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なんとかなるさ、をお守りにして

どうも。

このnoteを書いてから、もう1年以上経ったらしい。この頃とは環境がまるで違っている。

今、私は正社員として働いている。あんなに就活を嫌がっていたのにも関わらず、そんな嫌だった就活を経て、いろいろ経て経て、今は正社員になっている。前の仕事のように「早く辞めたい…」とはあまり思わず、なんとか生きている。

定職に就くまでのモラトリアム期間は、めちゃくちゃ悩んでいる日々だったように思う。

このままでいいよ。
え、ほんとにこのままでいいのか?いや、ダメだよな。
いやいや、今のままでいいんだよ。変わらなくていいんだよ。
変わる必要なんてない。今のままでいい!!!

そんな風に無理やり自分を納得させていた。休職した人や退職した人の記事やnoteを読んで「うんうん、やっぱりそうだよね。これでいいよね」と今の自分自身を肯定しようとしていた。

だからと言って今は「人生サイコー!ハッピー!!」なわけでもない。本当にこれで良かったのか?そう思いながらも、なんとか生きている。

たぶん私は一生悩みとは腐れ縁なのだと思う。小さな悩みから大きな悩みまで、ひとつひとつ潰していきながらゆっくり進んでいくのだと思う。SNSを見れば楽しそうな日常を載せている人がいる。もちろんそれがその人の人生の全てであるとは思っていないけど、ちょっと羨ましく思うこともある。だけど自分がその人のような人生を送ったところで、結局は悩みがそばにいるだろう。

そんな悩みと肩を組んで歩いてみようか、と思えたのはこの人生、なんとかなるさ、と思えるようになったからだと思う。

私にとってのなんとかなるさ、というのは今までそうなってきたから大丈夫であるという過去の経験と、そう思っていないと心が疲れてしまうという自己防衛からできている。

まず過去の経験から。

とんでもなく悲しくなること、凹むこと、大変だったこと。それを経験している時には一生このままなのではないか、いつまで経っても光は見えないのではないだろうか、もうどうしようもないのではないだろうかという気持ちに苛まれるが、気づけばいつもなんとかなっている。本当はなんとかなっていないのかもしれないけれど、私目線ではなんとかなっている。だから、これから起きる不安要素もいつかはきっとなんとかなるのだろう。

それから自己防衛。

元来ネガティブな私は、一度ネガティブに陥るとどこまでもネガティブになる。考えうる最悪の結末のその先まで考えてしまう。これってめちゃくちゃ疲れる。病は気から、とはよく言ったもので、心が疲れていると本当に身体の体調まで悪くなってくる。だからある程度悩んだり凹んだりしたら、なんとかなるさ、でそれ以上闇に落ちて行かないようにする。なんとかなるさ、が出たらもう悩むことは強制終了。自分の心を守るためにも。

このお守りを胸に、私はこれからもなんとか生きていく。

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