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新釈漢文大系を読むと漢文のテストとHSKに役に立つかもしれないよーという話

私が新釈漢文大系に出会ったのは中学の頃…元々三国志から中国古典に興味があった私は図書館に新釈漢文大系がズラーッっと並べてあるのを見て「うわー!カッコいい!」と思い借りました。
おそらく当時は「こんなカッコいい本を読んでいるんだ」という中二病ならではのアピールもあったんでしょうね。
そんで、その中二病が抜けずに大人になってからも購入した新釈漢文大系を本棚に並べてるっていうね😉

自己満足自己満足〜!(笑)

一番最初に手に取ったのは確か三国志で関羽が読んでいたと書いてあった「春秋左氏伝」でした。

ええ、正直全然分からんかったんですけどね😇(笑)

その後、読めそうな物は無いかなと手当たり次第、孫子、呉子、論語、孟子、荀子、老子、荘子、世説新語、十八史略と色々読んでみた気がします。
ただ私は記憶力がかなり悪いので小説を読むようにストーリーを楽しんでいたという感じです。
孟子より荀子の方が好きだなとか、荘子や十八史略、世説新語は面白いと思ったような記憶があります。

ちなみに人の名前とか正直全然覚えてません(笑)
ただストーリーを楽しんでいました。

そんな風に楽しんでいただけだったのですが、いつの間にか高校受験の漢詩で普通にチラッっと文章読めば、どのストーリーか分かるようになってまして🤣
レ点とかは苦手でしたが、内容を問われる問題については前半を見れば「あぁ、あの話か。」となっていました。
そんな訳で全く勉強してなかったですが漢文の点は結構良かったです。
(しかもレ点とか一二点は中国語習ったら不要になるはずと思い全然勉強していなかったという不真面目学生でした😎)

で、さらにですね。
この中国古典読書はまさかの中国語の試験、HSKでも役立ちました(笑)
リスニングの試験で「あ、この話知ってるわ」と全部聞かなくてもかなり早い段階で答えが分かってしまったり。

あとはなんていうんでしょう。
中国のテストのストーリーって結構教訓臭い所があったりして好きなんですが(好きなんか(笑))そういうのも、中国古典読んでいたからか「多分伝えたいのってこれだよね。」
と推測も簡単になりました。

話がそれますがTOEICの問題って読んでいても全く楽しくないけど、HSKは普通に勉強してても「なるほどね〜」という話が多い気がして私は結構好きです。

そんな訳で好きこそものの上手なれではありませんが、新釈漢文体系を読んでいる間に何か良くわからない方向に才能が伸びてしまった例でした。

ちなみに中二病になりたくない人は新書漢文体系がオススメですよ(^^)

新書なので読みやすい!
隣に置いてあるFF7は気にしないッ!(笑)

けど余す事無く全て読みたいという方は新釈漢文大系をぜひ本棚に並べて私と友達になりましょう(笑)

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