妻を連れて初めて入った『いたる』の居酒屋飯。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』

金沢生活の振り返りとは関係ないことだが、昨年12月から突然禁煙生活に入った。
昨年の秋口くらいからどうも喘息のような咳が出るようになり、レントゲンからCTからいろいろと胸回りの検査をしたところ、どうやら左肺の先っちょの方が肺気腫になって潰れていると診断され、今すぐどうこうなワケでは無いがこのまま煙草を吸い続けると老後は呼吸器のボンベを転がしながら歩くことになると医者に脅されたため、ついに禁煙することにしたのだ。

煙草は二十歳になってからの規則に則り煙草を吸い始め、かれこれ30数年。
周りが一人一人煙草をやめていく中で、こんなに日頃ストレスを抱える仕事に従事していて、煙草を吸わない方が逆にストレスになるっ！とわたし自身は禁煙するつもりは毛頭無かったのだが、肺気腫と言われてビビリ、ついに煙草をやめるに至った。

以来9ヶ月間一本も妻に隠れて吸うようなことも無く禁煙生活が続いている。
以前ダイエットしたときも思ったのだが、わたしは決めるまで時間がかかるが、一度決めたものは習慣化して継続するという性質があるようなのだ。

と長々と関係ないことに文字数を使ってしまったが、煙草を吸っていた頃はお酒を飲むとすぐに頭が痛くなってしまい、お酒も飲み会の場も嫌いだったのだが、煙草をやめてからはお酒を飲んでも頭が痛くなることも無くなり、むしろお酒を飲みながらおつまみをいただくことに悦びすら感じるようになってきた。

金沢時代にもっとお酒の嗜みが解っていれば、もっと美味しいおつまみを開拓出来たであろうなぁ〜と初めて妻と共に『いたる本店』に行った時の小おけの写真を見ながら思い返したのであった。