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2022年からの活動について

以前のようにnoteの更新ができていなくてすみません。いったい私は今何を考え、何をしているのか。今年に入ってからの活動を振り返りつつ、ご報告したいと思います。

博物館通りを活動拠点にしました。

4月で、敦賀市地域おこし協力隊に就任して1年半。最大3年間の任期も折り返し地点を迎えました。noteでの報告が遅れましたが、昨年度末より、私は「博物館通り」という場所に拠点(仮)を作りました。これまでのオールジャンル・オールエリアでの活動から一転、軸足を置いて、より深い活動を目指すためです。

最初の一年半は、どこかに属することなく、市内全域さまざまな方にお会いして、お話をうかがってきました。それはとても刺激的で、「わたしとつるが」という冊子のように、自分なりの表現に落とし込むこともできました。でも、SNSや紙媒体での発信だけでは、どこか表面的にしか関われていないような、孤独感とも似た感覚に悩んでいました。プライベートでは、一個人として接してくださる友達がたくさんできました。しかし、地域おこし協力隊という仕事においては、市内唯一の肩書きであり、自分でゴールを設定し、一人で考え一人で行動するのは、孤独との戦いでした。(こういう状況が私には向いていたのではないかとも思いますが)

「自分の居場所を、自分で作りたい」

振り返ってみると、そういうことだったんだと思います。これまで関わらせていただいた方々との関係はそのままに、もっと深い活動をするためには、「自分の居場所」を作るのが最善だったのだと思います。

では、それをどこに置くのかというと、やはり就任すぐに参加した敦賀Rハッカソンの仲間がいる「博物館通り」が自分にとって最も深く関われる場所に感じました。3日間ここのことだけを考え抜いただけあって、「わたし以外の人があのビルを拠点にしてしまったら後悔しそう」というような、もはや執着にも近い愛着があります。

拠点(仮)ができてみて。

今年の2月、敦賀Rハッカソンで同じチームだった、今井さんが花屋をオープンするのに合わせ、そのお隣にある階段スペースに机と椅子をおいて事務所を作りました。

本当は、博物館通りの中でも、今の場所とはちょっと違うところを使おうとしていました。自分のやってみたいこと、暮らしの理想を詰め込んだ事業計画もつくりましたが、さまざまな事情で実現には至らず…。

最初は階段横のスペースに棚と椅子を置いただけ。
そのあと、かわいい扉をつけてもらい、快適な作業スペースが出来ました。鳩時計みたいな小窓がポイント

苦肉の策で階段スペースに作ったら、一番わたしらしい拠点ができました。GWには、現役大学生がわざわざ訪ねてきてくれたり、友人・知人がここで仕事をするわたしの姿を見て面白がってくれたり。まだまだ小さなことしかできていませんが、拠点を作った意味はあったのではないかなあと思っています。

拠点を作って始めたこと。

2月に拠点を作り、4月からは、「晴れの(日)」というイベントのようでイベントとは異なる、言葉ではうまく表せない催しをはじめました。

博物館通りは、敦賀の市場発祥の地であり、「晴明の朝市」という朝市が長期にわたって開催されてきた場所です。しかし、その朝市はコロナ禍で閉場してしまいました。

今は市内でマルシェイベントがたくさんありますが、その先駆け的な存在であったという「晴明の朝市」。その歴史を受け継ぐイベントとして、また博物館通りが好きな1人の客目線から「今の博物館通りにふさわしい形」を考えました。

博物館通りというエリアをどのように捉え、どのように「晴れの(日)」を「編集」したのか。続きは次回のnoteに書きます。


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