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仕事→暮らし→社会→人生→国家という段階変化

みなさま、おはようございます。渡辺です。
雨降りですね。朝は少しパラつく程度だったのですが、今は割としっかり振っています。今日は1日雨降りみたいですね。

先週は、「仮想空間シフト」という 尾原和啓さんと山口周さんの対談の本を読んでいました。2019年に発売された「アフターデジタル」という本の中で、「もはやオフラインは存在しない」と書かれていましたが、2020年はそれが目に見えて加速した1年となりましたね。また、今後、仕事→暮らし→社会→人生→国家 という段階変化が考えられるだろうという事で、毎日ひとつづつ見ていきたいと思います。

「仕事」

先ず、1日目の今日は「仕事」となります。これに関しては、ONE COMPATH では、みなさんこの1年で実感できたかと思います。slackを活用しながら、非同期なコミュニケーションを重ねつつ、「ちょっと10分だけZoom(meet)で話そうか」と同期コミュニケーションを追加する。

物理空間だと、同期コミュニケーションの際に移動が加わったりするのですが、仮想空間だと、席に座りながら、すぐにミーティングも可能になります。

先日の、ZHDのYahoo!とLINEの統合記事を読んでいたらヤフーの川邉さんも、

丁度1年位前に、コロナ禍でリアルに合う事が難しくなって、(今後統合の進捗が)ちょっとまずいかも?と思ったけど、逆にお互いのオフィスの行き来とか、「今回は来てもらったので、次回は行きますよ」みたいな調整とかも無くなり、いつでも気軽にミーティングが出来たのがすごく良かった

のようなことを言っていました。

経理チームはどうしても、物理空間での仕事が多くなって申し訳ないのですが、今後この動きは不可逆だと思いますので、引き続き一緒に改善を進めていきたいと思います。
それでは、今週もよろしくお願いします!

「暮らし」

みなさま、おはようございます。渡辺です。本日曇りです。週末の暖かい天気が嘘のようにひんやりとしていますね。

さて、「仮想空間シフト」の2日目は、「暮らし」となります。
仕事が仮想空間に移っていくと、住居としての物理空間の快適さを上げていきたいですね。以前HRのGMとお話した際に、毎週末家のものを片付けたり、レイアウト変えたりしていると仰っていました。我が家でも今や僕の方がキッチンに立つ時間が遥かに多くなったので、冷蔵庫の中の配置やキッチン道具のレイアウトを少し変えたら、料理もやり易くなりました。

あと昔は、週末自宅で本を読んだり、レコード聴いたり、DVDみたりするのがすごい楽しみだったので自宅からあまり出たくなかったのですが、今やPC1台とスマホがあれば大抵のことが出来てしまいます。なので、荷物がミニマムで済む暖かいところに行きたくなります。例えば、八丈島って飛行機で1時間位で行けちゃうんので、しばらく八丈島にいきたくなります。

さらには、これだけ移動や物理空間で人に会う事が制限されると、逆にリアルで会える人を選ぶようになりますね。貴重な選択肢としての時間を誰と過ごすか?というのは、これから非常に重要な要素となってきそうな気もします。

という訳で、本日は全く制限が無くなったら、どこに住みたいですか?誰に会いたいですか?そんなことを考えてみてください。

それでは、本日もよろしくお願いいたします

「社会」

みなさま、おはようございます。渡辺です。
今日はいい天気ですね~。背中がポカポカ気持ちが良いです。週末は雨が降るみたいですが、しばらく暖かい日が続きそうです。

さて、「仮想空間シフト」の2日目は、「仕事」→「暮らし」と来まして、3日目「社会」になります。社会の変化で分かりやすいのは、シェアリングエコノミーと呼ばれるようなものですね。例えば、AirBnBやUberに代表されるものです。これらは、レビューにより支えられて、お互いを評価する為、プラットフォーム的に云うと、「顧客」も「参加者」も平等に評価されるために、横暴な態度をとったり、対応が悪かったりすると、評価が下がりサービスが利用し辛くなってしまいますね。

同様に今は、会社の評価もOpneWorkのような仕組みがあるので、現職者や退職者による口コミが記載されるので、競争戦略のひとつとしても、裏表の無い経営が求められてきます。

さらに消費の面でも、エシカル消費なんて言葉を耳にすることも増えて来たかと思います。日本語に直すと、「倫理的な」とか「良識的な」とか「社会的な」消費活動になります。身近なところで云うと、フェアトレード商品を購入するとか、地産地消を応援する(輸送が最小限で済むため、輸送にCo2削減に寄与)とかになります。逆に云うと、これに反するような企業活動をしている企業に対しては、不買運動等が行われるようになってくるかと思います。凸版印刷でも、ここ数年SDGSの取り組みはかなり意識をしていて、中期でも数ページそれに割かれるようになってきてますね。

という訳で、本日は身近なところで感じられる社会の変化について考えてみてください!

