無策で稼げる人気ETF(上場投資信託)の種類やレバレッジETFの使い方について個人的な投資戦略をまとめてみた。Ver.1


 
*注意書き*:今回のnoteは私が3年間必死に勉強した内容の一部になります。一部、投資戦略が載っていますが必ず利益が出る確証はありませんので真に受けないようにお願いします。ちなみに責任は取りません。裏付け確認は自身でお願いします。

内容は全てドル建てのETFになります。個人的な意見ですが自身は円資産を持ちたくないからです。日本は衰退国なので円より基軸通貨のドルを持った方が将来的に優位だと感じるからです。
 
■本題
 
ETFとは手数料が安く、色々な株が入ったバラエティパックみたいなものです。今回は無策でも安全に利益を出す事が出来るETFの紹介と使い道をご紹介します。またリスクが高いレバレッジETF戦略も紹介もしたいと思います。
 
個別株投資をして数年間、損をした状態になり、後悔することがあります。しかしETFは市場が右肩上がりの場合は必ず利益がでます。
 
なぜ必ず利益がでるか??というと世界中の国は社会保障やインフラの整備で常に金欠だから紙幣印刷を続けるしかないからです。つまり、紙幣印刷を続ける限り、資産と見なされる物の価値は上がるからです。逆に言えば、紙幣が役割を果たさなくなるまで株や資産物は上がるということです。
 
前置きが長くなりましたがこれから本題に入っていこうと思います。
 
内容は下に進む度に高度な戦略でハイリスクになります。
 
 
■ゴールド(金)
ゴールドはとても良い投資先です。利益は気にせず、絶対に投資で負けることができないと言う方はゴールドに投資をお勧めします。
なぜなら紙幣は印刷できますがゴールドは印刷できないので紙幣印刷で紙幣価値が希薄化するたびにゴールドは上昇するからです。現にリーマンショックやコロナショックのように金融緩和をして紙幣印刷するたびにゴールドは最高値を更新しています。
ゴールドも発掘はできますが埋蔵量が大きく増える事はありません。なぜならゴールドを掘るにはかなり大きな穴をあける事になるので、環境問題や住民から批判が出るので発掘所を中々増やせないからです。
 
ゴールドの長期投資はもっとも安全なものだと思いますが短期要因では価格が下落することがあります。それは金利の上昇局面です。もっと詳しくいうとテーパリングや利上げ局面では弱いです。なぜなら金利が上昇した場合、銀行にお金を預けると多くの利子をもらえるからです。その為、利子をもらえないゴールドは不人気になります。しかし逆にゴールドが上昇する局面もあります。それは利下げ局面やインフレ局面です。利下げは金利を下げ金融緩和前に行うので紙幣の希薄を期待に上がります。
インフレになれば、物の価格が上がるのでゴールドの価格が上がります。また戦争など有事の際にもゴールドは必ず上昇します。
 
ETF紹介
 
・「GLD」 :SPDR Gold Shares :世界で最も取引量の多い金に連動するETF。
・「GLDM」:SPDR Gold MiniShares Trust ; GLDの小型版で、低コストの金に連動するETF。
 
上記二つはゴールドに投資をするなら鉄板の銘柄になり長期保有に向いています。
上記以外ですと金鉱株のベアとブルのレバレッジがあります。

「NUGT」:Direxion デイリー 金鉱株 ブル2倍 ETF

こちらは2倍レバレッジの金鉱株銘柄になります。戦争が起きた時に自身がいつも買う銘柄でだいたい10%~15%の利益を出しました。
ウクライナ戦争とイスラエル戦争の時に使った、自身の鉄板短期投資戦略です。金鉱株はゴールド価格と連動しない時やゴールド先物より早く下落するので長期投資には向かないですが短期投資としては使えます。
 
 
 
■米国のハイテクのETF
1930年代はラジオや車がそして次は銀行株や石油株がブームでした。しかし1990年代からインターネットが普及した事でハイテクブームが続いています。これからも人工知能、ロボティクス、自動運転など技術革新は続く為、一番良いETFだと思います。
不況、暴落、利上げ、金利上昇には弱い銘柄ですがオールシーズンで活躍が期待できます。またインデックス投資より上昇率が高いので作者一押しです。
 
「ETF紹介」
・「QQQ」:Invesco QQQ Trust -
NASDAQ-100指数に連動。
過去5年間の上昇率は159%です。
 
・「VGT」:Vanguard Information Technology ETF
- MSCI USインベスタブル・マーケット・インフォメーション・テクノロジー25/50指数に連動。
過去5年間の上昇率は178%です。
 
