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シングル『君に捧げるlove song』

「もう行かなきゃ…」と手を振る君の後姿を見送って
ここで強く生きてく

浜田省吾『君に捧げるlove song』

こんにちは。
どうも、けこぜろです。

今回は2003年に発売された、浜田省吾34枚目のシングル『君に捧げるlove song』について。



君に捧げるlove song

『君に捧げるlove song』は、2003年9月10日に発売された浜田省吾の34枚目のシングルです。
前作『君の名を呼ぶ』から約2年振りに発売された新曲で、2003年9月26日発売のバラード・セレクション第4弾『初秋』からの先行シングルとなっています。

また、『君に捧げるlove song』は1998年発売のシングル『モノクロームの虹』以来となる、オリコンチャートベスト5入りを記録しました。

君に捧げるlove song

表題曲の『君に捧げるlove song』は、亡くなった妻が夢の中に現れるという内容のラブソングです。
「夢の中に亡くなった父親が出てきた」という、浜田省吾が見た夢からインスピレーションを得て作られたそうです。

この歌を作るきっかけになったのは、自分が見た夢なんです。夢の中に父が出てきて、それが現実とは違う母のお通夜の日で、父が母のいた布団をさわって「母さんの温かさが残っていて、匂いがするな」と言った。そこで目が覚めて、このことを書こうと思ったんです。

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ミュージックビデオには石田ゆり子さんが出演していますし、最後の方に浜田省吾自身も出演しています。
明るい雰囲気とは裏腹に非常に切ない楽曲で、歌詞もミュージックビデオも本当にグッとくるものとなっています。
この曲について当初は全然理解していなかったのですが、時が経って改めて聴くとその切なさにやられてしまいました。
今でも聴くたびに胸の奥が締め付けられそうになりますし、本当に素晴らしい楽曲だと感じています。

『君に捧げるlove song』について、印象的な思い出としては昨年1月に参加したライブです。
2022年より行われたホールツアー『ON THE ROAD 2022』のセットリストに『君に捧げるlove song』が入っていたのです。

初めてライブでこの曲を聴けた感動もあって、生で聴きながら泣いてしまったのをよく覚えています。
少し掠れたような声で歌う浜田省吾が印象的でしたし、初めてライブバージョンを聴けたのも感動的でしたね。
今でもライブBlu-rayで振り返られるのは嬉しい限りです。

モダンガール(21 ctr. Ver.)

カップリング曲である『モダンガール (21 ctr. Ver.)』は、1981年発売のアルバム『愛の世代の前に』収録の『モダンガール』を“21 ctr. Ver.”として収録しています。
これはライブツアー『ON THE ROAD 2001』でのアレンジが好評だったそうで、2003年にはリメイク版として収録したそうです。
2006年8月9日発売ベスト・アルバム『The Best of Shogo Hamada vol.2』には、このバージョンが収録されていますし、個人的にはこちらのアレンジの方が聴き馴染みがありますね。

原曲の『モダンガール』は割とポップなR&Bでしたが、リメイク版は大人なバラードにアレンジされています。
ストリングスとサックスが本当にオシャレで素敵で、少し大人びた印象を受けますね。
素敵な楽曲です。



まとめ

こんな感じで、浜田省吾のシングル『君に捧げるlove song』の紹介でした。
大人びたバラード2曲が収録された素敵なシングルで、表題曲の『君に捧げるlove song』が特に好きですね。
昨年にはこの曲を初めてライブで聴けましたし、改めて好きな気持ちが深まったのが印象的でした。

ここ最近、僕にとっての青春時代にたくさん聴いた浜田省吾のシングルたちを紹介してきました。
ここでとっておきのプレイリストを語る準備が整ったので、近い内に紹介しようと思います。

それでは、また。

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