書評 : 科学的な適職-鈴木祐-

今回紹介する本は科学的な適職です!

前回の投稿からなんと20日も開いてしまった。一日一冊を目標にしていたのに。

この本は、マイナビの就活説明会で紹介された本です。適職につけずに3年以内に辞めてしまう大卒に向けた一冊だそうです。

ちなみにメルカリで800円で買いました。学生はお金がないのです。

今回は短く、書かれていたことを突っ込むだけにしておきます。


・人間の脳は職探しに向いていない。

ちょっと前まで人間はみな士農工商だったもの。

・好きを仕事にするべきではない

スティーブ・ジョブズは「自分の好きなことを仕事にした」なんて言っていたが、実はそうでなかった。この話を交えて「好きを仕事に」を否定していた。「好きを仕事に」はわかりやすいですね。でも、どんな仕事でもやめたくなるような嫌なことは起きるからね。念願の希望する職種について幻滅するよりはしっかりリサーチしておこう。

・給料に引かれるな

これはみんながやりがちで自分もやってしまうところだった。バイトやってて感じたけど、給料が上がったら嬉しいけど、そんなに嬉しくないもんなんだよね。

・視野狭窄になるな

ライト兄弟の例を交えて視野が狭いと自分に適したものを見つけられなくなるそうです。この作者も自分の視野が狭いことを自覚しているそうです。

・性格診断を信用するな

もうここまで否定されると適当に選びたくなる。

ただし、攻撃型と防御型の適正は高いらしい。

・適当に選ぶな

この本にはこんなこと書かれてた気がする。(うろ覚え)

・自分と似た人の集まる職場で

学校においてもそう感じることは多い。私は真面目な性格なので、休み時間に参考書をよく広げる。高校の時は周りにそんな人が多かったり、一緒に勉強する人がいた。しかし、学部は違った。「またえなみん休み時間に勉強してる」と、嫌味混じりに言われた。だから学部時代はキョロ充になってしまい。何もしなかったけど、京大院にはそんな人がいないので本当に楽。

・面接などで、人事は人を見抜けていない

じゃあなんのために面接ってあるんだよ。でも、ないよりはマシのようなことが書いてあった気がする。


これ以上覚えていない。覚えているとしたら、アメリカの大学の心理学実験のデータがたくさん紹介されていた。心理学の実験が有効なのは分かったけど、アメリカばかりのデータなのはなんでだろう。世界一の大学が集まる覇権国だけど、国民性もあるだろう。



以上!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?