おっちゃんたちとよく通った安江町の『之』さん。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』

先日、近江町市場のめぼしいお店は一通り行き倒してしまったんで、ジモティオススメのC級寿司を教えてもらった話をアップしたが、お寿司に限らず定食屋もいろいろと2015年夏の頃合いは教えてもらっていた。

というか、とりあえずいろいろと試してみたかったんで、この一年はお弁当がないときにはひたすら独りで市内を探検していたのだが、このころは職場のおっちゃんたちについて回ってジモティオススメのお店を収集していた頃合いなのである。

そんなおっちゃんオススメの定食やが安江町の『之』だった。
ここにはその後金沢を離れる翌年夏まで何度となくおっちゃんたちと定食を食べに来た。
夜は居酒屋なのであろうが、ランチの定食がなかなかの盛りだくさんぶりなのである。

写真の日の定食はこぞくらの味噌漬け定食。
こぞくらとかいう謎の食べ物にから揚げ、小鉢×2、お新香にご飯と味噌汁という贅沢ぶりである。
ちなみに『こぞくら』ってなんね？とお店の人に尋ねると、ふくらぎの子供で、金沢ではコゾクラ、フクラギ、ガンド、ブリというようは出世魚鰤の金沢での幼名ということらしい。
ちなみに関東ではワカシ→イナダ→ワカサ→ブリ。関西ではヤズ→ツバス→ハマチ→ブリというとか。

うちのおっちゃん曰く、脂がのってないので夏が旬でも金沢の人はアブラが乗ってないんで食べないらしい。