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ゲーム音楽を語る#38〜『片翼の天使』

Sephiroth!

植松伸夫『片翼の天使』

こんにちは。
どうも、けこぜろです。

昨日、2月29日発売の『FINAL FANTASY VII REBIRTH』の体験版をようやくプレイしました。

『FF7』は個人的に最も思い入れのある『FF』です。
1997年当時、年長だった僕は同じマンションの友人がプレイする『FF7』を横で見ているだけでしたが、金髪のツンツン頭に巨大なバスターソードを持ったクラウドが本当にかっこよく見えていました。
後に『KINGDOM HEARTS』にゲスト出演したり、他のゲームにも登場したりしましたが、僕にとってクラウドは初めて憧れたゲームのキャラクターでした。

やがて『FF7』も自分自身の手でプレイしてクリアまで進めましたし、大人になってリメイクされた時は本当に嬉しかったですね。
『FF7リメイク』の出来も本当に良かったですし、プラチナトロフィーを取るくらいにやり込みました。
リメイク第2作目の『FF7リバース』も本当に楽しみです。

さて、そんな『FF7リバース』の体験版では、ラストに宿敵であるセフィロスの印象的なシーンを見ることができました。

これを見て脳内に流れたのは例の音楽です。
今回はこの曲について語るとしましょう。

ということで、今回はゲーム音楽について。
誰もが耳にしたことのある『FINAL FANTASY VII』より『片翼の天使』について語ります。

前回のゲーム音楽はこちら。



片翼の天使

Estuans interius ira vehementi
Estuans interius ira vehementi
Sephiroth!
Sephiroth!

Estuans interius ira vehementi
Estuans interius ira vehementi
Sephiroth!
Sephiroth!

Sors inmanis etinanis
Sors inmanis etinanis

Estuans interius ira vehementi
Estuans interius ira vehementi
Sephiroth!
Sephiroth!

Veni, Veni, Venias, ne me mori facias
Veni, Veni, Venias, ne me mori facias
Veni, Veni, Venias, ne me mori facias
Veni, Veni, Venias, ne me mori facias

Veni, Veni, Venias, ne me mori facias
(Gloriosa, generosa)
Veni, Veni, Venias, ne me mori facias
(Gloriosa, generosa)
Veni, Veni, Venias, ne me mori facias
(Gloriosa, generosa)
Veni, Veni, Venias, ne me mori facias
(Gloriosa, generosa)

Sephiroth!
Sephiroth!

植松伸夫『片翼の天使』

『片翼の天使』は『FF7』ラスボスであるセーファ・セフィロス戦で流れるBGMです。
リズミカルでテンポの良いイントロから始まり、壮大で勇ましくなったかと思うと穏やかになったり、不気味になったりと曲調がコロコロと変わるのが特徴的な楽曲です。
また、曲に挿入されているコーラスが非常に耳に残りやすく、“セフィロス(Sephiroth)”の名を何度も繰り返すのが印象的ですね。
また、当時のゲーム音楽的にコーラス付きのBGMは非常に珍しかったようで、そういった事情もあってかなり印象的な楽曲となっています。

セフィロスと言ったらこの『片翼の天使』といったイメージで、『FF7』のスピンオフ作品や『KINGDOM HEARTS』シリーズでセフィロスが登場する際も、戦闘曲としてこの曲のアレンジがよく使用されています。
今となっては原曲は少ししょぼく感じてしまいますが、個人的に印象に残っているのは『DISSIDIA FINAL FANTASY』に収録されていたオーケストラバージョンです。

『片翼の天使』と言ったらもうこれですね。
今回初めて知りましたが、2005年に発売されたこちらのサントラに収録されていたのが元みたいです。

片翼の天使 ー再生ー

『片翼の天使 ー再生ー』は『FINAL FANTASY VII REMAKE』のラスボスであるセフィロス戦で流れるBGMです。
本来『FF7リメイク』ではミッドガル脱出までが描かれるのですが、最後に『FF7』原作では登場しないはずのセフィロスとの戦闘が行われました。
その際に流れたのがこの曲でした。

『片翼の天使 ー再生ー』は上のオーケストラバージョンを大幅にアレンジした楽曲となっていて、前半は従来の『片翼の天使』のコーラスとイントロ、間奏のフレーズをオリジナルフレーズと複雑に繋ぎ合わせたものとなっています。
後半は前半では使われていなかったイントロの従来のフレーズと原曲に忠実なアレンジを聴けるようになりますが、若干テンポが速くなり、それにつれて曲の最後で更にアップテンポになります。
また、前半で使われたフレーズの一部が使われなくなっていて、後半から「セフィロス」コールも解禁されるようになるのです。
前半部で「セフィロス」コールが聞けなかったのは消化不良を感じていましたが、後半で曲調が変わり、忠実なアレンジとなるのがまた最高なんですよね。
曲の終盤には戦闘曲である『闘う者達』と『更に闘う者達』のフレーズがアレンジされて使われていますし、戦闘自体の激しさも相まって本当に盛り上がりましたね。

再臨〜片翼の天使〜

『再臨〜片翼の天使〜』は、『FF7』本編の2年後を描くアニメーション作品『FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN』終盤、クラウドとセフィロスが戦う場面で流れるBGMです。
こちらはオーケストラにエレキギターやドラムなどを組み込んだシンフォニック・ロック調のアレンジとなっており、原曲にはなかったフレーズが大幅に追加されているほか、歌詞が原曲とは異なるアレンジとなっています。
個人的にかなり好きなアレンジで、ロック調なのが最高ですね。

イントロはお馴染みの『片翼の天使』なのですが、エレキギターの音が入って雰囲気が変わるのが非常に印象的です。
『スマブラSP』のセフィロス参戦ムービーでも使用されていましたね。

『FF7AC』自体大好きな作品ですし、終盤の戦闘の激しさとマッチするこの曲がまら最高に盛り上がりましたね。
様々なアレンジのある『片翼の天使』ですが、個人的にはこの『再臨〜片翼の天使〜』が1番好きです。



まとめ

こんな感じで、『FINAL FANTASY VII』のゲーム音楽『片翼の天使』の紹介でした。
コーラスが印象的で壮大な音楽です。
『FF7』を代表するキャラクター、セフィロスと言ったらもうこの曲ですね。
派生作品でも様々なアレンジが聴けますし、来週発売の『FF7リバース』でもどこかで聴けるような気もしています。
非常に楽しみです。

それでは、また。

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