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写真で二言三言

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ランダムに選んだ過去の写真からインスピレーションを受けた小咄、コラム、戯言などを書き留めます。 読んでも読まなくても人生にはなんの影響もない、そんな活字の羅列で時間つぶしをしてみ… もっと読む
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近江町市場の端っこまで足を伸ばした『大友家』。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 今週は定食話が続くようで、ご容赦願いたい。 さすが長年近江町市場の近所で働いているおっちゃんだけあって、まだ金沢市民歴一年程度のわたくしごときでは立ち寄らないようなところまで、近江町市場を知り抜いている。 2014年夏に引っ越してきて以来、一年が経ち結構近江町市場も知り尽くしていたつもりになっていた2015年夏のわたしだったが、そもそも最初の頃は

おっちゃんたちとよく通った安江町の『之』さん。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 先日、近江町市場のめぼしいお店は一通り行き倒してしまったんで、ジモティオススメのC級寿司を教えてもらった話をアップしたが、お寿司に限らず定食屋もいろいろと2015年夏の頃合いは教えてもらっていた。 というか、とりあえずいろいろと試してみたかったんで、この一年はお弁当がないときにはひたすら独りで市内を探検していたのだが、このころは職場のおっちゃんた

期待しすぎると痛い目を見る富山ブラックの『大喜』。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 海鮮モノには目が無いわたしである。 なので金沢転勤が決まったときには我が妻には迷惑をかけるかもしれないが、北陸の海の幸を食べまくり!ということで、脳内は狂喜乱舞であった。 そんなわたしであるが、単純に食事となるとご飯物よりもラーメンが一番の好物である。 なので、金沢市民のソウルフードである『8番ラーメン』を初めて食べた時には、なんで?と思ったが(

これぞ金沢のセーフティーネット寿司な『翁鮨』。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 職場の近所の近江町市場の回転寿司や海鮮丼のお店も一通り口にして、そろそろジモティならではのお店を教えてもらおうかと思っていたところ。 ジモティのおっちゃん曰く、金沢の鮨にもA級からB級、C級があると聞く。 いわゆる有名どころの回転寿司でもせいぜいがB級との賜るのだ!? どんだけ舌が肥えてるんだっ!?とこの魚好きには幸せな環境に幼少期から身を置き育つ

東京出張の楽しみは帰りの東京駅で選ぶ駅弁!

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 金沢の地域会社に出向したからといって、全然東京に来ることが無かったということも無く、むしろ毎月のように大阪や東京出張が発生、年に何回かは博多やら名古屋やらもあり、なかなか日本全国出張の機会に恵まれた2年間でもあった。 なかでもやはり東京出張は一番多く、現地で仕事がなかなかない場合は東京の本社様のお仕事を無心しにキャラバンをしたりと、なかなかこれま

本社に出向くと必ず立ち寄った定食屋の『いちむら』。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 金沢生活では日頃お手頃な定食やら海鮮モノと恵まれた食生活を送ってはいたが、都内のガッツリ系の食べ物が恋しくなることもあり。 近くにいるといつでも喰えると、なかなか食べる機会も訪れない物だが、離れてみると結構意識的に訪問する機会が増えたりもするモノで。 そんなお店の一つが本社が鎮座坐している豊洲の名店『いちむら』である。 そもそもわたしは入社早々の

自宅の目の前が花火会場という贅沢な空間。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 ちょっと前のエントリーでも触れたが、金沢生活の拠点となった金石街道沿いの長田町のマンションは我が家でかつて無いほどの日差しに恵まれた間取りの物件であった。 リビングと和室の2部屋は南向きに大きな窓が開かれており、日差しの良い日には部屋の中央部あたりまで光が差し込むほど。 窓から見える光景は邪魔になる大きな建物もなく、ちょっと先の犀川の土手の辺りま

妙にテンションが上がってしまうコッペパン。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 給食のパンの思い出となると真っ先にその名が上がるのは『揚げパン』ではなかろうか? 不思議なことにこの『揚げパン』というモノは世代を問わずどの世代でも給食に出てきて、各世代共通に給食の人気メニューだったという。 うちの親の世代でも食べた記憶があるというこの『揚げパン』であるが、ようはコッペパンをサッと揚げたモノに砂糖ときなこをまぶしたものといえば良い

金沢の空は低い。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 都内ではあまり日差しに恵まれない間取りの家が多かったので、今になって振り返るに、2年間の金沢生活で過ごした南向き全開の部屋は過去一暮らしやすい空間だった。 まず都内と違って周りを高いビルで囲まれていないのでマンション暮らしともなると眺めが良い。 金石街道沿いの長田町のマンションだったのだが、3LDKでペット同居OK、リビングとサンルーム付の2部屋

駅西にひっそり佇むMickaのカフェ飯。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 駅西本町のよくわからないところで偶然見つけたカフェ『Micka』。 2015年7月以降、週末の買い出しついでにランチコースの一角を占めたこの『Micka』のランチを題材に、またもやChatGPTに短編小説を書いてもらいました(笑) 繁華街の喧騒を抜け、静かな住宅街にひっそりと佇むカフェ「Micka」。その存在は、ある20代の女性、美咲にとって、週

実は大阪ぼてぢゅうとは関係ない金澤ぼてぢゅう。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 お好み焼きのチェーン店というとよく目にするのが『千房』と『ぼてぢゅう』。 そんなぼてぢゅうが金沢のエムザにあることは金沢着任して間もない頃から知ってはいた。 しかし、着任当時はなにはともあれ海の幸にしか目が行かずになんだかんだとスルーし続けてほぼ一年が経った頃にようやく入店してみようか?という気になったのである。 ちなみに北関東生まれの北関東育ち

これぞ金沢市内のベスト麵店『麵屋大河』!!

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 この金沢シリーズを始めてどれくらい経っただろうか?覚えていないが、一体いつこのお店を紹介する日が来るだろうか?と始める当初から考えていたお店の一つが今回のお店である。 金沢に引っ越して早い段階で知ったもんだと思っていたが、この写真は2015年6月末のものである。 ということは、引っ越ししてからほぼ一年くらいしてからようやくこのお店に出会ったようだ。

特徴が無いのが特徴な百万石うどん。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 一体いつ頃からだろうか? 都内においてもうどんというと讃岐うどんのようなコシのあるうどんのイメージが定着してしまった感がある。 個人的にはこの讃岐うどんというものはとても好みではあるのだが、駅そば、富士そば以外のうどん店となるとはなまるうどんに丸亀製麺と、ほとんどが讃岐うどんになってしまうと逆に味気ない…… ということで海産物に恵まれすぎていて食

今は無き?平五郎のジャーマンステーキ。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 金沢の地域会社に出向する前、出向元の事業部の職場は虎ノ門だった。 なので、東京出張の際には虎ノ門の元職場に顔を出したりすることもよくあったのである。 2015年6月下旬、富山での仕事の合間に東京出張が入り、久々の虎ノ門で元部下と一緒に『口福処 平五郎』に行った際の一枚である。 虎ノ門という、主にオジサンたちの文化で成り立っているエリアなので昔なが