晩秋の地で。
11月1日より長編映画第二作目制作開始!
と前回の記事でお伝えしましたが
映画のスタートは、兎にも角にもシナリオです。
資金を集めるでもなく、スタッフを集めるでもなく、シナリオ。
セオリー通りではないかもしれませんが、僕の映画制作におけるスタートはここからです。
『莉の対』をやったからこそわかる事があります。改善したい事は山ほどあるけど、スタートはここで大丈夫。
なので、この旅は「シナリオハンティング」の旅になります。
贅沢な時間の使い方ですよね。
今はビビるほど「無」です。まだ物語も登場人物も何もない状態です。だので、東京に帰る頃にもほとんど何も書けてないんじゃないかという恐怖が、搾りたての濃厚ソフトクリームくらい渦巻いております。自信もあんまないけど、まあいいかとも思っています。
初日と二日目は、環境に体を慣らしていくところから。
シナリオやロケ地の候補となりそうなところをぐるっと見てきたりしたのですが
写真を撮るのが楽しくて仕方ありません笑
広大な自然はとても豊かな力を与えてくれますね。
そして、人との出会いもありました(これはまた後日)。
色んな人との出会いや自然との出会いがあって、シナリオの骨や肉が出来上がっていくものだと信じて日々生きていきます。
ところで
こっちに来て一番嬉しかったが
キツネさんに会えたこと!
実は『莉の対』の撮影で悔やまれる事の一つとして、キツネさんと出会うことができなかったことが挙げられます。本当は作品の中に映し込みたかったのですが、一度たりとも、見かけることすら叶いませんでした。
そしたら今日運転してたらぴょこっと現れてくれたので、あまりの嬉しさに
「こーーーーーん!」と叫んでしまいました 笑
車を降りてヘラヘラと近づいてくる不気味な人間にも神対応でサーヴィスして下さり、フォトジェニックな写真を撮らせてくれたキツネさんには本当に感謝。
ところで、キツネってコーンって鳴くんかな?
もう一つだけ贅沢を言うなら、雪が見たいです。
今こっちでは雪虫が沢山いらっしゃいます。
雪虫は初雪の降る少し前に出現することから、冬の訪れを告げる風物詩になっているそうです。
なので、僕がこっちに滞在している間に雪が見れるかもしれませんね。
楽しみです。
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