目的と目標を理解して、受験合格までの地図を作ろう。

さぁ、今日のテーマは【目的と目標を理解して、受験合格までの地図を作ろう。】です。

どちらもよく使われる言葉ですが、実はちゃんと理解している人は少ないのでは?

この2つの言葉をしっかりと理解し使い分けることで、じぶんの学習目的と目標を明確にすることができます。

それではシンカ先生とライナー君との対話を通して、目標設定の仕方を学びましょう。

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ライナー君:ああああああああ!!!!!!なんで勉強なんかしなきゃいけないんだぁぁあああああああああ!!!!!

シンカ先生:おぉ、ライナー君。今日はいつにもまして爆発しとるね。

ライナー君:あぁ、先生。だってこの問題、難しすぎてさ。さっきからずっと考えてるんだけど全然わかんなくてさ。そしたらだんだん嫌になってきて。グルグル考えてるうちに、何で勉強なんかしなきゃいけないんだって思い始めて。。もう生きてる理由もわかんなくなってきて。。。もうやだってなってた。

シンカ先生:あらら、重症だね(笑)まぁ、でも気持ちはわからなくもないよ。きっとライナーくんは人生の目的と目標の両方を見失ってるんだよ。

ライナー君:目的と目標?

シンカ先生:そう。目的と目標。この違いわかるかな?

ライナー君:うーん、、よくわかんないな。よく使ってる言葉だとは思うんだけど。

シンカ先生:そうだよね、でもこの2つの言葉をしっかりと理解しておくと、じぶんの人生を見失わずにすむかもしれない。さて、下の図を見てくれるかな?

ここからは、マラソンに例えて説明するね。スタート地点がライナー君の【現状】を示しているよ。

そしてマラソンには必ずゴール地点があるよね?永遠に走りつづけるなんて無理ゲーだもんね(笑)マラソンでいうところのゴール地点が【目的】になるんだ。

ライナー君:なるほど。たしかにゴールもわからないのに確かに走り続けることなんてできないよね、走る気にもならない(笑)

シンカ先生:まさにそのとおり。だからゴール=目的をしっかり定めることが大事なんだ。

ライナー君:それって僕で言えば志望校ってことかな?

シンカ先生:いや、勘違いしやすいんだけど志望校がゴールではないんだ。ゴールはもっと大きなものだよ。じぶんの人生をどんな風に生きていきたいか、人生の目的といえるものだね。

ライナー君:えぇ、そんなの今の僕にはわからないよ。もっと大人になってからじゃないと。

シンカ先生:いや、大人になっても人生の目的がわからない人は沢山いるよ(笑)それにゴールが変わることだってよくある。社会に出て初めて気づくこともたくさんあるし、経験を通して人は変化していくからね。だから人生の目的には正解も不正解もないんだ。ここで大切なのは、今の時点で、ライナー君がどう感じているか、ということなんだよ。

ライナー君:僕が今どう感じているか、か。

シンカ先生:そう。ライナー君はものづくりが好きなんだよね?

ライナー君:うん、僕は昔からレゴとか好きだったし、今でもマイクラにハマってるんだ。最近は受験勉強であんまり遊べてないけどね。大学に入ったらもっと大きなものを作りたいなと思ってる。例えばドローンとか。創ったものが誰かの役に立ったら仕事になるかもしれない。

シンカ先生:ものづくりが好きだから、ものづくりがしたい。そして誰かの役に立つ。めっちゃいいじゃん。まさに、それが人生の目的だよ。作りたいものが変わっても、【好きだ】という気持ちがある限り、それをやっていけばいい。

ライナー君:そうか、それが僕の人生の目的か。

シンカ先生:うん。今の時点のライナー君にとってのゴールが明確になったね。次は目標についても考えてみようか。

ライナー君:そうか、目標が志望校合格になるんだね。

シンカ先生:おぉ、鋭いね。まさにそのとおり。マラソンで言えば目標は、ゴールに辿り着くまでの通過地点のようなものだよ。

そして大切なことはライナー君自身が、その通過地点の一つとして志望校合格を設定することなんだよ。

誰かに言われて走ってたんじゃ、しんどいだけだよね?自分の人生にとって必要な通過地点だと思うからこそ、設定するんだ。

ライナー君:たしかに意味もわからず走らされるのは嫌だな、、生きてる心地がしない(笑)でも僕が自分で目標を設定できるのかな?

