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うつ病の理解

うつ病は心の風邪だとかいうのが世の中に定着していたせいか、どんなに説明しても中々周りの理解が得られない。

今でこそ○○ハラスメントなどで心の変調をきたしメンタルヘルスについて世の中の認知が進んできているように思えるが興味のない人には全く入らない情報でもある。

私は例え話として水に浮かぶピンポン玉をよく説明していた。絶えずストレスは上からピンポン玉を沈めようとしているが、元気な状態だとすぐに浮かぶ。
うつの人はそのピンポン玉の浮力が落ちてきている状態。ストレスがなければ浮いている事ができるがストレスがかかると沈んでなかなか浮いてこれない。
やっと浮いてこれた時は本人もちょっと元気になったと思うがそもそもの浮力は悪いまま。
そんな自分に嫌気がさすこともあるかもしれません。
今付け加えるとするならば、特にHSPの人たちは上からかかるストレスを敏感にキャッチするので浮くのが大変。

別の例え話。
見た目はみんなそれなりに新しい同じパソコンとする。
うつになったら見た目はわからないが中身のスペックが落ちていく。
処理能力が遅くなり
同時にできる事も減り
対応出来る幅も減り
覚えておけることも少なくなるので効率も悪くなる
そしてふいにフリーズすることも多くなり
最終的にはバッテリー(体力)も容量が減ってるので長くは動けない。

どちらにせよどんな説明をしてもなったことのある人にしかわからないし、なっていても人によって症状が違うし、あ!今日は元気だ!と思った数分後にドン底まで調子が落ちたりするので周りから見たらその辺りがどうしても理解を得るのが難しいのかもしれない。

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