それでは、本日もよろしくお願いいたします。

「人生」

みなさま、おはようございます。渡辺です。
今日もいい天気ですね~。天気が良いと本当に気持ちがよいですね。

さて、「仮想空間シフト」は、「仕事」→「暮らし」→「社会」と来まして、本日は「人生」となります。よくブラック企業とか、洗脳とか話題になりますが、何かに依存するのは危険だと言われますが、その解決策は依存先を無くすのではなく、たくさんの依存先をつくる事です。
小児科医の熊谷普一郎さんも

”自立とは依存先を増やす事である”

とおっしゃっています。その為にも複数のアイデンティや複数の収入減を持つことが重要であり、世の中もその方向に動いていくと思います。

先ず、複数のアイデンティで行くと、僕の息子が4月の緊急事態宣言で学校に行けない間によくネットゲームをしていました。その時によく一緒にゲームをしていたのは、主婦の方とニート(と言っても親の会社の手伝い)の方だったみたいです。こういうのは、心配な面もありつつも、小中学校という割と狭いコミュニティだけに囚われずに、自分の親以外の大人と会話する機会があるというのは、ある意味良い事だと思います。

また、息子の友達も2学期から不登校で学校には一切来ていないのですが、「偶にゲームで会って会話したりはするよ」というのを聞くと少し安心します。(親御さんは当然ご心配のことかとは思いますが)

更には、複数の収入に関していうと、会社の寿命が人間の寿命より短くなる世の中で、収入源が一つだけというのは、安定しているとは言い難くなってきますね。ONE COMPATH では、また副業規定が整備されていませんが、もし解禁になった際には、チャンスを見つけて是非いろんなことにトライして頂ければと思います。

投資の有名な格言に、「卵は一つのカゴに盛るな」というのがあるように、自分の人生もポートフォリオを築いていくと安心できるようになりますね。

という訳で、もし副業解禁になったら自分はどんなことが出来そうか?どんなことをやってみたいか考えてみてください!

それでは、本日もよろしくお願いいたします!

「国家」

みなさま、おはようございます。渡辺です。
昨日は、3.11から10年目ということで、GM会で10年前どこで何をしていたか、聞いてみました。メンバーそれぞれの場所でそれぞれの体験をして10年経った後、同じ時間、同じアジェンダを共有しているのが、感慨深かったです。

さて、「仮想空間シフト」は、「仕事」→「暮らし」→「社会」→「人生」と来まして、最終日。本日は、「国家」となります。国の話となると、この先数十年単位の話にはなって来ますね。

まず、東京一極集中は無くなってきますね。たまたま昨日、オンラインでセミナーを受講したのですが、今までだと都内の会議スペースとかで実施してたかと思うのですが、オンラインの為、色々な参加パターンがありました。例えば、沖縄で外から受講している人(マイクをonにすると風とか波とか聞こえる)。お子さんの習い事のお迎えの車の中から参加している方(関西の方?)などなどです。物理空間から仮想空間にシフトすることで、移動の制約がなくなりますね。環境面で考えると、東京一極集中だと、地方から肉や魚や野菜が移動してくるので、輸送コストがかかるのと同時にCo2の排出もされてしまいます。それが、少しづつ減って来ます。

他にも、現在アパレル業界の抱える問題として、大量の廃棄問題もあります。数年前バーバリーが大量に服を廃棄していたのが問題になりましたが、ブランド価値を維持するには必要な事とは分かりつつも・・・。例えば、仮想空間シフトが進むと、バーチャルなスキンにシフトする可能性もあるかもしれないですね。昔は、手書きのメモでちょっとしたイラストを添えたりしていたのが、今はスタンプだったりで表したりする訳ですので、無くはないかと。その場合、今世界の被服工場と呼ばれるバングラデシュの少女達の仕事が無くなってしまう可能性もあるのですが、それは数年をかけて、実際に服を作ることから、CGで服をレンダリングする技術を身に着けるようなシフトが行われるかもしれません。さらには、格差が解消していく未来になるとよいですね。

という訳で、かなり先の未来。今幼稚園生位の子供たちが、成人して結婚する頃にはどんな世の中で、どんな生活をしていそうか考えてみてください!

それでは、今週もあと1日。本日もよろしくお願いいたします!
(2021.03.08-03.12)

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