見出し画像

逆T字で組織をつくる(オープン社内報#103)

はじめに

先日MiTOHOKUのアテンドで、
日本マイクロソフトの本社へ訪問してきました。
MiTOHOKUプログラムは、
当社で組んでいる「東北の未踏的人材育成プログラム」で、
今回は3名のメンティーを連れての訪問でした。

ご対応いただいたのは、
日本マイクロソフト株式会社の
執行役員常務でコンシューマー部門の責任者である
竹内洋平さんに講話いただくための訪問です。
竹内さんは、私のマイクロソフト時代の上司であり、
当時、良くご指導いただいた尊敬する存在です。
一度社員総会にも来ていただきました。(以下ご参照ください)

今回お願いしていた講話内容は、
「ご自身のキャリアの考え方」でした。
すでに未踏を目指している学生とはいえ、
自分自身の人生を考えるには
もっと沢山の思考をする必要があります。
その一助としてもらうため、
今回の講演をいただきました。

その中で私自身も
インプットをアウトプットしていなかったことがあったので、
改めてメモをし、
直ぐに実践しようと考えたことがあったので、
是非皆さんにもシェアしたいと思います。

「逆T字」型人材を意識

逆T字とは何か?
逆T字型人間とは、
専門分野+幅広い知見を持ち合わせた人材のことを指します。

ひと昔前(高度経済成長期)だと、
この日本という国においては、
ジェネラリストが重宝された時代でした。
しかし今は専門分野を磨き、
自分自身を高めることはもちろん、
その強さで組織をつくって、
組織力でビジネスをするが求められます。
つまり、逆T字が現代のキャリア形成の在り方だと言います。

本業で突き抜けるためには、
ここを突き詰める必要があります。
事実として、竹内さんは、米国のメガベンチャーで、
日本支社ナンバー2というポジションまで上り詰めました。
これも思考をずっとし続け、
言葉に出し続け、
このT字型を意識し続けたからだと言います。

T字型が集合すると強い組織になる

そして、
このT字型人材が集合して、
レーダーチャートにしたとき、
バランスよく円を描くことができると、
強い組織になると言います。


サンプル:この組織において、「FC」スキルが足りないことがわかる。

一人で、すべてのコンピタンスをMAXにすることは難解です。
強い組織においては、
お互いがお互いを補完しあえる状態があること。
これを大前提とします。
上記エクセルでサクッとやってみたのですが、
足りていないコンピタンスを割り出せました。
なるほどこういうことですね。

やってみよう

今の組織の状態はどうか?
経営会議はどうなってるか?
ジェラート事業部門ではどうか?
コンサル部門ではどうか?
グループ会社育成部門ではどうか?
項目はそれぞれ異なるけれども、
組織ごとに必要なコンピタンスを洗い出して、
今所属しているメンバーのコンピタンスをなんしかで定量化し、
レーダーチャート化して、
足りていない要素、
補う手法などを考えていこうと思います。

終わりに

今回はMITOHOKUの採択学生に、
学んでもらうため訪問しましたが、
自分にとってもTake Away Valueがありました。

竹内さんへ>
いつもご協力いただき本当に感謝でございます。
何をして恩返しをすればいいのか。。。
今後ともご指導よろしくお願い申し上げます。
本当にありがとうございました!

MSのセミナールームでパシャリ(右から2番目が竹内常務)

本日もご一読どうもありがとうございました。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?