見出し画像

アクティブに聞く、徹底的に聞く!

みなさま、おはようございます 渡辺です。今日も雨降りです。東京だと明日まで雨、週中から曇りにもどるみたいですね。

週末は、何冊か本を読みました。instagram の本は、創業者のこだわりと苦悩の日々がつづられて色々考えました。あらためて、売上ゼロ社員13人の会社を10億ドルで買収したfacebookってすごいですね。

今週は、その中から 「徹底的に聞く技術」- 赤羽雄二 の本を紹介しようと思います。

画像1

ちなみに、赤羽雄二さんは、「ゼロ秒思考」という2013年の本が有名でしてこの本の中でもその方法を使われています。すごい余談ですが、以前参加したセミナーで質問者の方が、「赤羽と申します。ーーー」と質問した際に顔が似ていたのか、「もしかして、赤羽雄二さんのご親族ですか?」と質問したところ「はい、息子です!」となり、会場がおぉっとざわついたのを思い出しました。

他の「きく」との違い

この本のタイトルである、「徹底的に聞く」というのを、アクティブリスニングとしているのですが、他の「きく」との違いを以下のように書いています。

「ただ聞くこと」との違い
 -「真剣に、徹底的に相手の話を聞く」
 -「質問もしんがら理解を深める」
「傾聴すること」との違い
 -「躊躇なく質問しながら、理解を深める」

また、アクティブリスニングの最大の敵は、たぶん「自分がしゃべりたい気持ち」とあります。それに対処するヒントとして、以下のように書かれています。

相手に強い関心を持ち、本気で何かを聞きたい、聞きだしたいと思えば、また貴重な機会だと思えば、「自分がしゃべるよりも相手の話を聞きたい」となるはずです。

如何でしょうか?家族、友人、同僚の話を聞く際の参考になれば幸いです。
と言う訳で、今週はアクティブリスニングついて、引き続き考えていきたいと思います。

それでは、今週もよろしくお願いいたします!

アクティブリスニングの効果

みなさま、おはようございます 渡辺です。今朝は雨はやんでいますが、曇天模様ですね。予報によると、この後昼にかけて、再び雨が降るようです。

さて、今週はアクティブリスニングについて考えています。昨日はアクティブリスニングと他の「きく」の違いについて触れましたが、今日はアクティブリスニングの効果について触れていきます。

この本では、アクティブリスニングにより、仕事においてもプライベートにおいても、問題の大半を解決してくれると書かれています。少し長くなりますが、引用します

仕事がうまくいかないとき、多くは「人との関係」でしくじっています。仕事が難しいというより、一緒にやる人とうまくコミュニケーションできていなかったり、上司に早めに相談できなかったり、助けようとしてくれる人をうまく巻き込めなかったり、です。
一方、仕事がどんなにむずかしくても、助けてくれる人、一緒にチャレンジしてくれる人がいれば、何とかなるものです。
アクティブリスニングをすると、仕事上関わる周囲の人の知恵を尊重し、経験を活かし、その気になってもらってうまく巻き込むことが出来ます。

昨日も、社長とちょっとした議論になったのですが、よくよく話を聞くと、早川さんが意図していたものと僕が感じていたものの違いが原因でした。

「それだったら・・」と結果として良い方向に向かった(多分)のですが、お互いがお互いの真意に関心を持ち、理解を深めることが出来たからかなと思います。

同様に、プライベートでも真剣に相手の話を聞き、心ゆくまで話をして貰えれば、変なところでぶつかったり、すれ違ったりすることは回避できそうですね。

また、もう一つ苦手な相手でもアクティブリスニングするうちに変化する という効果も挙げられています。

自分の聞く姿勢が伝わり、相手を否定しようとしないことが伝わると、安心してくれ、相手に対しても好意が伝わります。一方で相手側からも、いままで見えていた嫌な面ではなく、良い面が出てくるようになるというものです。

明日からは、具体的な聞き方、マスターの仕方などを紹介していきます。

それでは、本日もよろしくお願いいたします!

アクティブリスニングの鍵

みなさま、おはようございます 渡辺です。久しぶりに晴れ間が広がっていますね。今日は暑くなりそうですね。気温上下が激しいので体調など崩しませぬようおきをつけくださいませ。

アクティブリスニングの3日目の今日は、アクティブリスニングの具体的なやり方について考えています。アクティブリスニングの鍵は、

「ひたすら聞く」×「相づちを打つ」×「疑問があったら躊躇なく聞く」

これらについて、ポイントが記載されているので紹介します。先ず、「ひたすら聞く」×「相づちを打つ」ですが、

1.相手の言葉に集中し、出来る限り、そのまま理解する
2.余計なことを考えず、相手の言葉そのものの理解に努める
3.可能な場合は、メモを取る。発言内容をできるかぎり書き留める
4.適度で自然な相づちで話し相手の気持ちを高める
5.調べられることは全部調べた上で、適切な疑問をぶつける

この1つ目と2つ目の理解という事に関しては、以下のような式で表現されています。

私たちがどのくらい理解できるか
 = その分野の知識量 × 集中度 × 理解力

それぞれの対策として、

その分野の知識量:普段から好奇心を持って色々な分野に関心を持つ。事前にある程度調べておく
集中度:夕飯何にしよう?とか週末どこ行こうかな?とか考えず、目の前の人に集中する。真剣度とも
理解力:いわゆる「頭のよさ」ともいえますが、普段から事象に対し、メモを取って考えて咀嚼するなど

となります。少し長くなってしまったので、「疑問があったら躊躇なく聞く」につきましては、明日触れて行きたいと思います。

それでは、本日もよろしくお願いいたします!

