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最強チームのつくりかた

みなさま、おはようございます 渡辺です。また新しい週の始まりです。今現在、僕が仕事しているところは、朝日が差し込んできてとても暖かいのですが、外は結構さむいですね。また一段と秋めいた気がします。

僕がよく全社会議で引用している左ききのエレンのストーリーから派生したアパレルブランド UNTRACE がZOZOTOWNとコラボしたGRAND HOTEL というのがあるのですが、それに関連して、週末GRAND HOTELという1930年代の映画を観ました。80年も前の映画なのですが、群像劇として素晴らしくてですね、まだまだ観てない映画、観たい映画がたくさんあるなと再実感しました。

チームとは、常に変わり続けるもの

さて、今週はチームという群像劇をどのように楽しむかということで、「ケースとデータで学ぶ『最強チーム』のつくりかた チームワーキング」- 中原淳、田中聡 

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を元にチームワーキングについて考えていきたいと思います。

皆さんご存じの通り、経営企画部の方針は「チームワーク強化」ですが、この本では敢えて「チームワーキング」としているのは、

ワーキング(Working):物事がダイナミックに、常に動いている状態

を目指してるのに加え、チームの定義を以下のようにしています。

チームとは、常に刻一刻と変化し、チームの構成員メンバーの貢献によって「常に変わり続ける(~ing)」もの

この本では、チームワーキングに必要な3つの視点と3つの行動原理が定義されています。

3つの視点
1.チーム視点
2.全員リーダー視点
3.動的視点
3つの行動原理
1.Goal Holding 目標を握り続ける
2.Task Working 動きながら課題を探し続ける
3.Feedbacking 相互にフィードバックし続ける

3つの視点とは、行動の源泉、基盤となるようなまるで「OS(オペレーティングシステム)」のようなものであり、そのうえでの3つの行動原理は、基盤の上で動くアプリのようなものとあらわされています。

週明けいきなり長くなってしまいました。明日は、3つの視点について考えていこうと思います。
それでは、今週もよろしくお願いします!

成果の出るチームと成果の出ないチーム

みなさま、おはようございます 渡辺です。今朝は一段と寒いですね。ちょっとこれ書き終わったら、上に着るものを変えようかと思います。

さて、今週は、「チームワーキング」について考えています。今日は、チームワーキングに必要な3つの視点について触れていきます。成果の出るチームと成果の出ないチームは何が違うのか?研究結果によると、以下のようになっています。

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となります。これらを整理したのが、昨日紹介しました、3つの視点となります。

1.チーム視点
:チームの全体像を常に捉える視点
2.全員リーダー視点
:自らもリーダーたるべく当事者意識を持ってチームの活動に貢献する視点
3.動的視点
:チームを「動き続けるもの、変わり続けるもの」として捉える視点

もうすこし、開いて説明すると、部分仕事でなく、全体を俯瞰して見るということ。チームの成果を最大化するべく、場面に応じて必要な人がリーダーとなること。状況変化に合わせ、目標を握りなおしたり、それぞれの業務を調整したりすることとなります。

視点ということで、もしかしたら余りピンと来ないかもしれないですが、意識づけ?考え方?など自分なりにしっくりくる言い方に置き換えて考えてみてもらえれば幸いです。

それでは、本日もよろしくお願いします!

Goal Holding 目標を握り続ける

みなさま、おはようございます 渡辺です。いい天気ですね。適度に着て出かけたのですが、歩いているときは丁度良かったのですが、電車の中が想定外に暖かいです。

今週は、「チームワーキング」について考えていますが、今日から水木金と残り3日間で3つの行動原理について、一つづつ考えていければと思います。
先ず、本日は、「Goal Holding 目標を握り続ける」についてです。「握り続ける」ということは、どういうことかというと、目標設定しただけでは、十分ではなく、目標を全員が保持できている状態を作らなくてならないということです。また、Goal Holding の3つのポイントが挙げられています。

