見出し画像

歓待。



今日も一日が終わろうとしています。


極寒の世界の中、まだまだ体が寒さに慣れないうちに


あっという間に一日一日が過ぎて行っています。





宝物のような毎日です。








身に余るほどの幸せな日々を頂いています。

付き合ってくれている仲間にも

支えて下さる北海道の皆様にも

応援して下さっている皆さんからの声援も

そして、自然の美しさにも。






そして今朝、カメラマンのトミー(富田大樹くん)と占冠駅でお別れになりました。

映画『莉の対』は僕と相方の彰夫と二人でスタートしましたが

トミーはこの作品のクランクインの日にスチールカメラマンとして参加してくれた、僕たちにとって初めてのクルーだったのです。



今回の北海道、トミーが来てくれて本当に嬉しかった。

トミーが撮影したカットは

函館で撮った、たったの1カット。

その1カットのために北海道まで連れてくる僕たちもどうかしてるぜ!ですが、それでついてくるトミーもどうかしてるぜ!!!


その1カットとは別のカットで、トミーが提示してくれた構図の1カットがあって。

その2カットは僕にとって最高のカットになりました。

そのために貴重な年末年始を頂いたわけですが、十分価値があったと思っています。





すごく短い間だった。

もっと一緒にいて欲しかった。

これから合流する他のクルー達にも、占冠村や東川町の皆さんにも会わせたかったし、旭岳にも登らせたかった。せっかく北海道まで引っ張って来たんだからもっと色んな景色を見せてあげたかったなぁ。


何目線?って感じですが、僕が美しいと思うものを共有したかったんですよ。



それでも嬉しかった事が、占冠村で阿部さんファミリーに会わせる事ができたこと。



いきなり占冠村にやってきたどこの馬の骨とも分からん僕を受け入れてくれた占冠村役場の阿部さん。


僕の名刺を見て

「おぉ!渋谷の会社か!カッコイイネ!」

とファンキーなノリで迎えてくれた初対面の記憶。


春のロケハンでは村の色んなところに連れて行って下さり

夏の撮影では撮影のお手伝いも含め、歓送迎会まで開いて下さり

そして、昨日は僕たち3人のために歓迎会という名の新年会を開いて下さいました。

阿部さんファミリー

この人、本当にイキイキしてるんです。

阿部さんだけじゃなくて、ご家族の2人も。



俺、心から大好きなんですよね。

困っちゃう。



幸せな時間だなぁって思いながらほのぼの過ごしていたら

6時間も経っていました 笑



ご飯も美味しくて♪


コンビニのパンとか肉まんとかファミチキとかお菓子とかしか食べてなかったから、初めて新年!!って感じのご飯に感動しました。

お家で食べるご飯ってなんでこんなに美味しいんだろう。



話は逸れましたが、

僕が心から幸せだと感じる時間に

トミーがいてくれて嬉しかったんです。

そして初対面のトミーも受け入れている阿部さんファミリーの暖かさにも、すごく嬉しくて。

ありがとうがいっぱい飛んでいる時間と空間でした。







そして、それはもう昨日のお話。

今日は今日で沢山のワンダーがありました。

この項には書ききれないのでまた後日。






『莉の対』北海道冬撮影


いよいよ中盤戦に差し掛かりました。

ロケ場所も占冠村から東川町へと歩みを進めたのです。






ここからが勝負どころ。

全シーンにおける、まさしく文字通りの最大の山場です。








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?