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1997年に,もしもガクチカがあったら?(23年前に就活生だった47歳が書いてみた)

ガクチカってご存知でしょうか。

私が就活生だった1997年当時にはそういうキーワードは無かったのですが、今(2020年)の就活生で知らない人はいないという「学生時代に力を入れたこと」を差します。

というわけで、自分自身、人事として新卒採用業務も担当していることもあり、ガクチカもESでたくさん読んできましたが、「もし当時のわたしがガクチカを書いていたらこんなことを書いたかな?」というのを学生の気持ちになって書いてみました。

わたしのガクチカ

私は学生時代、コンピュータ部でのCGアニメ制作に力を入れました。

これに力をいれたきっかけは、あまりある学生時代の時間を投じて創作活動をしたいと考えたところ、すでにプログラミングや作曲においては既にもっとデキる人がいたため、まだ経験者の少ないCGアニメーションの制作に挑戦しました。

まず、2年生の時に短い作品を一人で制作したのですが、3年生になり10分ほどの長編制作をいざはじめると、一人ですべてを作り上げるのは難しく、学園祭での発表に到底間に合わないという問題に直面しました。

これに対して、まずは監督として全体スケジュールとタスクごとの部員へのアサインを見直し最適なリソース配分を行いました。また、先輩部員の意見にも耳を傾け、間に合わせるためには何を重視するかの取捨選択の判断を行いました。最後は制作スピードアップのために自分のアパートに何台もパソコンを運び込み、常に数名が泊まり込む体制で制作を行いました。

結果として、「君の名は」の新海誠さんも応募されたことがある、とあるCGアニメコンテストで佳作を受賞し、この経験から最後までやりきることの大切さと仲間のありがたさ、そして、達成のためには時にはあきらめることの必要性を学びました。

(参考)コンテスト受賞情報

第7回アマチュアCGAコンテスト入選作品一覧 :  佳作受賞時の情報

第12回CGアニメコンテスト 審査結果 :  新海さんの受賞情報

2年生のときに1人で制作したCGアニメ(1993年)

3年生のときに部総出で制作したCGアニメ(1994年)

おしまい

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