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40代。親孝行について考えたみた

今年の母の日のプレゼント🎁は、温泉旅行でした。

滋賀県 妻籠、馬籠

と言うと、
毎年お母さんに何かしらプレゼントをしている「良い娘」のように見えると思いますが。

違います。

旅行をプレゼントできるようになったのなんてここ数年。(私、今48歳)
それまでは母の日がいつか?さえ知らない、自分のことで精一杯の自由人でした。

親孝行せねば!と思った理由

ではなぜそんな私が親孝行しなければと思ったのか。
自分が年をとると共に親も高齢になり
ある日ふと。
「もし、このまま別れが来た時に、自分は後悔しないか?」
と自分に問うてみた。

その時に「絶対後悔する自信があった」からです。

やり場のない、取り返しのつかない後悔
は、事あるごとにフラッシュバックしてくる。こんなに辛いことはない。
自分ごとなら、前提として「自分が頑張らなかった」という理由があって、その後、自分でいくらでも言い訳と埋め合わせができる。
でも。
居なくなってしまった人は絶対に戻って来ない。
やり場のない後悔になる。

親孝行は自己満足?

上記文章から分かるように、掘り下げて考えてみると、
私の親孝行は自己満足だった。
自分が「やり場のない後悔をしたくない」って言うのが、私が親孝行をする本当の理由。

なんだか急に「自分ってやなやつだな。」と思てしまったので、汚名挽回のために
さらに掘り下げる。

親孝行の言葉の意味

では、正しい親孝行とはどういうスタイルなのだろうか?と思い
「親孝行」と辞書で引いてみた。
“子が親をうやまい、親につくすこと”
だそう。

自分より年長者であり、大人になるまで育ててくれていると考えれば敬う必要はあるだろう。
親は自分の子供に尽くして欲しいと思うだろうか。。。

ここまで考えてみて気づいたこと

そうか!
親も人間だ。
時が流れ変化もする。
元気で忙しく日常生活を送っているうちは、子供の幸せだけを祈って「とにかく元気で幸せになって欲しい。それが最大の親孝行」と思って止まない。

ただ、年齢を重ねて、自分が弱くなってくるとできないことも増えて、初めて
子に与えるだけではなく、子から受け取る喜びを感じるのではないだろうか。と。

もちろん年齢関係なく子供から何か貰ったり、何かしてもらって嬉しくない親はいないだろう。
ただ、20代の頃にする親孝行と40後半になってする親孝行の重みは親にとっては確実に違うと思う。

自己満足でいい

私の出した結論は
理由なんてなんでもいい。やりたい時にやろう!
親は確実に弱くなる。
もし自分が「後悔しそう」と思うなら、親もきっと老い行く自分と向き合い、言葉にできない不安を持っていると思う。

現状を知って、声かける、会いに行く、電話するだけでもきっと若い頃とは違う喜びを味わってもらえるはず。
ってことで

これからも自己満足親孝行を続けようと
いう結論に達しました😋

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