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第26話 神vs神(第26節 大阪vs島根)

今回は告知の通り第26節 大阪エヴェッサvs島根スサノオマジック 現地観戦の感想を書いていきます!


神vs神

やはりこのカードは神vs神(戎ニュービル対須佐之男命ビュフォード)が注目だと思います(私だけでは無くみなさんも結構楽しみにしてましたよね?笑)。

結果的に個人スタッツではほぼ互角のマッチアップでした。

【両選手の主要スタッツ】
○ニュービル  33:45min、22PTS、3REB、6AST、1STL
○ビュフォード 34:28min、21PTS、9REB、2AST、1BLK

クオーター間で見てもスタッツ的には互角で両者DFもバチバチにやりあっていて見ごたえのあるマッチアップだった。

ニュービル選手は代名詞とも言えるスリーを厚く守られていたもののペイントアタックからの得点、ファウルドローン、アシストと幅広い活躍をみせた。ヘジテーションからビュフォード選手を抜き去ったシーンは悶絶ものでした。

ビュフォード選手はPnRに対してスイッチでついたビックマンが距離を離して対応してくる大阪のDFに対し、ペリメーターからのフィニッシュが多くなり低調な確率であったにも関わらず20得点越えの活躍と終盤クラッチタイムで勝負を決定づけるスリーを決めるあたりはさすが信頼と実績のビュフォードさんと言った印象だった。


やはり終盤の強さ

立上りから終盤までディフェンシブで両者一歩も譲らない展開となり、
前節の宇都宮対島根戦を見ているようだった。

大阪は前半各選手が満遍なく得点をし、島根ディフェンスの的を絞らせないオフェンスを展開。

島根は安藤選手が前半だけでスリー3本を含む13PTSと活躍を見せ、チーム全体としてもスリー7/17(41.1%)と、総得点の半分をいい形でのスリーを積み上げる効率のいい攻撃が出来ていた。

後半に入っても一進一退の展開は変わらず、2~3ポゼッションくらいの点差で4Q終盤を迎える。

均衡を破ったのはやはり安藤選手とビュフォード選手。
出だし以降スリーの確率がなかなか上がってこなかった安藤選手とここまでスリー0/4であったが両者最終盤の残り1分15秒と42秒に勝敗を決定づけるスリー立て続けに決め勝負あり。
前節に続きディフェンシブな展開のなかで最終盤の勝負強さを見せた島根が勝利をものにした形となった。

両チームに見えた進化

大阪は今シーズン取り組んできているディフェンスがようやく安定し始め、平均80点を超えるオフェンス力のある上位チームに対しても通用するディフェンスが出来るようになってきた。

島根については直近ではA東京、宇都宮、大阪とロースコアゲームでも我慢を続け、終盤突き放す展開のゲームで勝利出来ており、ロースコアゲームでも勝ち切れる勝負強さを証明している。

新たな希望の予感と再認識

両チームともにこのゲームで主要メンバー以外の活躍も目立った。

大阪は4Q残り7分スリーが欲しい時間帯で特別指定選手の飯尾選手を投入し、試合終了時までコートに立ち続けた。オフェンスに関しはスリーは0/2であったものの、ペイントアタックからのフィニッシュやディッシュパスでのアシストなど積極性をみせ、ディフェンス面ではよく足が動きシステムの理解が進めばローテーションに加われるだろう。

島根は出場停止のニカ選手に代わってスタメン起用となった谷口選手が要所でのスリーを確率良く決め、無駄なファウルを犯さず相手外国籍選手とマッチアップをし、スタッツに残らない部分での献身的な動きもひかった。
スタッツ的には27:25MIN、6PTS、2REB、2AST、2BLK(1TO、2F)と特筆する数字は残らなかったもののニカ選手とはまた違う「良さ」が再認識されていたように思う。

最後に

大阪を見ていて鈴木選手、木下選手、橋本選手、ニュービル選手の4人がハンドルしてペイントタッチも出来るのをみて羨ましく思った。

宇都宮も比江島以外にハンドル出来る選手出て来いやーーーーー!!!!涙

次回は

第27節の面白そうな試合を見てどこかの試合について書こうと思います。
リクエストがあればその試合を見ます。

では、またのー!

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