リクルートの配電盤モデルとamazonのビジネスモデル

尾原和啓さんが書かれている”ザ・プラットフォーム”。リクルートにも在籍されていた尾原さんがリクルートのビジネスモデルの1つを図解されています。いわゆる配電盤モデル、というものです。

リクルートのビジネスは色々例えられていますが、その中でもおみくじモデルと呼ばれる、おみくじ引いた時に出てくる転居、就職、結婚などは全部リクルートの巨大事業部になっているというもの。

転居はSUUMOだし、就職はリクナビだし、結婚はゼクシィ。全部でかいw。そして全部第一想起出来るもの。人間の根源的欲求の際たるものだし、かついわゆるビジネスの肝である再現性で言うとなかなか再現性がないが(大体人生で1回とか2回)、だからこその羊さん市場に狼が来たかの如く、情報の非対称性が激しいのでリクルートの独壇場となっている、と言うところです

このリクルートの強さを表現しているのが配電盤モデルで、儲かるビジネス→儲かり続けるビジネス→さらにお互いがガソリンになりエンジンになり火を燃やし続けるさらに儲かり続けるモデルが、配電盤モデル、とのこと。


配電盤モデル


これ、、、きっとみんなそれこそアマゾンのモデルを想起する人が多いと思う

画像2

リクルートの江副さんの伝説をまとめた本が爆発的に売れており帯にもベゾスの一時上司だったと言う言葉もあるとおり、リクルートとベゾスの関係がないわけではない(もちろん年齢も違うし時代背景考慮していないのでこのチャートの関係性は不明です)

1つのモデルではなく、それらが有機的つながって貢献し合うと言うこのモデルは、機関車の動力は1つだが新幹線の動力は全車両についている、とか電話網とインターネット網のトポロジーの違いのように、この時代を生き抜く生態系的なレジリエンスを持っているのかもしれません。

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