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「わたしとつるが展」を開催して。

10月30日から11月7日までの10日間、「わたしとつるが展-写真で見るハイパーローカルチャー-」を開催しました。

▼展示会についてはこちら

ちょっと遅ればせながら、展示会の振り返りをしたいと思います。

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試行錯誤した空間演出

まず、もうほんとにここが要!っていうくらいに、こだわったのが空間づくり。ただ写真を見る写真展にはしたくないと会場選定から写真の配置やお客さんの動線まで力を尽くしました。

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アートディレクションを担当していただいたさわださんとアイデアを出し合いながら制作。さわださんがいなかったらヒッチャカメッチャカになっていたことは間違いありません。

個人的にお気に入りだったのは「商店街」のコーナー。

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さわださん作のフライヤーと同じく赤白の紐を使い、もともと「メンバーズクラブ橘」で使われていたのであろう棚を商店街にしました。

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設営は10月25日から10月29日までの5日間。日によっては23時ごろまでかかりました。大学時代、ファッションショーを作るサークルに所属していたのですが、寝る間も惜しんで作業をしていたあの頃を思い出しました。

PCを前に文章を整える時とは違う、久しく感じていなかった独特の疲労感に新鮮さを感じながらも、焦ったり、カリカリしたりとなんだか落ち着きのない期間でした。

「自己満じゃない感じが良かった」

会期は10日間。福井新聞やRCNから始まり、各種メディアにも取り上げていただき、合計265名もの方にご来場いただきました。

ちょっとわかりにくい場所にもかかわらず見つけてくださった皆様、ありがとうございます。久しぶりの再会なども多く、一年の早さを感じました。

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そんな中で、いつも髪を切っていただいている美容師さんに素敵な感想をいただきました。

「西山さんらしさもさわださんらしさもあるけれど、自己満足じゃない感じが良かったんすよね」

まさに、目指している姿かも。まずは自分が楽しいと思えることを、楽しむスタンスを発していく。それを周りにいる人も面白いと思ってもらえる。ここまでできると、自己満足ではなく、共有できる楽しみに変わると思うのです。

もちろん、ご来場いただいた全ての方に同じような感想を持っていただけたかというと、そうではないかもしれません。しかし、福井で出会った上記のような生き方をする方々に憧れ、そういう生き方をしようと敦賀にやってきた私にとって、この一年の成果を少し感じられるコメントでとても嬉しかったです。

今後の展望

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さて、そんな「わたしとつるが展」の今後はというと、同時期に複数拠点で開催するなど、物理的な幅を広げた開催ができたら良いなと思っています。

また、今回は写真表現を活用した展示会でしたが、写真だけでなく色々な形で開催していきたいと思っています。(それがどんななのかは今はパッと浮かびませんが...敦賀を舞台に書いた演劇とか?)

ひとまず、一年目の総まとめ。

ここの最後に書いた目標のようなものはなんとなくこの一年でやっていたような。あと二年、引き続き敦賀を楽しむスタンスは忘れずに、思いきり動いていきたいと思います。








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