Xavier (ザビエル)

好奇心だけは旺盛な広〜く浅〜いバツイチ65才。平均寿命80年ということは残り15年!?…

Xavier (ザビエル)

好奇心だけは旺盛な広〜く浅〜いバツイチ65才。平均寿命80年ということは残り15年!?😱存在証明としてnote始めました。テーマを決めず徒然なるままに、感じたことを書き込んでみます。

最近の記事

帰って来た橋本治

橋本治と聞いて何を想い出すかは、人それぞれだろう。1968年東大闘争真っ只中の駒場祭ポスター「とめてくれるなおっかさん、背中のいちょうが泣いている、男東大どこへ行く」で鮮烈デビューしたイラストレーター。1977年高校生の日常を当時の女子高生言葉で赤裸々に描いた小説「桃尻娘」の作者。手編みのニット作家。しかし彼の真骨頂は東大文学部国文科で専攻した日本の古典•芸能に関する知見知識だと思う。駒場祭のポスターには歌舞伎の勘亭流のフォントが用いられ、「窯変 源氏物語•双調平家物語」は膨

    • 特定外来生物

      昨日、聖蹟桜ヶ丘の都立桜ヶ丘公園に初めて足踏み入れました。この公園は明治天皇の狩場だったそうで「聖蹟」と名付けられたのも、それが由来のようです。広大な敷地には樹木が生い茂り木立ちを通り抜ける風は爽やかです。その鬱蒼とした森の中に美しい鳴き声で求愛(?)をする数多くの小鳥が。ところがこの声の主「ガビチョウ」という特定外来生物なんだそう。特定外来生物とはその旺盛な繁殖力で日本固有種を駆逐してしまう恐れのある厄介者。「ガビチョウ」の原産地は中国ですが、その美しい鳴き声で「鳴き合わせ

      • 一歩踏み出す

        先日、横浜から何時もは利用しない横浜線で八王子に向かってました。八王子に着く直前にふと西八王子に住む友人を思い出しダメ元で電話すると彼も人身事故に巻き込まれ、八王子で足止めを食らっているとのこと。2月に退職したばかりで退職後の様子も知りたかったので「八王子で一杯やろう!」と提案すると、何時もなら理由を付けて渋る彼も珍しく二つ返事で、一緒に居酒屋へ向いました。話題は失業保険と再就職活動でしたが、PCが無いので履歴書は職安のPCを借りてると聞き驚きました。YouTubeを深夜まで

        • 偶然か必然か?

          昨日、地下鉄の乗り換え通路で、知り合いに「遭遇」しました。直ぐ直前まで次回お会いする予定をやり取りしていたのでビックリ😳その方はある友人の誕生パーティー会場で偶々お隣になった方。個人事業主で積極的に異業種交流会に参加されているようで、正直「胡散臭いなぁ〜」と思ったのですが、二度目にお会いして「信頼出来る方」と感じたので、その方のお仕事に興味のある友人と引き合わせる段取りをしていたんです。「偶然」を驚くと同時に「これは必然だったのでは?」と思い直しました。友人から依頼を受けてい

        帰って来た橋本治

          消費者クレームとカスハラの境目

          東京都が「カスハラ条例」を制定するらしい。条例では、カスハラを定義して具体例を提示するとのこと。例えば子供の誕生日ケーキの名前を間違えられた場合「丁寧な口調で3,000円を請求する」ことはカスハラには該当しないらしい。最近のケーキは高額なので3,000円が妥当か否かは見解が分かれるかもしれないが、程度の差こそあれ不快な気持ちになったり、間違いに気付いたら「指摘」することは当然と思う。但し指摘する目的は「補償」ではなく「原因究明と再発防止」であるべきだと思う、気付かずに同じ間違

          消費者クレームとカスハラの境目

          コレクションの価値

          高齢になると長年収集したコレクションや蔵書の行く末が気になるらしい。しかし「そっくりそのまま」博物館や研究施設に寄贈したいと言っても、相手の都合もあることだし、何より「価値がある」と思っているのは本人だけかもしれない。最近はレトロ家電やレコードは人気だし、一次のブームが去ったとはいえ、コインや切手はしっかりした市場が確立されている。しかしザビエルの大好きな「開運!なんでも鑑定団」では「門外不出の逸品」と伝え聞く絵画や陶磁器が真っ赤な偽物だったり、天井裏で埃を被っていた水墨画が

          コレクションの価値

          4月か9月か?

          新年度が始まり、近所に学校が多いザビエルの最寄り駅には、ホームや改札口に新入生があふれています。海外の多くは9月スタートで4月(韓国は3月)スタートは稀です。日本でも西洋教育を導入した当初は海外に倣って9月スタートだったそうですが、会計年度に併せて4月になったとのこと。ではなぜ会計年度が4月スタートになったかと言うと、収穫した米を換金した後に納税となる為、税収•予算が確定する3月が年度末となったとのこと。つまり日本の新年度には稲作文化が関係していたことになります。税収に占める

          水と人付き合い

          中国には人間関係を「水」に例える故事成語がある。一つは「水魚の交わり」諸葛孔明に心酔した劉備玄徳が日々孔明と寝食を共にするのを咎めた関羽•張飛に返した言葉で「水があってこその魚である。つまり孔明と劉備は切っても切れない関係である」もう一つは「君子の交わり淡きこと水の如し」苦難に陥った途端、親しかった友人が離れて行ったことを嘆く孔子に、とある賢者がかけた言葉で「立派な人の付き合いは水の様にサッパリしていて、打算で詮索したりせぬものだ」つまり「人付き合いは大切だが、見返りを求めて