・「BOTZ」:Global X Robotics & Artificial Intelligence ETF
ロボティクスとAI関連企業に投資。
2020~2024年までの上昇率は63%。
現在の上昇率は微妙で投資する価値はありません。しかしいつかロボティクスブームが来た時に投資するのもありかもしれません。
 
■小型株ETF
中小企業のETFになります。中小企業は常に資金繰りに苦戦しており赤字の会社が多いです。その為、長期金利が高くなると銀行から借りたお金の利子が多くなる為、金利上昇局面やFRBの利上げ局面には弱いです。
しかし低金利状態で好景気の時はハイテクより上昇する場合があります。
また利下げ局面で長期金利が低下した場合、金利が下がるので借金の利子が減る為、投資対象となりますが利下げする時は景気後退が近いので注意を払わないとお亡くなりになります。
 
・「VTWO」  バンガード ラッセル 2000 ETF
過去5年間のリターンは35%と少ないので長期投資はお勧めしませんが局所的に使うとよいと思います。
 
・「TZA」 Direxion デイリー 米国小型株 ベア3倍 ETF
*ベアは下落すると利益が出る株になります。
 
利上げなど金利上昇局面にTZAで下落に賭ける方法もあります。リスクはありますが短期投資としてはありだと感じます。
また暴落時に使うのもよく2020年のコロナショック時にこの銘柄に投資した場合、数カ月で最大186%の利益を出していました。
 
・「TNA」  Direxion デイリー 米国小型株 ブル3倍 ETF
*ブルは上昇すると利益が出る株価になります。
2020年3月にコロナショック暴落の底から2021年3月の経済回復期の間の上昇率は805%です。小型株ブームやIPOブームもありこの上昇率ですが、低金利時代にはとても強い株で無敵になります。ちなみにテーパリング、利上げ時期には弱いのでその前に撤退をお勧めします。後、インフレが起きれば、金利が上昇するので不利になるので注意です。
 
 
■不動産ETF
不動産はとても分かりやすい銘柄で相場を読みやすいです。低金利時代、つまり経済の回復期から好調期にかけて大きく上昇します。なぜなら低金利時代になると金利が低い為、銀行からお金を借りやすくなりなる上に、借金の利子も少ない為、ビルや建物をバンバン建てることができるからです。そして転売なども頻繁に行われる為、土地、建物の価格が上がります。経済も好景気の場合、建ても物がよく売れるので
とても良いです。しかし好景気の後半やテーパリング、利上げ局面では金利が高くなり、借金の利子も上がります。また銀行もお金を貸し渋る傾向がある為、資金繰りに苦戦する不動産会社もでますので投資撤退をお勧めします。
近年ではコロナの影響でネット売買やリモートワークが増えたので商業用不動産やオフィスビルは大打撃を受けました。しかしその風潮がなくなれば中期投資としては十分な利益がでると個人的に思います。
ただ利上げ局面、不況や景気後退にはかなり弱い銘柄ですので米国の景気感がわからない人は手を出さない方がよいと思います。
 
■ETF紹介

「VNQ」: Vanguard Real Estate ETF
バンガードが提供する不動産ETFで、REIT(不動産投資信託)を中心に幅広く分散投資しています。
 
過去5年間のリターンは-6%と少ないので長期投資はお勧めしませんが局所的に使うとよいと思います。
2020年3月のコロナショック~2022年1月の経済の好調期までの最大リターンは86%です。
 
 
・「DRN」:Direxion デイリー 米国リート ブル3倍 ETF
2020年3月のコロナショック~2022年1月の不況から経済の好調期までの最大リターンは305%です。
 
2021年1月のコロナショック~2024年6月の逆金融相~金利上昇局面または経済の減退期までの下落率は68%です。
 
 
・「DRV」:Direxion デイリー 米国リート ベア3倍 ETF
ベアは下落すると利益が出る株です。市場相場と連動していない為、絶対に使ってはダメです。
 
■長期米国債
①米国債は金利が上昇すると売られます。簡単に言えば米国10年債利回りが下落すると上がり、上がれば下落します。
 
②またインフレに弱く、デフレ環境(物が売れず、安くなる状態です。経済は成長せずに減退、鈍化します)に強いです。
 
③経済が好調の時は資金が株に向かいますが経済が減退すれば、株から米国債に資金が流れてきます。
 
つまり不況や経済悪化に強く、好景気や利上げ局面や金利上昇局面に弱いです。
④米国債は国の財政によって左右されます。国が多くのお金を必要になった時に借金をする目的で発行できます。発行すると米国債の総量が増え、希薄化するので価値が下がります。
またイレギュラーな事態が起きる場合があります。米国債を多く持っている国は日本、中国になりますが財政が危うくなった時や為替操作をする際に米国債を大量に売る場合があります。
 