①「全員がコミットする」目標を持ち続けている
②状況に応じて、目標に立ち返る行動を継続している
③(必要に応じて)目標の見直し、再設定をしている

1つ目については、SMARTの法則やIMPACTモデルが紹介されています。ゴールイメージを明確に共有化すると共に、オープンな情報共有とやる気のないメンバーを減らしていくことがカギとなります。2つ目ですが、時折振り返ることで、目指している方向を確認すると共に、現在自分たちがどこにいくるかを確認する必要があるということです。最後は、日常的に目標に立ち返る機会を持つと共に、激しい状況の変化が起きた際には、「目標を変更しよう」と言い出すことができるような関係性が大切です。

如何でしたでしょうか、説明は省いてしまいましたが、目標設定のフレームワーク、SMARTの法則やIMPACTモデルについては、もし興味がありましたら検索してみてください!

Task Working 動きながら課題を探し続ける

みなさま、おはようございます 渡辺です。太陽は出てますが、寒いですね。

今週は、「チームワーキング」について考えています。本日は、「Task Working 動きながら課題を探し続ける」について触れていきましょう。Task Workingのポイントとして、以下の2点が挙げられています。

1.全員アクション
 チームの全員が課題解決のために分担した役割を遂行(アクション)し続けている
2.チームリフレクション
 割り振られたタスクや実践した内容が課題達成のために適切であったか、チーム視点で振り返り続けている

個々が、それぞれの役割を果たすと共に、チームメンバー全員でチームの全体像を常に捉えながら、定期的に振り返りを行っていくということになりますね。そうなってくると、ここで大事なのは、「解くべき課題」の見極めとなります。解くべき課題を設定するための3つのステップとして、以下が紹介されています。

「解くべき課題」を設定する3つのステップ
1.まず「問題」が何かを正しく定義し、(問題の再定義)
2.次にその問題を構成している「課題」を洗い出し(課題の洗い出し)
3.いくつかある課題の中で、解く必要のある課題を特定する(解くべき課題の設定)

実現したい理想状態を共有し、現状とのギャップである問題を明確にすると共に、より具体的にしていく。ファクトベースで現状を分析し、課題を洗い出す。課題を洗い出したうえで、問題の解消によりインパクトのある課題から解いていくということになります。

インパクトのあるものから手を付けるというのは、数値分析だけでなく、家の片付けなどでも有効は手法ですので、良かったら参考にしてみてください!

それでは、本日もよろしくお願いいたします!

Feedbacking 相互にフィードバックし続ける

みなさま、おはようございます 渡辺です。雨降りの金曜日ですね。今朝は大分寒いので、暖かい服装でお過ごしくださいませ。

今週は、「チームワーキング」について考えています。最終日の今日は、「Feedbacking 相互にフィードバックし続ける」について触れていきましょう。

なぜ、Feedbacking が必要かというと、高成果チーム群と低成果チーム群を比べた場合、課題解決の初期段階と最終段階でフィードバックに対する意識が高成果では上がっているのに対し、低成果では、半減しているという調査結果もあります。フィードバック出来ない壁としては、個業化や雰囲気、無力感やめんどくささ、さらには今更云っても みたいなものが挙げられます。そのうえで、Feedbackingのポイントとして、以下の3点が挙げられています。

Feedbackingのポイント
①チームの目的を共有し続けている
②チームのフィードバックに関するグラウンドルールを設定する
③1対1で話す機会をつくる

チームの目的は、「目標を達成するため」であり、仲良くなることは、そのための手段であり、チーム活動の結果であるということ。フィードバックをし易くするようなルールや習慣を設定するということ、全メンバーの前では言いづらいことでも、1対1で話す機会を設けることで、本音やモヤモヤを引き出すことが重要となります。

如何でしたでしょうか?今週は、チームワーキングということについて考えてみました。1枚の図に要約すると、以下のようになりますね。何かしらの参考になれば、幸いです。

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それでは、今週もあと1日。本日もよろしくお願いいたします!
(2021.10.18-10.22)

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