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「シンパシーの領域」と「幽霊的身体」を巡った2020年度のリサーチ。 2021年度は、紅白合戦で強炭酸に。逆幽体離脱も!

西村未奈です。
2020年度のコロナ禍中、圧倒的に家時間が生活のほとんどを占め、今まで考えたこともなかった、zoomでの授業やミーティング、作品制作、パフォーマンス鑑賞に至るまで、様々な形でリモートアクティビティを経験しました。街も静まり返り、ほとんどの公演活動やイベントの予定もキャンセル。世界が一気に停滞しているようでもあり、一方で、圧倒的な速度で変化が推し進められ、かつてないほどの撹拌を感じた形容し難い1年でした。 個人的には、「シンパシーの領域」と括ったwwfesリサーチも、自身のアーティスト活動も「幽霊的身体」への興味に突き動かされた1年だったかなと思います。 自分にとって、「幽霊的身体」は、シンプルに言うと、何者でもなく何者にもなりうる身体、ここにもそこにも同時に存在できる身体、物質的ボーダーを超えることができる身体。シンパシー=共鳴の波動、に自由自在に呼応する身体。この視点から、whenever wherever festival—いつでもどこでも派生するフェスティバル、を考えるとどうなのかな〜と。

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期間:2020年4月〜2021年3月末(1年間) 掲載物1:リサーチの予告と記録(年間約30本) 掲載物2:ミーティングの予告と記録(月1回) リサーチャー:aokid、木内俊克、七里圭、西村未奈、福留麻里、村社祐太朗、山川陸、山崎広太 助成:公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京

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