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専門学校でAWSの授業を任され、1番優しい「クラウドプラクティショナー」資格を自宅受験して合格するまで

40代からでも資格取得する理由(わけ)

人間、年を取るほど受験勉強する機会は減っていくと思います。

それはそうですよね、、誰しも好き好んで嫌な試験を受けないですから・・・。

それでも試験までの仕事をやりながら勉強するストレスや試験当日の緊張感人を成長させると思います。でも、弁護士のような逆立ちしても届かないような難しすぎる資格ではなく、そこそこ勉強すれば受かるくらいの資格に継続的にチャレンジしてきました。

2013年 ウェブ初級解析士(合格)
2014年 認定スクラムマスター(合格)
2017年 秘書検定3級(合格)
2021年 python3エンジニア基礎認定試験(合格)
2022年 ITパスポート(合格)

そして、今回のAWSクラウドプラクティショナー。

そこまで高難度の試験ではありませんが、私は普段インフラエンジニアではないので、そんな「ちょっとITがわかる」くらい人が受験する際の参考になれば幸いです。

受験に申し込む

まずはやはりこちらから。

人間、締め切り期限を決めないと中々、社会人たるもの勉強しませんので、今回は新年度から授業が始まるのでその前の3月末に試験を申し込みました

https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-cloud-practitioner/

受験料は12,100円。安くはないので落ちるわけにはいきません。

本試験の受験対象を確認

この認定は、以下のような候補者を対象としているようです。

・非 IT 系で、AWS クラウドのキャリアを模索している方
・営業/マーケティング/ビジネスアナリストのロールで、AWS クラウドについてステークホルダーや顧客とより効果的にコミュニケーションを図りたい方
・オンプレミス IT またはクラウドのロールに就いているが、AWS クラウドは初めてであり、ロールベースの AWS 認定に取り組む前に入門書が必要な方

AWS Certified Cloud Practitioner 認定

非IT系向けの試験ならそんなに難しくないよね?楽勝かな?そう気楽に思っていました。

ちなみに、1月に申し込んだので試験勉強期間は一応2カ月弱です(もちろん、仕事をしながらなのでどれだけ時間が取れるかは努力次第)

無料のサンプル試験問題

https://d1.awsstatic.com/ja_JP/training-and-certification/docs-cloud-practitioner/AWS-Certified-Cloud-Practitioner_Sample-Questions.pdf

まずは、最初にお金をかけずにできることとして模擬テストがあったので受けてみました。しかし・・・さっぱりわかりません。

過去には自作PCにLinuxをインストールしたこともあるし、TCP/IPをはじめ、SSLやDNSの仕組みについてもわかってるつもりでしたが、それらはわかっている前提でAWS特有のことを知識として抑えている必要がありそうです。

・・・こりゃまずいと、真剣に勉強をはじめました(最初からやりましょう)

参考書を購入する

やはりこれまでの経験から紙の参考書が勉強しやすいと考え2冊購入しました。

こちらが一番人気だったので購入。内容がよくわからなくてもとにかくまずは最後まで読みました

そして、1度すべて読んでから各章ごとに練習問題があるので、それを2回解いて間違えた問題はノートにメモするというオーソドックスな学習方法を取りました。

1冊では練習問題が少なく感じたので、こちらの「一番やさしい」という文言にひかれて購入。こちらはAWSだけでなく、インターネットの基礎についてもかかれているので、未経験な人はこちらから読むと良いかもしれません。

無料のKindle参考書を読む

さらに加えて、アマゾンプライム会員だと0円で読める参考書があるようで、朝の通勤電車で読書は厳しいので、こちらをスマホで読み込みました。

老眼がきつくて半分くらいしか読めませんでしたが、それぞれの参考書で繰り返し取り上げられている要素が試験では重視されるということが感じられました。

公式の無料模擬試験を受ける

ここいらで、力試し的に受けてみましょう(これ以外にもいろいろな資格の動画授業や模試がありました)

日本語とデジタルトレーニングでしぼりこむ
20問出題される。何回でも取り組める。
100%は目指したい

出題される問題は同じです。ただ、出題順が変わるだけなので回答さえ覚えれば100点取れてしまうので、この試験だけでは勉強量は全然足りません。

いざ試験日

果たして、胸いっぱいの不安を抱えながら試験日を迎えました。

今回は試験会場ではなく自宅受験なので前日にPCやネットワーク環境を事前にテストするように連絡がきます。

このシステムを利用して受験する

最大のピンチ発生

試験開始が9:30からだったので、9:15くらいに接続したところ、試験監督とのチャットにつながり(最初、待ち人数1名とか出た)、そこでカメラによる受験環境の詳細なチェックがあることを知らされます(!!!)

試験用のPCと机以外はきれいにかたづけないといけない。。。

色々終わってる・・・

ちょっと待って、自室の机の上とかめちゃくちゃ散らかってるんですが・・・

最初、自室内の様子を撮影してそれを送るだけかと思いきや、チャット経由でカメラで自室の様子を隅々まで映す羽目に・・・これにはまいりました。

・両腕を見せて腕時計をしていないことを証明(AppleWatch対策?)
・見えるところにモニターがあってはX(無関係な昔のPC用のブラウン管もコンセントを抜いて、横を向けるように指示された)
・手が届くところに時計やスマホ、ティッシュボックスなどがあったら、手が届かない位置に移動したことを伝える

色々片付けたり物品を移動したりしていたら試験開始が15分ほど遅れてしまいました(試験監督官の方、ごめんなさい)でも無事に開始できてほんと良かったです・・・・。

またテスト中は席を立ったり声を出したりしてもだめ。なにが理由で一発アウトになるかわからないので、別の意味での緊張感が走ります(ちなみに最初からずっとカメラで録画されています。レコーディング中とう文字が怖い…)

と言っても制限時間以内に回答完了。

自信をもって答えられたのが半分くらいだったので、うーん、どうかなあ、、、と思いつつ一応見直しもして試験終了。

最後に簡単なアンケートに回答後、その場で、結果発表・・・・。

無事に合格

さっぱりとした画面に「合格」の表示。ほっとしました…

詳細な連絡は数日後に届きました。

受験料が無駄にならなくてよかったです。

振り返ると、難しい点としては似たようなサービス名がたくさんあるので、どのサービスはどういうときに使うのか?というところでキーワードをしっかり正確に覚える必要があるところが難しいです。例えば、導入する環境の見積もりをとるツールなんてそんなに頻繁に使わないですしね。

なので、一気に勉強してがっつり暗記して臨むのが良いかな、と思いました。

おしまい。

その他の情報

こちらのサイトも大変参考になりました。

いままで以上に、おもしろコンテンツ、お役立ちコンテンツを製作する費用に充てます!