい味になってしまうので注意してください。
逆に味が濃すぎた場合は水を少しづつ足して調整してください。
・味が整ったら水溶き片栗粉を加えてとろみを付けます。
ここでのポイントは火を弱めて少しづつ全体に回すように加えていきしっかり混ぜてから再度火を中火にしてください。火が強いままとか、一気に入れてしまいますと混ざる前に固まりだまだまになってしまいます。
もし、不安であれば1度火を止めてから水溶き片栗粉を加えて全体をよく混ぜてから再度火を付けてもかまいません。
・とろみが付いたら、ひと煮立ちさせていただいて揚げておいたエビをソースの中に加えます。最後の仕上げに酢を大さじ2杯加えて火を止めて完成!!
お好みで最後にごま油を加えて香りをつけるのもOK!この時のごま油は小さじ1杯位が良いかなと思います。
最後に酢を入れることによって豆板醤や、スイートチリソースの絡みの角がとれて、まろやかな味になります。
お皿にレタスや、サニーレタス、などを敷いてその上にエビチリを盛りつけるのもありですし、今回自分は、ほうれん草を、4センチ程の長さに切って、ニンニク、生姜のみじん切りと塩、コショウ、紹興酒(料理酒)、ごま油で強火でサッと今めたものを周りに敷き詰めて真ん中にエビチリを盛りました。
家庭でも美味しいエビチリが食べれるので是非1度お試し頂けたらなと思い、中華料理の王道のエビチリを紹介させて頂きました。
もし、チリソースを作るのがめんどくさいとか、イマイチ分からないって人は市販のチリソースを買ってきて作ってもらってもかまいません。
市販のチリソースを使ったとしても上記のエビの下処理と下味を付ける手間さえ加えてもらえれば間違いなくワンランク上のエビチリが食べられると思います。
また、作って見た感想や、分からないことの質問等何でもわかる範囲の事はお答えできると思いますので気軽にコメントで聞いて来てください!
返信は100%致します!
この料理の作り方が知りたいって言うリクエストなどもどしどしお寄せください!お待ちしております┏●
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