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告知をするという事に関する私見。




くぉーーーーーーーーーーーーお!







いよいよ映画の公開まであと10日程となったので

「よし!今日は日曜日だし送るか!」

と思って夕方頃から映画のお知らせ連絡をさせて頂いたのですが、ありがたい事に思っていた以上に沢山の方から返信を頂きまして、その返信に6時間以上文字を打ち続けています。深い時間になってきたのでようやく落ち着き始めましたが、途中未読メッセージが100件を超えたあたりで発狂しておりました。

今のところ、無事に全て返信できています。


お久しぶりな方にもたくさんご連絡をさせて頂いたので

え?今そんな事してるの?
え?今海外なの?
え?もうすぐ出産?
え?二児の父なの?

という様に、若干近況報告みたいになって楽しくもありました。

返ってこないだろうなと思って送った方々からも返信があり、それはとてつもなく嬉しかったりしました。



僕は基本的に告知のメッセージを頂いた時には返信するよう心がけています。ほとんどの場合、「観に行けなくてごめんなさい」となってしまいますが、それでも返す事をモットーとしています(忘れてしまう時もありますが)。

だとしても、返信をしない人の事をダメだとも思いません。


むしろ、「興味があるものだけ返信する」スタイルも、とても良いと思っているくらいです。

そのくらい告知というものへの認識がTeke it easyなものであれば良いと思っています。

というのも、告知一つで人間関係がギクシャクしてしまうこともあるからです。

「この人、告知の時だけ連絡してくるやん!」

って。人間だからそう思ってしまいますよね。



僕は20代の頃、朝一から昼過ぎまでバイトして、5000円ほど稼いで、夜は5000円の舞台を観ていたりしました。生活できるわけないやんね笑

自分の舞台を観に来てくれている人の分を観に行かなきゃと必死でした。

そういう経験があるから、僕は告知を送る事を随分と躊躇うタイプでした。

なので告知をもらうと、送る側の人も「申し訳!」と思いながら送ってくれているのだろうと想像し、行けなくても返信しようと思うようになりました。




今日も躊躇いはありました。

が、僕が監督している作品を告知する事は、僕の責務だと思うのです。

俳優も芝居をする事と同じくらいチケット売る事が仕事です。

だけど、僕は僕が監督をした作品で、俳優に責任を押し付けたくはないです。観てほしいと思う分だけで十分なのです。観てほしいと思ってもらえない作品を作った監督に責任がありますし、その監督を起用したプロデューサーにも責任があると思います。

だから僕は、思い切って沢山のお知らせを送りました。

大変申し訳ないと思いながら、メッセージを送るのです。

観に来れなくても全然大丈夫。

でも、もし観に来てくれたら、全力で感謝しよう。

この気持ちには、ミリも偽りがないのです。







映画1年生の僕にとっては、これも大切な大仕事です。


どれだけの方が劇場に足を運んで下さるかは全く分かりませんが


とても楽しみです。


僕は毎日劇場におりますので、きっと色んな方にご挨拶できるんだろうなって。





あかん、想像したら緊張してきた。








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