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5年ぶりのスリランカ一人旅 Day5〜 世界遺産ゴール旧市街



旧市街の宿にチェックイン

蚊帳付きのベッド

トゥクトゥクで高級ホテルから安宿に到着すると、その格差にびっくりするのだが、本来の自分の身の丈に合った宿に戻っただけなので、しばらくすると慣れてしまう。

今朝まで高級ホテルだったから
差が…

人間の慣れというのはかくも都合がいいというか、贅沢に慣れれば際限なく欲張りになるし、足るを知ればどこでもパラダイスなのだ。

毎朝こんなにたっぷりの
美味しい朝食がついている

ゴール旧市街の中にあり、基本的にどこでも徒歩圏内で便利。
建物は古いけれど清潔。
コーヒーやティーのサービス、冷蔵庫は共用だが、エアコンもファンもドライヤーもあるし、オーナーのファルザンもとても親切。

旧市街の真ん中辺にある

夜、私の部屋の真ん前のテラスで、どこの国の人かわからないが、スピーカーフォンでデカい声で電話している男がいた。窓の内側から「Quiet please!」と声をかけてもやめる気配がないので、ワッツアップでファルザンにメッセージを送ると、

「きっと中国人だ!すぐスタッフを送るね!」

と言ってくれた。
中国語ではないんだが、スタッフはすぐに来てくれて、電話は止まった。

私の部屋の前のテラス
奥が隣の部屋のテラスだが、階段下で狭い

ファルザンからメッセージが来て、隣の部屋の男性だったという。
夜は静かにするように張り紙をしているけれど、守らないゲストがいて、本当に申し訳ないと謝ってくれた。
いやいや、こちらこそ迅速に対応してくれてありがとう!

メスの孔雀かな?
向かいの建物の屋根にいた

城壁の内側を1周してみる

チェックインを済ませて、早速旧市街を城壁に沿って歩いてみる。
海に突き出した半島がオランダ統治時代に城壁で囲まれ、やがてイギリスの統治に変わり、現代ではクロアチアのドブロブニクのような城塞都市で街そのものが世界遺産に指定されている。

城壁はぐるりと海に囲まれている
海沿いのモスク
ラオスのルアンパバーンを彷彿とさせる
と思っていたら、すれ違った日本人観光客は
インドのゴアと似てると言っていた。
ゴア行ったことないけど、ゴアに一票!
アングリカン・チャーチの聖堂
ダッチホスピタル
土産物屋やレストランになっている
スリランカ最古の灯台
夜は電気点いてるけど現役なのかな?
要塞と砲台
各要塞にはトリトンとかネプチューンとか
名前がついている

スリランカの元気な子どもたち

社会見学だろうか、白い制服を来た小学生から高校生くらいまでの生徒たちが沢山来ている。

どこに行っても子どもだらけで、外国人と接するのが嬉しいのか、弾けるような笑顔と歓声で「ハロー!ハロー!」と近寄ってくる。小学校低学年だろうか、聞かれることは皆一緒。「どこから来たの?」「何歳?」「お会いできて嬉しいです!」

大砲に座る子どもたち

博物館では60人くらいの小学生ボーイズから次々と握手を求められ、まるで自分がスーパースターになったかのような錯覚を受ける。

こちらはモスリムの生徒たち

夕日を見に行った要塞でも子どもたちがたくさんいた。
太鼓を叩いたり、笛を吹いたり中々元気いっぱいである。
私の英語も彼らと同じくらいのレベルなので一人の少年に声を掛けると、彼は10歳でモラワトゥワから来たという。
スクールフェスティバルがあるらしい。
きっとこの子どもたちはスリランカ全土全から来ているのだろう。

サリーを身に着けた女性の先生が、羊飼いよろしく生徒たちを追い立てていく。
途中で買い食いに走ったわんぱくボーイズに大きな声で話しかけている。
シンハラ語なので分からないが、おおかた

「こらーっ!買い物なんてしている時間はないのよ!急ぎなさい!早く!」

といったところだろう。
ボーイズは屋台に後ろ髪を引かれつつ、しぶしぶ列に戻る。

こういうのは万国共通だなあ。
「先生、お疲れ様です!」
心の中で先生に話しかけた。

人類はサンセットがお好き

夕日の要塞は大勢の人が太陽が沈む瞬間を今か今かと待ちわびている。
人はどうして皆サンセットに惹かれるのだろうか。

オレンジを絞り、甘い水と氷を加えて
よく混ぜる。
スリランカのオレンジは酸っぱい
胡椒を入れるの斬新!
でもうまいっ!

若いカップルも多い。
スリランカ人のカップルって若いうちから愛情表現が結構ストレートなのね。
お幸せにね(笑)

これ多分ヒンズーのお供えだと
思うんだけどな。
5年前にトリンコマリーで見た

夕日が落ちたところで、LINEに返信してたらヒゲモジャのサイババみたいな男が私に自分の横に座れという。
それってナンパすか?
首を横に振って歩き出す。

夕日のところで一人でスマホをいじってたから寂しい女だと思われたのだろうか…。

日本人Youtuberと思しき若くて綺麗な女の子が男性パートナーに撮影されながら、旅の解説をしている。

今回日本人も何人か会ったけれど、圧倒的に中国人観光客が多い。
そしてアグレッシブに騒々しい。
中国語が分かるばかりに、不愉快になることも多い。

博物館でも60人ほどの子どもたちよりも4人の中国人マダムの声のほうが大きかったくらいだ。

ロウソクの火を消すハサミ

町中の流しのトゥクトゥクや、店主にも
「ニーハオ!チャイナ!」と声をかけられることが多い。
私は「こんにちは!ジャパン!」と言い返し、ニーハオといったやつのサービスは受けないことにしている。

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