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適応障害を経て復職した私が目指す持続可能的な働き方

1月の終わりに適応障害を患って会社に行くことができなくなり、2カ月間休職していた。

少し前から仕事に復帰している。しばらくは残業・休日出勤無しの就労制限付きである。

休職中は仕事を辞めるか復帰するか凄く悩んだけど、結局復職することにした。ただ、今の会社でずっと働くのは難しいなと感じ始め、少しだけ転職活動に手を出した。復職してからは、仕事に慣れるので精一杯で転職活動の両立が難しいと考え、転職活動は一旦ストップしている。

2カ月ぶりの勤務は、定時退社とは言えそれなりに疲れる。休職前は毎日22時くらいまで働いていたのが信じられない。徐々に体を慣らしていこうと思う。

さて、復職したとは言え、先にも述べたが正直に言って今の会社でずっと働くのは難しいと考えている。とにかく、労働時間が長い。これでも働き方改革が進んで労働時間が短縮されているのだろうが、それでも他業界に比べると労働時間が長いように思う。月の残業時間は平均50〜70時間くらいだろうか。

適応障害の原因は単なる労働時間の長さだけではないものの、労働時間が短いに越した事はない。残業代が出るのなら別に働いても良いと思っていたが、休職を経て価値観が変化して、お金よりも余暇を求めるようになった。

上の世代はバリバリ働いてきた世代で、表向きには働き方改革を宣言しているものの、飲み会の場でポロっと出る本音は、若い人はもっと働け、というものだ。自分は適応障害になってしまったとはいえ、他の人の方が抱えている仕事量も多いし労働時間も長いわけで、この程度でメンタルを病むなんて情けない、という気持ちを抱えていた。他の人もどうせ心の中ではこの程度で潰れるのか、なんて思っているのだろう、とか考えていたせいで、中々復職の決断ができなかった。ストレス耐性は人それぞれというものの、そう考えると今度は、自分はこの仕事に向いてない、仕事に取り組む資格が無い、という発想に至ってしまう。

色々と思うところがある復職だが、とりあえず当面の間は症状の再発防止を最優先にして仕事に取り組もう。「もっと頑張らないと」とか「成果が出せていない」という気持ちは、再び自分を追い詰めてしまう。今はとにかく持続可能的な働き方を目指そうと思う。


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