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妙にテンションが上がってしまうコッペパン。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』

給食のパンの思い出となると真っ先にその名が上がるのは『揚げパン』ではなかろうか?
不思議なことにこの『揚げパン』というモノは世代を問わずどの世代でも給食に出てきて、各世代共通に給食の人気メニューだったという。
うちの親の世代でも食べた記憶があるというこの『揚げパン』であるが、ようはコッペパンをサッと揚げたモノに砂糖ときなこをまぶしたものといえば良いのだろうか?

わたしの小学校時代の給食は給食センターによる配送ではなく、学校内の給食室で調理され各教室に配膳されていくというシステムだった。
また、小学校の裏にパン工場があり、そこから出来たての食パンが毎日送られていたという、今思い返すとなかなか贅沢な環境だったのではないか?と思うのだが、にも関わらずあの『揚げパン』が出てきた記憶が無いのである。
『揚げパン』どころか『コッペパン』が出てきた記憶も無く、常に食パンしか出てこなかった記憶しか無い。
なので、わたしには小学校の頃からなんとなくコッペパン型の調理パンとかに異様に執着する癖があったのである。

そんなコッペパンに関する癖を持ったわたしであるが、2015年7月に駅西の金沢中央卸売市場の場外に『市場のパン屋金澤コッペ』がオープンすると知った時は、居ても立ってもいられず、オープン初日に買いに行ったモノだ。

金沢から都内に戻ってきて数年経ってから豊島区近辺でもパラパラとこの手のコッペパン専門店が増えてきたが、今思うと2015年時点で始めていた『金澤コッペ』はかなり先見の明があったのでは無いだろうか?

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