⑤米国債ETFは配当金がドルで少しもらえます。
 
*注意:米国債を景気減退期に投資する手法はありだと思いますがスタグフレーション(インフレの上昇+失業率の上昇)になった場合、FRBは大きな金融緩和をできず、米国債はあまり上昇しない場合があります。なぜならインフレが上昇する中、金融緩和(お金のバラマキ、または米国債を大量に買う)を行うとインフレが上昇したままになってしまい経済回復が遅れる結果になるからです。これは1970年~80年にスタグフレーションが起きた時にはそうなりましたが今後、同じになるかは不明ですが注意が必要です。
 
・「TLT」:iShares 20+ Year Treasury Bond ETF
iSharesが提供するETFで、満期20年以上の米国財務省発行の長期債券に投資しています。
 
・「EDV 」:Vanguard Extended Duration Treasury ETF
EDVの経費率は比較的低く、長期投資に適したコスト構造となっています。
 
・「TMF」:Direxion デイリー 20年超米国債 ブル3倍 ETF
現在、私が全力投資している銘柄になります。
2018年の利下げ前から2020年の金融緩和までの上昇率は189%となり利下げ前から暴落まで頼りになる銘柄です。しかしインフレとスタグフレーションには弱いので注意が必要です。
 
・「TMV」Direxion デイリー 20年超米国債 ベア3倍 ETF
急激な利上げ局面では長期金利がかなり上昇しますのでその時に仕込むと利益がでると思います。
利上げを行った2022年3月から利上げ中止がされた2023年8月頃の上昇率は147%です。
 
■半導体
2020年~2024年にとても人気になった半導体セクターです。ロボティクス、AI、自動車、携帯などあらゆる機械製品に必要で需要があります。今後半導体は欠かせない物ですが半導体はサイクルがあり需要と供給のバランスが崩れることもあるので過信は禁物です。
 
・「SOXX」: iシェアーズ・セミコンダクターETF
米国籍のETF(上場投資信託)。ICE Semiconductor Indexに連動する投資成果を目指す。半導体分野の米 国上場株に投資する。
過去5年間の上昇率は305%と半導体ブームもあり脅威的な上昇をみせています。波はありますがこれからも半導体のブームは終わらないと思う方は長期投資に良いと思います。
 
・「SOXL」: Direxion デイリー 半導体株 ブル 3倍 ETF
過度な利上げにより株価が下落+半導体が供給過剰で低迷した時期に半導体はオワコンと言われましたが半導体は供給過剰になっただけで需要自体に衰えはありませんでしたその為、2022年10月~2024年6月までの上昇率は600%です。半導体がオワコンと言われたら購入するのも良いかもしれません。
 
・「SOXS」:Direxion デイリー 半導体株 ベア 3倍 ETF
半導体の需要が減少すれば上がる株です。私は2024年6月現時点でもっとも注目している銘柄になります。
半導体の需要と供給にはサイクルがありますので設備投資が進み切った後に半導体の需要は減少すると思っています。
とりえず、ブロードコムとエヌビティアの決算が悪くなるまで様子を見るつもりです。
 
 
■まとめ
ETFには長期向けと中期~短期に使えるETFがありますので自分のリスク範囲と相談しながら投資することにより良い結果が得ることができます。
投資が怖いと言う人はオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー))に投資し、全世界株に投資することをお勧めます。
反対にリスクをとってでもお金が欲しいと言う方は今回のnoteは最適の内容ではないかと思います。また今回のnoteはFRBの動向や景気感の知識が必要になりますが内容は過去のnoteに書いていますので一度見て、勉強をして見て下さい^^
 
今回のnoteが良かったと言う方はいいねやフォローを頂けると今後の励みになりますので宜しくお願いします^^
 
また個別株以外にこんな事を検証してほしいなどあれば、要望をお待ちしています。後、誤字、脱字もあればご連絡下さい。

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