シンカ先生:もちろん目標設定の考え方や効果的な方法は調べたり、自分の頭で考え抜く必要があるよ。ときには僕のような経験者のサポートがあっていいと思う。だけど自分で設定する力を磨いていくことを忘れないでほしい。これはライナー君の人生なんだから、最後は自分で決めるんだよ。

ライナー君:そうだよね、たしかにこれは僕の人生だ。

シンカ先生:いいね。それじゃ、最後に目標設定のコツを教えてあげよう。

ライナー君:おぉ!それ今の僕に必要なやつ!

シンカ先生:まずはゴールに近い目標地点を設定していくんだ。ライナー君なら、ものづくりが好きで、ものづくりをして役立ちたいという目的がある。特にドローンを創ってみたいと考えているから、機械工学を専門的に学べる大学の中で、じぶんに合いそうなところを探す。そして志望校を決める。これが目的に近い目標になる。

ライナー君:うん、それなら受験勉強を頑張りたいと思える。

シンカ先生:そうだよね。でもいきなりこの目標を達成しようとしても難しいよね。高すぎる壁が現れると、嫌になってしまうんだ。

ライナー君:うん、「やーめた」ってなる(笑)そしてじぶんの意志の弱さに嫌になる(笑)

シンカ先生:それが普通だよ(笑)だからじぶんを責める必要はないんだけど、高すぎる壁も階段をつければ登れるということを知っておいてほしい。

ライナー君:そうか、階段をつければいいのか!!

シンカ先生:そう。この大きな壁を乗り越えるために、今度は小さな目標を考えていくんだよ。志望校に必要な受験科目は英語と数学と理科で、それぞれどれぐらいの力が必要か。そして自分は何が得意で何が苦手か。今は何に力を入れて勉強していくべきか。どんな教材が効果的か。そういうことに頭を使おう。いきなり入試問題を解いてもしんどいだけだよ。

ライナー君:(まさにそれをやって挫折してたな、、)

シンカ先生:上の図のように、じぶんの課題を客観的に分析する力を身につけて、目標達成までの階段を設定できるようになろう。

そして毎回乗り越えたらガッツポーズをするんだ!よっしゃぁあああ!!ってね(笑)

ライナー君:達成感大事だよね(笑)

シンカ先生:そう!達成感は大事。それがなければ人は継続できないんだ。「よくできました!」というスタンプがあるよね、できたらスタンプやシールを手帳に貼っていくと、達成感が増して、やる気がさらに出るよ。地味だけど、これは意外にパワフルなんだ。

ライナー君:地味なのにパワフル(笑)

シンカ先生:まぁ、じぶんが達成感を感じられるものなんだったら何でもいいんだよ。ちょっとしたお菓子をご褒美にするとかね。

さてさて、一般的な教材は段階別になっているけれど、それに任せきりにするのではなくて、じぶんのレベルを見極めて本当に必要な勉強をすることで、学習効果を上げていく必要があるよ。客観的な判断が必要だから、そこは先生と相談しながら進めていこう。

ライナー君:なるほど。たしかに目標が達成できるイメージが湧いてきた。

シンカ先生:いいね。受験合格は、ライナー君の人生の通過地点。まずはそこまでの地図を創ろう。ときには失敗することもあると思う。途中で修正したって構わない。何度も繰り返していくうちに、じぶんの力で人生を決めていく力が身につくよ。

ライナー君:じぶんで人生を創り出す力だね!

シンカ先生:まさに。それこそ、本当に身につけてほしいことなんだ。

ライナー君:なんだか目標達成できるような気がしてきたよ!!さすが先生!スタンプを押してあげよう(笑)

シンカ先生:ありがとうwww

-----------------------------------------------------------------------------さて、いかがでしたでしょうか?

受験勉強ってなんのためにするのか?それって多くの学生が迷い、考えることだと思います。

私たちは受験勉強を人生の目的に近づくための大切な通過地点だと捉えています。

だからこそまずは人生の目的という、少し壮大すぎるようなテーマについても考える機会を創ることが大切だと思います。

そうして選んだ志望校(大きな目標)を達成するために、是非一緒に頑張っていきましょう!

それでは今日のまとめです。

人生の地図の描き方
1. 現時点での目的地(ゴール)を明確にする
2. ゴールに近い目標地点(大きな壁)を設定する
3. 大きな壁を乗り越えるための目標(階段)をつける
4. 客観的に目標達成のための手段を見極めよう
5. ひとつずつ達成していく!できたらガッツポーズ。
じぶんなりの達成感を味わうことで継続していく。

それでは、再见(サイチエン)!

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