見出し画像

休学について

Hello,大家好!我叫小冰。
皆さんこんにちは、シャオビンです。

先日やっと休学申請が承認されましましたので、休学手続きや休学を決意するまでの経緯、これからの予定などを書き残しておこうと思います。

休学手続き

休学手続きをするにあたってぶち当たった問題は下記の3つ。
最長修業年限は延ばせるのか
休学理由を何にするか
奨学金の審査に影響するか

最長修業年限は延ばせるのか

前回記事でも触れましたが、私の学部の標準修業年限は3年です。そして最長修業年限も3年なのです。ですから、最長修業年限がもし延ばせなければ私の場合は残り1年半で卒業しなければならない、なんてことになってしまいます。
修業年限を延ばせるか否かは学校、学部によって違うかもしれませんので、休学する際は要確認です。
因みに清華大学は“清华大学研究生学籍管理规定”に最長修業年限についての記載がありましたので原文をそのまま載せておきます。

《清华大学研究生学籍管理规定》
第三章 修业年限
第十五条 研究生最长修业年限
(一)全日制最长修业年限:硕士生为三年,普博士生为六年,直博士生和硕博连读生(含硕士生阶段)为七年。
(二)非全日制最长修业年限:硕士生为五年,博士生为八年。
第十六条
研究生因创业等原因休学的,或者经学校批准保留入学资格的,最长修业年限相应顺延。

清华大学 规章制度 2022.3.21時点

上記の通り、学校の審査を通れば延長できるのですが、予め担当教員に過去の事例などをもとに判断してもらった方がいいでしょう...…もし審査が通らなければ悲惨です。

休学理由は?奨学金の審査に影響するのか

そして、休学理由。2022年3月21日時点で中国政府奨学金生が選択できるの休学理由は3つ。
创业(起業)
生病(病気療養)
疫情(新型コロナウイルスによるオンライン授業への影響)

起業については何も聞いていないので詳細は不明ですが、病気療養の場合、医療機関の証明書(日本語+英語)の提出が必要になります。コロナによる影響で休学する場合は用意する証明書は特にありません。

そして、2022年3月現時点で”生病”と“疫情”を理由に休学する場合には中国政府奨学金の年次審査に影響しません!
これは春節前には“疫情”を理由にすると影響するかもしれないと言われていたので、今後変わる可能性は大いにあります。
奨学金生の皆様はこの点も要注意です。

因みに休学期間については1年半年か選択できます。
ただ、半年後に今と同じように”疫情”を理由として休学できるかは誰も保証してくれませんので、よくよく考えて決めてくださいね。

手続きの流れ


先ずは担当教員に休学意思を伝え、上記の点を確認しましょう。

担当教員からOKが貰えたら休学申請書類を記入(ゼミの先生のサインが必要になります)、学部の審査に回されます。

学部審査に通過すれば今度は大学の審査に回され、通過すれば承諾書が発行されます。
承諾書には休学に必要な手続き(学内にいるのであれば寮からの退出等)や復学の手続きについて記載があります。

復学の手続きについては復学する一ヶ月前に声掛けてね!と担当教員に言われました。

担当教員に最初に相談してから約2ヶ月、やっと休学が認められ安心することができました。

私が休学を選んだ理由

数ヶ月悩んだ末に出した結論ですが、今は休学して良かったなと思っています。

オンライン留学で自分の力じゃどうしようもない問題は考えても仕方ない。距離を置くか、上手く付き合っていくかしかないんですよね、結局。私は不器用なので上手く付き合ってはいけないと判断し、休学という距離を置く選択をしたにすぎません。

オンライン留学で何が不満だったのか、ちょっと書き出してみました。

・“中国”で研究・勉強がしたい。
・様々な要因で100%の力で勉学に励めない。(経済面、オンラインによる制限等)
・教授や他学生との連絡が取りにくい。
・直接面と向かってコミュニケーションを取らないとどうにもならない事もある。オンラインでは諦めざるを得ない。
・授業以外の講座やイベントなど、参加できないものがある。
・将来中国で働きたい⇒その為に中国でインターンシップに参加したい。
・中国語を話す機会がもっと欲しい。

。。。。。。などなど。
挙げたらキリがないんですが(笑)
この半年で得たことも勿論ありますが、それは当たり前に得られるものであって本来ならばもっと得られるものがあった筈なんですよねぇ...…えぇ...…
ぶっちゃけ不満しかなかったですね。

もっと頑張りたい!もっと成長したい!という気持ちが空振って、しかも振り回し過ぎて疲れてしまいした。
今年の9月には渡航できるかなとか、無駄に期待をし過ぎてオンライン留学を受け入れる心の準備がちゃんとできていなかったんだと思います。
休学しようと思ったのは、休学中にしっかり気持ちの整理をして、1年間後にまだ渡航できなければ、さすがに納得できるかなと思ったからです。

もちろん葛藤もありました。
今年26歳になる私が1年間休学をすれば、卒業するのは29歳の年。(しかも社会人経験なし!)
この悩みは海外の友人に話してもあまり理解されないので、日本人は年齢を気にし過ぎなのかもしれませんね。
特に女性は結婚・出産も考えると悩みますよね。
私は20代30代の1、2年など誤差だと思っているので、自分のやりたい事を優先したいと思っています。

ただ年齢制限が設けられている職業もあるので、自分がその選択肢を潰したくないかどうか、何を一番大切にしたいか、よく考えて皆さん自身で答えを出してほしいなと思います。

休学はあくまで選択肢の一つとして捉えていただけると嬉しいです。

今後の予定

現在は派遣会社を通してお仕事をしています。
有り難いことに中国語を生かせるお仕事なので毎日とても楽しいです。しかも同僚は母語を含む2ヶ国語以上話せる方ばかりで留学やワーホリのお話を聞くことができてとても刺激的。

この1年間はやりたい研究は細々と続けつつ、中国語に関しても中検準一級にチャレンジしようと日々勉強しています。

学部中途退学から編入学、交換留学、院試...…と駆け抜けてきたので神様がくれた休憩期間なのかな、と思っています。

少しゆっくりしながらも、中国語レベルは絶対に維持したいです。いや、します。論文も一日一本は必ず読みます。
自分に甘くならないようにここで宣言しておきますね(笑)

1年後どうするのかはまたその時になったら考えます。世の中がどうなっているか分かりませんしね。

この記事が休学を考えている方のお役に立てれば嬉しいです。
休学以外にもワーホリや入学延期などの選択肢もあります。皆さんに合った選択をしてください。

暫くの間は過去の留学生活について書いていけたらいいなと考えています。
それではまた!
再见!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?