インプットを極める
みなさま、おはようございます。経営企画部 渡辺です。週末風がすごかったですね。ベランダの植物達が折れてしまいそうだったので、部屋の中に緊急退避しました。その間中、強風が部屋の中を吹き荒れてすごかったです。
今週は、樺沢紫苑さんの「インプット大全」からご紹介します。
この本ではありとあらゆるインプット方法等について触れられていますが、その中から冒頭部インプットの基本法則から紹介していこうと思います。
アウトプットの基本原則4つ
この本は「アウトプットを前提としたインプット術」という本なのですが、その前にアウトプットとは何か?という事で、別の著書「アウトプット大全」からアウトプットの基本原則が4つ紹介されています。
アウトプット基本法則
① 2週間に3回使った情報は、長期記憶される
→ 2週間に何度も使われた情報は、「重要な情報」として「側頭葉」の長期記憶に保存される
②出力と入力のサイクル「成長の螺旋階段」
→ 螺旋階段のようにインプットとアウトプットを繰り返すことが「自己成長の法則」
③インプットとアウトプットの黄金比は3:7
→ コロンビア大学の心理学者アーサー・ゲイツ教授の実験。覚える時間と練習時間の比率は3:7が最高
④アウトプットの結果を見直し、次にいかす
→ アウトプットの結果を評価し、その結果を踏まえ次のインプットに修正を加える
かく云う僕自身も、毎朝のこの朝礼slackは前の週末に読んだ内容を振り返りながら書いているのと、次の週にここで書いた内容を再編集して、noteにUPすることと、その間に身近な人に「こないだ本で読んだんだけど・・・」ということで、2週間に3回何かしらのアウトプットをしていることに気づきました。
という訳で、皆さんも何かインプットしたことがありましたら、2週間で3回アウトプットすることを心掛けてみてください!
それでは、今週もよろしくお願いいたします!
インプットの基本法則3つ
みなさま、おはようございます 渡辺です。昨日も暑い一日でしたね。今日は、この後、某事業の集中討議で社外の会議室に行くのですが、こちらもある意味熱い1日になりそうです!
さて、今週は「インプット大全」から紹介しています。昨日は先ずはアウトプットの基本法則を紹介しましたが、今日はインプットの基本法則3つについて触れていきます。
インプットの基本法則
①「なんとなく」読む、聞く、みるのはNG
②「インプット」と「目標設定」はセットで
③インプットとアウトプットは「表裏一体」
先ず、1つ目。
この本では、インプットの定義を
”「読む」「聞く」「見る」ことによって、情報を得て、それを記憶にとどめる”
と書かれています。なので、「なんとなく」でなく「注意深く」これらの行為を行うべきということです。それぞれを、英語に置き換えると以下のようになります。
「読む」:read → read carefully、read deeply
「聞く」:hear → listen attentively
「見る」:see → look、watch
2つ目ですが、「何をインプットして、どうなりたい?」を明確にせよ。というものになります。もう少しブレイクダウンすると、インプットするキーワードと方向性、そして期限とゴールを決めろというものですね。
3つ目は、同時進行で学びの質を高めようというものです。会話であれば、聞く(INPUT)と話す(OUTPUT)を交互に。講義を受けている場合などは、聞く(INPUT)とメモをとる(OUTPUT)を同時進行で行うことが、より記憶にとどめ学びの効率を高める効果があります。
如何でしたでしょうか?僕は結構本を読むのが好きなので、なんとなく選んだ本を読む事も多いのですが、もう少し目的を持って、「目標設定」しながら読んでみようかなと思います。
是非、みなさんもインプットの基本法則を意識してみてください!
それでは、本日もよろしくお願いいたします!
必要な情報だけを集める方法
みなさま、おはようございます 渡辺です。本日曇天模様ですが、昼過ぎから雨になるみたいですね。出社の皆さま、お足もとにお気を付けください!
