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就活で得たこと〜商社マンの回想録〜

今日は、これまでと全く違うテーマなのですが、大学の後輩から就活のことについて聞かれることが多く、OB訪問もする側からされる側になってきました。
私自身、就活はかなりガチ勢だと自負しているので、就活で得られたことを共有したいと思います。
その前に簡単なプロフィールだけ紹介します。

プロフィール
業種:商社
年次:新卒3年目
出身:田舎の村出身
大学時代:都内私立大学
留学経験:中国に1年間留学

就活とは人生で唯一フリーパスが使える期間

就活では色んな業界のビジネスを覗け、そこで働く人にも簡単に会うことができます。
しかも、全てタダです!
当事者の就活生からすると、そんな状況を楽しむ余裕はないと言われちゃいそうですが、考えてみると、これってすごいことだと思います。
学生という利害関係が生じない身分で、しかも採用の対象という条件がない限り、こんなどこの会社にも入れちゃうフリーパス状態は起き得ません。
しかも、場合によっては人事が会社の中でもエース級の社員を用意してくれるので、まさに至れり尽くせりです。
では、就活で具体的に何を得られたかですが、主に下記2点です。

就活で得られること
①世の中の見方が変わる
②一流の社会人の生き方が学べる

①世の中の見方が変わる

これは、意識して就活する必要があるかもしれないですが大事なポイントだと思います。
私は意識的に興味がない業界の説明会やインターンも時間が合えば参加していました。
なぜかというと、ビジネスの構造が学べたり、実際に仕事を体験できたりするからです。
例えば、インターンをしていた新卒採用のコンサルタント会社ではひたすらSEO対策をしていました。
なぜ、アフィリエイトやネットビジネスでもないのに、SEO対策が必要かというと、中小企業は学生から見つけてもらうことが始めの一歩であるため、ネット上でいかに学生の目につくかが必要になります。
こういったことは、普通に生活しているだけでは、まず気がつかないことなので、勉強になりました。
こういった色んな企業を覗くことを続けていると、自然とこの業界はどういう仕組みで利益を得ているのかと消費者とは異なる目線で世の中を見ることができるようになります。
かくいう商社の世界も、メディアでのイメージでは華やかかもしれませんが、実際はモノを持っていない分、人の勝負になるため、人づきあいや、無茶振りに耐える泥臭さが大切だと感じています。

②一流の社会人の生き方が学べる

社会人になると、どうしても社外の人と知り合う機会は少なくなります。(その点で、Noteはユーモア溢れる人達と出会える貴重な場だと思います。)
しかし、就活では気軽に社会人と会うことでき、相談にも乗ってくれます。
これまた、タダな上にご飯までご馳走してくれます。
こんな貴重な機会は就活時にしかあり得ません。
私は、貴重な機会を活かすべくOB訪問を1年間で60件近くこなしました。
それくらい魅力的な機会でした。
一人一人、同じ会社でも考え方が異なっていたり、就活で内定獲得に必死になっている時には、会社に入ることがゴールじゃないと教えて頂けました。

まとめ

今回は、就活で得られたことについて私自身の経験を書いてみました。
この記事がたくさん見てもらえることになれば、また続編を書かしてもらうかもしれません。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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