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ゲーム音楽を語る#45〜『J-E-N-O-V-A』

スピード感と緊迫感のあるボス戦曲です。

こんにちは。
どうも、けこぜろです。

先週の木曜日に発売された待望のゲーム『FINAL FANTASY VII REBIRTH』。
実はあまりプレイできていなくて、発売から9日が経ちましたが未だにプレイ時間は20時間、進行状況としては現在第6章に入ったところです。

僕の性格的に、メインストーリーを進める前に寄れるところは一通り寄って起きたいと考えていて、『FF7リバース』の世界を堪能すべくメインストーリーを進める前にあちこち寄り道しちゃっています。
そういった理由もあってストーリーは中々進んでいませんし、じっくりプレイしたいからまとまった時間がないと遊ぶことができていません。
気持ち的にはクリアまで一気にやりたいところでもありますが、ゲームとしてもボリュームも半端じゃなく多いので全然進みませんね。
時間がいくらあっても足りません。
幸運なことに今週は土日が休みなので、今日は朝からじっくり遊ぶことができました。
お陰でそこそこ進みましたし、何より『FF7リバース』の全てが楽しすぎて始終ニヤけてしまいます。

ということで、今回もここ連日のように紹介しているゲーム音楽について語ります。
名作『FINAL FANTASY VII』より、印象的なボス戦曲である『J-E-N-O-V-A』について。

前回のゲーム音楽はこちら。



J-E-N-O-V-A

『J-E-N-O-V-A』は『FINAL FANTASY VII』に登場するボス「ジェノバ」と戦う際に流れる楽曲です。
ミステリアスなイントロから始まり、重厚なシンセの音がメロディーを引っ張っていく、緊張感満点の戦闘曲となっています。
作中では「ジェノバ・BIRTH」、「ジェノバ・DEATH」、魔晄キャノンでの宝条戦で使用されています。

さらに最終決戦直前における星の体内でも使用されており、通常戦闘に入ってもこの曲のままとなっています。
『FF7』をクリアしたのが遥か前なので全然記憶に残っていませんが、好きな曲なので印象に残っていないのは少しショックです。
また、この曲が流れないジェノバ戦もありまして、その内の1つは『エアリスのテーマ』が流れ続けるアレとなっています。

また、ラストダンジョンで登場する最後のジェノバ戦でも流れません。
こちらも全く記憶に残っていないので残念ですね。

J-E-N-O-V-A ー胎動ー

『FF7』のリメイクプロジェクト第1弾『FINAL FANTASY VII REMAKE』では、原作におけるミッドガル脱出までを描いたものでした。
原作で初めてジェノバと戦ったのは運搬船内で戦う「ジェノバ・BIRTH」なため、『FF7リメイク』ではジェノバとは戦わないはずでした。
ですが、リメイクされた際に神羅ビル内で追加された新規ボス「ジェノバ Beat」と戦う際にこの『J-E-N-O-V-A ー胎動ー』が流れました。

曲としては3段階の構成となっており、序盤はオーケストラ調にコーラスを織り交ぜた荘厳なアレンジとなっています。
非常に重々しい雰囲気で、オーケストラとコーラスが織りなす曲調がこれまでのボスとは一線を画すものであることを感じさせますね。
中盤ではコーラスが増えて原曲により近くなっては来ますが、オーケストラの荘厳な雰囲気は変わりません。
ボスとしても非常に強かったのを覚えていますし、かなりスピード感のあった原曲とは違う雰囲気に圧倒された気もします。
そんなジェノバ・Beat戦終盤ではそれまでの曲調が大きく変わり、原曲に非常に近いアップテンポなアレンジに変わります。
このアレンジがもう待ち望んだ『J-E-N-O-V-A』という感じで、めちゃくちゃテンション上がりましたね。
以前に紹介した『更に戦う者達』の正統なアレンジである『エアバスター』のように、最後の最後に原曲に近いアレンジになるのは正直反則です。
最高すぎますね。

また、曲の最後の方には『片翼の天使』のフレーズも盛り込まれています。
セフィロスとジェノバの関係を知っているとニヤリとできる演出ですね。

J-E-N-O-V-A (FFVII AC Version)

映像作品である『FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN』では、作中の終盤、ミッドガルにてクラウドとカダージュが戦う際に流れました。
このアレンジはロック調になっており、個人的にはめちゃくちゃ好みの雰囲気となっています。
映像として激しいバトルも見どころですし、そんな中流れるこの『J-E-N-O-V-A (FFVII AC Version)』も最高ですね。

個人的な思い出としては、自宅にある『FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN COMPLETE』のメインメニューですね。
本編のダイジェスト映像と共に流れていたのがこの『J-E-N-O-V-A (FFVII AC Version)』でしたし、特典映像として収録されていたトレーラーでも使われていた記憶があります。
作中でも曲がピタッと終わるのも印象的でしたね。



まとめ

こんな感じで、『FINAL FANTASY VII』の名ボス曲『J-E-N-O-V-A』の紹介でした。
非常に熱いボス選曲ですし、どのアレンジもまた最高なゲーム音楽となっています。
『FF7リバース』のネタバレとなりますが、第5章の最後に「ジェノバ Birth」戦があり、ここでもちゃんと『J-E-N-O-V-A』のアレンジが流れました。

ボス戦に集中していたため音楽の方は半分聴き流してしまいましたが、今回も神アレンジだったように感じています。
4月発売のサントラが非常に楽しみですね。

それでは、また。

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