「インプット大全」3日目の今日は、必要な情報だけを集める方法ということで紹介していきます。
先週の「仮説思考」でもありましたが、情報はあればあるほどいいと言う訳ではなく、自分にとって大切な情報を選別していく必要があります。この本では、「カクテル・パーティー効果」が紹介されていますが、パーティー会場のようなザワザワとした騒がしい中でも、自分の名前が聞き取れるように、自分の興味関心のある情報は、「選択的注意」というフィルターが脳の中で行われ、優先して注意が向けられるというものになります。
では、その「選択的注意」いわば、自分の「興味・関心のアンテナ」を立てるにはどのようにすればよいのか?このほんでは、以下の4つが紹介されています。
1.興味・関心のあるキーワードを書き出す
→ キーワードを書き出しておいて、一覧にしてときどき眺める
2.目的、テーマを明確にする
→ 情報が優先的に脳に入ってきて、その目標を達成する
3.自分で自分に質問する
→脳は質問されると、その「答え」を探そうとする
4.アウトプットを前提にする
→ 何をどうアウトプットするかを考えながら、情報収集を行う
これらをおこなうことで、自分の「興味・関心のアンテナ」が明確になり、必要な情報が自然と集まるようになってきます。
身近な例で行くと、「マンション欲しいな」と思うと今までスルーしていた物件のチラシがやけに目に入ったり、欲しい車が明確になると、街中でその車をよく見かけるようになったりした経験があるかと思いますが、それに近いですね。
是非、みなさんも自分の興味関心をのアンテナを立ててみてください!
それでは、本日もよろしくお願いいたします!
脳の仕組みを使い、記憶力を高める
みなさま、おはようございます 渡辺です。本日は雨降りですね。気温も低くて、今朝は寒くて目が覚めました。気温の急降下で体調など崩しませぬよう、お気を付けください。
今週は、「インプット大全」から共有してきましたが、最終日の今日は脳の仕組みを使い、記憶力を高める。ということについて、触れていこうと思います。今までにも、脳内物質と感情の関係について何度となく触れて来ましたが、記憶を増強するという視点で以下のように整理されています。
(脳内物質:感情:実例)
アドレナリン:恐怖、怒り:ホラー映画の恐怖が忘れられない
ノルアドレナリン:悲しい、緊張、不安:愛犬の死の悲しみ、1年経っても忘れられない
ドーパミン:楽しい、嬉しい:20年前の結婚式。細かい所まで覚えている
エンドルフィン:感謝、楽しい:高校生の時に県大会で優勝!よく覚えている
オキシトシン:愛、親切:昔の恋人のことが何年経っても忘れられない
このように、脳内物質には記憶を増強する作用があるため、これらを活用したインプット術として、感情刺激インプット術が紹介されています。
①ストーリーを活用する(漫画化、小説化されたビジネス書を読む)
②好奇心を大切にする。ワクワクすることを勉強する
③本を買ったらすぐに読む。「読みたい!」という気持ちが強いうちに読む。
④「分からない!」と思った瞬間に検索する
⑤大舞台で講演する(「緊張」「興奮」「オシエル」で記憶増強)
⑥映画、美術鑑賞など、「感動」「学び」と連動させる
⑦旅行(緊張、興奮、感動)から学ぶ
前回の全体会議で、社長のおススメ書籍として、紹介された「V字回復の経営」は、正に小説化されたビジネス書であり、僕も今でも結構内容は思い出す事ができます。
あと、映画の1シーンとかに絡めて、自分なりの意味や意義を見出すと結構長い事覚えていたりするものです。
というわけで、今週は「インプット大全」から紹介してきました。皆さまのインプットライフの参考になれば幸いです。
今週もあと1日、本日一足お先にお休みをいただきますが、皆さまも良い週末をお迎えください!
(2021.08.10-08.13)
今回のトップ画は、偶然見つけた知り合いのyas_tさんのモノになります。もし気になった方は、twitterで漫画も描かれているので是非!
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