見出し画像

SETO DANCE FESを終えて

自分自身、今まで小規模ですがいくつかのイベントを運営・企画をしてきました。ローカルに拠点を持ちながらも100名から500名規模のイベントまで、出来る範囲でチャレンジをしてきたつもりです。

今回運営した、「SETO DANCE FESTIVAL 2019」も、それと同じく自分で運営をしたソロバトルイベントとしてなんの変わりはないのだけれど、"Red Bull BC One Cypher Japan"の予選を兼ねたソロバトルイベントとなることで、大きく自分の中で節目になり、また地元へのアプローチにおいて凄く勉強になる良い機会になりました。

Red Bull BC Oneは、やっぱりBBOYの中ではいろんな意味がありますよね。そこに出ることや、チャレンジすること、もちろんそこで結果を出すことは、それ以降の自分自身のBBOY LIFEにおいて非常に重要な意味を持つことも多いと思います。

かく言う自分もその一人であり、2012年のBC Oneから始まり何度かチャレンジをしてきて、そこから幾度もBBOYの壁を知ることができました。
また、2015年にはJapan Cypherへ出場することもでき、それ以降の自分の動き方の本当に大きな舵取りをするきっかけにもなりました。

Red Bull BC One Cypher Japan 2012 Osaka Cypher - NARUMI vs WUTA 

地元で開催すること

いままで、地元の愛知県瀬戸市でイベントをすることは少なかったです。地元ではなく、居住地である愛知県名古屋市でイベントをすることが圧倒的に多い。自分の存在意義、自分が何故イベントや興行をするのか、そして誰に向けてのメッセージなのか。
今回は本当に様変わり。今後の自分への向けてスタートです。

地元の生徒やお母さん、町の人達、企業さんなど色んな人を巻き込んでイベントをしたい。そして「そうしていきたい」。明確に目的を定めて少しずつ、自分を成長させていきたいと強く思います。
昔よりも、角が取れ、「自分ができること」に集中するようになっているんだと思います。そして「自分にしかできないこと」にどんどん変化させていきたい。
アベちゃん、しんたろうくん、コアくん、カツくんなど、拠点を意識し活動する偉大な先輩たちに陰ながら大きく勉強させてもらえていることが自分のモチベーションなのだと思います。

地元の熱量

今回、地元の企業さんが5社協賛・サポートしていただきました。
また、愛知県議会員の島倉議員さん、 瀬戸市議会議員の水野良一さん、地元のラジオ局"ラジオサンキュー(RADIO SANQ)"さん、瀬戸市教育委員会、地域振興課の皆様にも多大なサポートを頂きました。

自分の今後の活動やBBOYシーンのビジョン、地元での活動プランも含め、いろんな部分に賛同して頂き協力をして頂けることになりました。
金銭面だけで頼らず、地元で今後ストリート文化の芽を生やし、地元の若者たちを中心にした熱量を少しでも高くできるような活動として、サポートいただけたこと、非常に感謝しています。

瀬戸は火の街土の街。陶都。
これからも自分が出来ること、熱くできることを目一杯やっていきたい。

当日の様子

ここからは、少し当日のレポート的な。

みんな非常に緊張していましたね。笑
いつも名古屋でみるメンツも多かったのですが、いつもと違う表情の人が多かったように思いました。BC Oneってやっぱり凄くプレッシャーになる機会ってのは、よくわかります。自分がチャレンジするときも、やはり同じようになるしね。
子供たちもたくさん参加してくれて、本当に嬉しかったです。
予選前の子供達のサイファーを見れただけでも、素直に嬉しかったです。また、地元で僕が教えている生徒も見に来てくれていたのですが、非常に刺激になったと思います。

TAISUKEが開いている「THE JAM」でもそうですが、今回はAudition予選でした。一回きりで非常に難しいシステムですが、ここで結果を残せてこそ本物です。
名古屋にはいいBBOYが本当に多いと思うのですが、プレッシャーや慣れもあり、いい状態の踊りができていないのかな?って人も多かったと感じて、少し残念でした。またリベンジしてほしいし、納得いく踊りをしてぶつかって欲しいと思います。経験値の高い県外のBBOYたちはやはり流石です。

本戦からは一つのミスで負けが決まるようなバトルが多かったのかな?と思いましたね。拮抗したレベルのバトルばかりで、ジャッジが割れていたのも納得でした。

僕はジャッジではないですし、今回細かい部分の評価みたいなところは特にないのですが、自分自身がチャレンジしたらどうなるかを重ねて見ていて、いろんな部分で勉強になりました。またその抜け穴みたいなところもちらついていたと思います。
ただやはり、大切なのは体力で、体つくりを含め日常的な意識の差が多く感じられることが多かったように思いました。

ただし、子供も大人も、自分をもっているダンサーは素晴らしく、勝敗に左右されず自分の踊りをしている人には、素直にプロップスを与えたいですし、直接声をかけ称賛をしていきたいと思っています。

これからとか

無事に終えることができ、良かったです。
当たり前ですが、一人も怪我がなく、揉めることもなく、終えることができるのは、毎回本当にありがたい事です。

見に来ていただいた地元の方々も、たくさん楽しんでいただくことができました。子どもたちも楽しかったみたいです。
その半面、自分自身課題も多く理解することができました。

どんどんビルドアップできるように、いろんなひとのアドバイスを大切にしつつ、サボらず丁寧にいきたいです。

チャレンジもしたいし、継続もしていきたい。

この記事が参加している募集

イベントレポ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?