          水と人付き合い

          お袋の退院

          2月15日誤嚥性肺炎で緊急入院したお袋の退院が5月2日に決まりました。病院からは自宅で介護するなら退院後も終日見守りが必要と言われましたが、妹とも話し合い一旦は帰宅させることにしました。昨日お袋に「2日に退院だよ」と伝えたら、ニッコリ笑って「歩けるから大丈夫だよ」と自信満々。介護する方はかえって歩き回り転倒するのが心配なのですが😆思えば海外駐在や離婚で随分心配掛けました。少しは恩返しせにゃならんでしょう。

          あるコメディアンの死

          ザビエルが天才と思う俳優は?と聞かれたら、迷わずロビン•ウィリアムズと答えるだろう。彼の演技の守備範囲はコメディアンから、物静かな教員まで幅広い。そしてその卓越した演技力は、演じる主人公=ロビンと思われても仕方ないほどだ。しかし本来のロビンとは、いかなる人物だったのか?子供のころから即興モノマネで人気者となり、スタンダップコメディアンとなったロビン。鋭い人間観察が生み出す切れ味の良いジョークは彼の真骨頂だが、果たしてそれが彼の真の姿なのか?それとも「グッドウィルハンティング」

          あるコメディアンの死

          自分のミッション

          英語もカタコト、海外研修で習得したハズの中国語も日常会話レベル。小学生からはじめたピアノも書道も途中で挫折。「努力」と無縁のザビエルに特技はあるのだろうか?改めて本当に自分好きな物、好きな事を考えてみました。テレビっ子だったザビエルが最初にハマったのが、漫才や落語の寄席演芸。Wけんじの掛け合いを真似たり、落語のネタを諳んじたり。ピアノの練習は続かないのに、落語は録音したテープを何度も聴いて、人前で披露する程になりました。また息子の居なかった叔父の影響でラジオ工作に夢中になり、

          自分のミッション

          「不適切にもほどがある?」

          早くも今年の「流行語大賞」に選ばれそうな「ふてほど」実はザビエル観てないんですが、昭和の熱血教師が、令和にタイムスリップする話なのは知ってます。このドラマが今なぜ受けたのか?ザビエルなりに考えてみました。このドラマの視聴者層、意外に平成•Z世代が多い様です。確かに平成•Z世代に「昭和のオヤジギャグ」は新鮮なのかも知れません。しかし中には「昭和ってガチいいじゃん!」って思う若者も、少なからず居るんじゃないかと思うんです。若手の顔色を伺いオドオドする上司や「働き方改革」の御旗の下

          「不適切にもほどがある?」

          スーツケースとキャリングケース

          春休みはディズニーリゾートや進学•就職で上京する若者が、キャリングケースを転がしスマホ片手にウロウロ。加えてインバウンドの外国人が、大きなスーツケースを両手にラッシュの電車に乗り込んで来るから大ひんしゅく。40年前、語学研修生に選ばれると会社から支度金が出ました。その支度金で大きなSamsoniteのスーツケースを買いました。当時のスーツケースは伸び縮みするハンドルが無く、お土産を一杯詰め込んだ重いスーツケースを、フウフウ言いながら転がしたもんです。今は気軽に海外に出かけるの

          スーツケースとキャリングケース

          4月の風物詩

          114月は新年度の始まり。新入生や新入社員のみならず、企業では昇進•昇格を伴う人事異動の季節でもあります。当社でも社長交代があり、お取引先からお祝いのお花が続々と運び込まれていますが、白の胡蝶蘭ばかり。昇進•昇格祝いの定番かも知れませんが、曲がりなりにも当社はファッションを扱う繊維商社。仕入先はともかくお得意先のアパレルのお花も白の胡蝶蘭ばかりで味気ないなぁ〜と思っていたら、レディースキャリアゾーンに強いアパレルから紅白の薔薇の鉢植えが届きました。このアパレルは元吉本興業の芸

          今日から新年度

          4月は新入学や新入社があり、学校や職場の気持ちが引き締まりますよね。ざびえるも二浪の末に入学した大学でかけがいのない先輩後輩と出会い、入社を決めた会社の最終面接で落とされ、10月1日夕方に初訪問した会社で上海との縁を結ぶという、正に「人生万事塞翁が馬」の人生でした。今年度半ばで会社人生を「卒業」するざびえる。気持ちを引き締めて「第二の新年度」に踏み出したいと思います。

          今日から新年度

          ママとお母さん

          昨日、お袋の見舞いに妹も同席してくれた。その時「ママ!あたしも今日で還暦だよ」と言うのを聴いて「とうとう妹もパパ(オヤジ)と同じ齢になったかぁ~」と感慨深かったのと同時に、改めて還暦と65才が93才の婆さんを「ママ」と呼んでることに気が付いた。高度経済成長時代生まれのざびえる、テレビドラマやアニメの半分以上はアメリカ番組の吹替。ルーシーもバージルも「パパ•ママ」なので自然にそうなったのかもしれない。亡くなった元嫁は、娘にざびえるを「パパ」元嫁を「おかあさん」と呼ばせたので、思

          ママとお母さん