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ミドルシニア世代、時代の変化に負けないために

こんにちは。私は48歳。
昨今、目まぐるしい時代の変化を感じて「果たして私は大丈夫だろうか」と不安になることがある。

心配しててもしょうがないので、深掘りしてみることにした。

時代の変化①

日々FPとして仕事をする中で
「60歳になるとお給料が半分になるんです。出費を抑えたくて、どうしたらいいか。」
という相談がとても増えている。

そしてみんな見事に半分。それ以下になる人も。

若い頃から子育てや教育費、生活費のために一生懸命働いて、やっと子供たちも大学を出て社会人になって。
教育費から解放された矢先の「給料半分」

老齢年金受給は65歳から、物価が上がり
年金額は減る一方。
この空白の5年間を埋めるのは、継続雇用のお給料、退職金、自助努力の貯蓄。

健康で働けていれば暮らせないことはないだろうが、健康でい続けられるかも不安になる年頃。

不安になりますよね。

これは今に始まったことではなく、徐々に変化してきている。ただ、ここのところ現実味を帯びてきたというところだと思う。

昔はというと

①そもそも物価が今ほど高くなかった。
②退職金が潤沢にあった。
③老齢年金支給が60歳からだった。
④年功序列で給料が上がった。
⑤銀行に預金していてもお金が増えた。

時代の変化②

年功序列と終身雇用が終わりを迎える過渡期


日本は、高齢化して生産性が落ちた人材を「クビ」にすることはできない。ただ、会社として評価制度や就業規則の変更、人事異動などで、「嫌ならやめてもらっていいですよ」という対応はできる。
現に、会社の存続、発展には若い力が必要だ!と気付いている会社ほど、そこに注力し、改革を始めている。

お給料が半分になるとおっしゃる人たちも、みな、会社でそれなりの役職があり、決して無能な人材ではなかったと思われる。

それゆえに
年功序列、終身雇用ってこうやって終わっていくんだな。としみじみ思う。そして、順応してゆく重要性を切に感じる。

これは時代の変化であり、争うのは得策ではない。負けない自分でいることが大事なんだと気づく。

ミドル世代が時代の変化に負けないために大事なことは

1 変化を受け止め、自分はどうありたいか基準で考える


私の働く会社を例に挙げても
もちろん役職定年は60歳でお給料半分。

50代のある先輩Aは、もうそんなにがっちり稼げなくていい。それよりもストレスなく働きたい。という意思で、自ら管理職を降り、若い人に囲まれて毎日楽しそうに働いている。

また別の50代の先輩Bは、特に努力はせず、少しずつ下がるお給料に耐え、それでもなお、まだ人一倍高いお給料をもらっているため、「仕事ができない人」というレッテルを貼られ、肩身の狭い思いをしながらも自分のポジションを貫いている。

またまた別の50代の先輩Cは、しっかり自己研鑽を続け、若い世代にGIVEを続け、尊敬されるリーダー的存在になっている。

A先輩、B先輩、C先輩どれがいいのでしょうか?
ここで私が気づいたのは、いい悪いではなく、自分がどう在りたいかが満たされているか?を基準に行動すべきなんだということ。

この3名だけで比べると、先輩Bにはなりたくないなー。なんて思う人が多いかと思われます。

しかし現時点お給料はA先輩よりB先輩の方が格段に多い。もちろんC先輩が一番お給料は多いが、かなりの努力とストレスは付きまとっていると思う。

そして、B先輩も「楽して高給を取ることが最優先」という意思のもとであれば、何を言われても気にしない強いマインドを貫くという決断もありだと思うんです。

2 変化を想定しておく

変化は突然訪れるものもあるが、
大半が事前に想定できることばかり。
想定内と思えればこんな強いことはない。

例えば、極論ですが
今日仕事を辞めることになったらどうですか?

想定内の人→しょうがないよね。数年働かなくても大丈夫な貯蓄はあるし、せっかくだから失業保険もらって今までできなかったやりたかったことをやろう!

想定外の人→どうしよう。どうしよう。とりあえず何か仕事探さなきゃ💦
とりあえず雇ってもらえそうな会社に面接を。。。。

この先どうなるかは誰にも分かりませんが、なんだか両者の未来に大きな差が出そうな気がするのは私だけでしょうか。

結論

この先の自分がどうありたいか、何を大切にするかを常日頃から考えておく。
そして何もなくてもそこに向かってコツコツ準備する。
そして何かあっても焦らず、ポジティブに捉えられる自分になっておく。

万一何も変化が起こらなかったとしても、考えた事、行動したことにより
自分の人生自体が更に豊かなものになる。

こういうことかなと。

腑に落ちたので今日はもう寝ようと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
おやすみなさい⭐

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