「疑問があったら躊躇なく聞く」には

みなさま、おはようございます 渡辺です。今日も晴れ間が広がっていますね。今のところ、少し涼しい風が吹いていて比較的過ごしやすい感じです。

さて、昨日はアクティブリスニングの鍵について考えましたが、今日は「疑問があったら躊躇なく聞く」について触れていきます。躊躇なく聞くというのは、ともすると、詰問調になってしまい尋問みたいになってしまう恐れもありますので、あくまで相手が話し続けてくれることを最優先にしながら、質問する必要があります。

と言う訳で、ソフトに、しかし躊躇なく質問するためのポイントは、以下のようになっています。

1.「疑問があったら躊躇なく質問する」ことを自分の方針にする
2.相手に関心、好奇心を持つ
3.相手が一瞬止まった瞬間に間髪入れず質問する
4.相手の反応がポジティブなら次々に質問していく
5.相手の反応が今いちなら、しばらく聞くことに徹する
6.部下の話をきくときは、萎縮せずに話続けられるようになった後、気を付けながら質問する
7.お客さまの話を聞くときは、本音をなるべく引き出すように質問する
8.目上の方の話を聞くときは、できるだけ気持ちよく話して頂くように質問する


具体的な質問例としては、

「なるほど、そうなんですね。そうすると、この部分はどう考えればいいでしょうか」
「ここについてはどう思われますでしょうか?」

みたいなものになります。
あくまで、関心、好奇心からの質問となるので、「本当にそうか」と相手を疑ったり、否定的だったり、批判的だったり、挑戦的だったり、試したりするのは好ましくないですね。

明日は、まとめ的な意味合いで、アクティブリスニングをマスターするためにという事に触れたいと思います。

それでは、本日もよろしくお願いいたします!

アクティブリスニングをマスターするために

みなさま、おはようございます 渡辺です。今日もいい天気ですね。昨日は比較的風が吹いていて涼しかったのですが、今日は風が余りないので、少し暑いです。

さて、今週はアクティブリスニングについて考えてきました。最終日の今日は、まとめ的な意味合いでアクティブリスニングをマスターするためにということに触れていこうと思います。

1.慣れるまで意識し続ける

感覚的には、自転車に乗るようなものでしょうか?慣れてしまえばそこまで難しいものではないはずなので、慣れるまでは、今週紹介したポイントを意識し続けていく必要があります。

2.何か言わないといけない、とは考えない

僕も比較的、何か言わなきゃと思ってしまいがちですが、黙って待つ、ただ待つ姿勢も大事ですね。本の中では、ポイントとして以下の6つが挙げられています。

1.すぐ話せない人のほうが普通だと考え、リラックスして待つ
2.肩の力を抜いて10~20秒待つ
3.部下の時の気持ちをA4メモに書いておく
4.部下のときの気持ちを思い出す
5.話せないのが普通だと考える
6.「早く言えよ」と思わない。我慢せず、のんびり待つ

3.構え過ぎなければ、割とできる

自然体で、人の話に興味を持つことでどんどん聞いてしまうという状態です。本の中では、温泉に入ったら、大きな浴槽で身体を伸ばしてリラックスする感じと書かれています。そのためのポイントは以下の通りです。

1.自然体で相手に接する
2.威張りたいとか、自分が上だと見せたいとか、そういう雑念を捨てる
3.相手の話を聞いたから損をするわけではない、と考える
4.会話は戦いではないと考える
4.仲間を作って注意しあう

フィードバックループが成長への近道だと思います。親しい同僚、家族、友人などの話を聞いて、逆にフィードバックをしてもらえると良いですね。

簡単そうでちょっと難しい、頼みづらいなといった場合には、自分自身でも「今日は上手に聞けたかな?」、「相手は話しやすそうだっかな?」と振り返ってみるだけでも、色々見えてきそうですね。

と言う訳で、今週はアクティブリスニングについて考えてみました。是非、色々なシーンで活用してみてください。

それでは、今週もあと1日。本日もよろしくお願いいたします!
(2021.08.16-08.20)

この記事が参加している募集

推薦図書

オープン社内報

サポート頂きました分は、他の方へのサポートに使わせて頂きたいと思います。サポートの輪が拡がっていくとよいですね。