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筋トレは、破壊と再生の繰り返し。再生にはエネルギーが必要!
パーソナルジム「X BODY Lab」代表の坂本です。
X BODY Labで初めてトレーニングをした人に
「今までに体験したことがないほどの筋肉痛になった」
とよく言われます(笑)。
X BODY Labが他に比べても
筋肉痛になりやすいのは別の機会に詳しくお話しますが、
しっかり追い込んで筋トレをすれば、
筋肉痛になります。
筋肉痛になることは、
(日常生活に支障が出るほどでなければ)
身体を変えたいと考えている人にとっては、とても良いことです。
今回は、筋肉痛が身体に与える影響や
有酸素運動との違いについて解説したいと思います。
なぜ筋肉痛は起こるのか?
筋肉痛は、
筋肉を伸ばしながら大きな力を出す動き(伸張性収縮)で起きやすいとされています。
X BODY Labに限らず、
スクワットやダンベル運動などの
いわゆる筋トレがまさにそれですね。
筋肉痛が起こるメカニズムについては、
実はいまだに諸説あり、はっきりしたことはわかっていません。
しかし、筋肉が意図する方向と逆に動かそうと
ブレーキを掛ける動きをすると、
筋線維や周辺の組織が傷つき、炎症が起こることはわかっています。
例えば、ダンベルを持った腕は
重力で下へ下へと向かっています。
その意図とは逆の方向に、力を入れて腕を持ち上げようとすると、
腕の筋肉周辺の細胞が傷つきます。
炎症が起こると、痛みを生み出す刺激物質が生成され、
筋肉痛が出現すると言われています。
![](https://assets.st-note.com/img/1676512792747-DRtD4JYg3U.jpg?width=1200)
筋線維そのものには痛みを感じる神経がなく、
炎症が広がって初めて痛みを感じます。
そのため、トレーニングから遅れて筋肉痛が現れます。
破壊された筋肉の再生のためには、エネルギーが必要。
トレーニングで細胞が傷つくと、
細胞分裂が起こります。
新しい細胞が生まれます。
この細胞が筋線維に融合したり、
新しい筋線維が生まれて、
筋線維全体の数が増えます。
すると、筋肉の組織は増えて大きくなります。
筋トレはこの「破壊と再生」の繰り返しです。
筋組織の再生のためには、エネルギーが必要です。
つまり、筋肉痛から組織が再生する間はずっと
身体はカロリーを消費しています。
つまり、筋トレは、
トレーニング後も常にカロリーを消費しているのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1676512728372-Uqu9fAiHP2.jpg?width=1200)
有酸素運動と筋トレは、カロリー消費のタイミングが違う。
一方、ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動は
運動中にエネルギーを消費します。
長時間続けることができる運動なので、
シンプルなカロリー消費量は有酸素運動のほうが
無酸素運動である筋トレよりも多くなります。
しかし、筋トレの本領発揮は運動後。
筋組織が再生を頑張っていればいるほど、カロリーを消費しています。
だから、筋トレで筋肉痛になったら
「これで破壊と再生が進んで、カロリーが消費される!筋肉が増える!」
と喜びましょう。
よく言われることですが、
筋トレで筋肉が増えると、
それだけ基礎代謝(何もしなくても消費するカロリー)が増えるので痩せやすい身体にもなります。
まさに一石二鳥。
筋トレも継続して習慣化することが大切。
そして、何度も言ってますが、
筋トレなど無酸素運動も継続して習慣化することが大切です。
全身EMSを使ったX BODY Labのトレーニングでは、
3〜4回でなんとなく身体の変化を感じ始めます。
8回ほどで、家族が気づき始めます(ほぼ裸に近い状態を見ている人たち)。
10〜12回で、服を着た状態でも周りの人たちが気づき始めます。
まずは10回、続けてみましょう。
きっとあなたの身体は変わるはずです。
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