「銃声がなったら株を買え!!」イスラエル、イラン戦争でS&P500はどう動くのか??前回の戦争相場から読み解く。

 

4月19日10:40イラン・イラク・シリアで同時爆発か リスク回避の動きが強まり、米株は急落、原油は急騰 米債券に買いの報道がありました。もちろんゴールドや銀などのコモディティの先物も上昇しています。これは戦争拡大の序章なのか?先行き不透明な為、米国株、日本株は下落をしています。


今回の中東戦争は単に戦争だけが問題ではなく戦争により原油の価格が上がる事でインフレが加速し長期金利の上昇や1970年代の過去最大のインフレ相場になる不安材料があります。

なぜならイランは原油産出量世界ランキング9位だからです。そして同時爆破が起きたイラクは世界ランキング7位です。

ではここで今後、どのような相場になっていくのか?予想しやすくする為にウクライナとロシアの戦争の時系列とS&P500の推移を見て行こうと思います。

*23時頃爆破はドローンを爆破したものと報道で株、米国債利回りは反発しました。

2021年12月8日ロシアがウクライナの国境周辺で軍備を増強させていることについて深い懸念をバイデンが表明した。


上記S&P500ですがロシアが当時戦争の準備をしていることから不安が広がりS&Pはクリスマスラリーもなく下落しています。
 
2022年に入りFRB議事録でQTを開始するという記事があったので市場は不安に思いましたが戦争はおきないのではないかという意見がその時は圧倒てきでした。その為株価は上昇していきました。


しかし2022年2月18日バイデンはロシアがウクライナに進行していると発言。ロシアが原油国という事もあり原油株が上昇。ここから一気に不安が広がり株価は下落していきます。


2022年2月24日ロシアはウクライナに進行できないと思っていましたが進行を開始して戦争になりました。そしてさらに下落。
当初はクリミア戦争のように3日でキーウが落とされ、終わると予想されていましたが他国の支援により長期化しました。
 
しかしここで面白い事に3月15日よりウクライナとロシアが戦争をしている中、株価は上昇していきます。


これは1月FRBでQT(量的引き締め)の話もでて米国投資家はびびっていましたが実際に3月利上げ0.25で4月は利上げなしだった影響もあります。そして原油高を背景にエクソンモービルやシェブロンなど原油株がかなり上がっていたことも理由にあげられます。
 
しかし結局は6月に0.75の利上げとQTが始まっていき、かなり引き締めサイクルはなくない??ということでS&Pは下落しました。またCPI(インフレの経済指標)がこの時上昇した事も理由にあげられます。
ではこの時、原油価格とゴールドがどんな感じで上昇してったのかというとこんな感じです。


このグラフを見る限り、一時的に上昇するが下落した。
ゴールドも同じく一時的に上昇しましたがFRBがQTや利上げを加速させたので下落しました。

このように戦争は起きる前は不安で下りますが一度起きてしまえば、長期化しようが興味が失われるという結果になりました。
つまり戦争は株を買う絶好のチャンスで原油やゴールドも短期トレードとして最適の選択だと自身は思います。

勝手な予想ですが大規模にイラン、イスラエル戦争が起きてしまって株が下っても、利下げが始まれば、S&P500は上昇していくと思います。
 
仮にイランやイラクが戦争を理由に1970年代みたいに原油の輸出を中止すれば、一気に不安は広がり株売り、原油、ゴールドは買いの場面になると思いますが今後楽しみです。
 
ちなみにゴールは不況が来れば、人々は現金が必要になるので売られる傾向があります。また原油も不況が来ると需要が減るので原油株は下がる傾向にあるので見極めが必要です。
 
ちなみに2022年のウクライナ戦争の時は「銃声をなったら株を買え」という名言を信じて、当時人気だったテスラとエヌビディアが下落したところを短期買いで儲けましたがその後、石油タンカーやインフレが加速すると読み、ゴールドを買いましたが過度な利上げで失敗して死にました(笑)年間は+でしたがほんのちょっぴりです。当時は知識があまりなく今でも悔やんでいます><

今回の話は以上になります。参考になったよって方はいいね、フォローを宜しくお願いします^^後、著者は寝不足の中、記事を書いたり勉強したりしているので誤字脱字などありましたら報告して頂くとありがたいです。

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