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全てをプラットフォームとして考える

みなさま、おはようございます。渡辺です。
今日から3月の始まりですね!激動の2020年度もあと1か月でおしまいとなりますが、もう少し頑張っていきましょう!

全てをプラットフォームとして考える

今週は、「戦略がすべて」 - 瀧本哲史 から、幾つか紹介していこうと思います。Ⅰ章では、「ヒットコンテンツには『仕掛け』がある」ということで、全てをプラットフォームとして考えるとして、論旨が進んでいきます。

らに、1項では、「AKB48の方式」ということで、コケるリスクを排除することについて書かれていますが、これは、新規ビジネス立ち上げにも非常に参考になる内容なので、先ずはこれを共有させてください。

「人」を売るビジネスの「3つの壁」
1.どの人材が売れるか分からない
2.稼働率の限界
3.売れれば売れるほど、契約の主導権や交渉力がタレント側に移る

まず、1つ目ですが、前評判が非常に高いハリウッド大作が大コケしたり、近年記憶に新しい「カメラを止めるな」のような無名映画が大ヒットしたりすることがありますね。同様に数週間前に、clubhouseという音声SNSが突然話題になりましたが、この熱狂がいつまで長続きするのか?以前にもマストドンというサービスがtwitterを超える!?と話題になった中、すぐに消えてしまいました。

次に、2の稼働率の限界ですが、少し視点を変えて、ユーザー側で考えると、もう既に世の中結構便利なんですよ。唯でさえ、観たい映画も、聴きたいpodcastも、読みたい本も、あのアーティストの新曲やYoutubeもあるわけで、観れていないコンテンツの方が圧倒的に多い。その中で、新たなサービスやコンテンツを使う時間を捻出するようになるには、よっぽどのものでないと難しそうです。

最後の3つ目は、サービス側の思い(ユーザビリティ)と企業側の考え(収益)のバランスをどうとるかというところにもあるかと思います。一方的にサービス側に交渉力が移るとは思わないですが、そこら辺のさじ加減をどのようにするかが難しいところですね。

という感じです、Day1は問題提起的なところで終わってしまいますが、明日以降も本に沿って共有していきます!

それでは、3月もよろしくお願いいたします!

プットフォームを構成する三要素

みなさま、おはようございます。渡辺です。モクモク曇り空ですね。今朝はすごく暖かかったですが、日中も最高気温20℃位まで上がるそうです。

今日は「全てをプラットフォームとして考える」ということで、プットフォームを構成する三要素について共有します。先ず、プラットフォームビジネスとは、

他の事業者にビジネスを行うシステム(プラットフォーム)を提供し、その場における取引量が増えると、その場を提供する事業者に利益が落ちるように設計されているビジネス

という事になります。プラットフォームの関係者には、「顧客」「プレイヤー(運営者)」「参加者」の3つに分かれていまして、例えば、昨日も少し触れましたAKB48の場合ですと、以下のようになりますし、

顧客:ファン
プレイヤー:秋元康氏 他
参加者:メンバーの所属事務所やレコード会社など

身近な例で、Shufoo! だと以下のようになります。

顧客:一般ユーザー
プレイヤー:ONE COMPATH
参加者:流通企業や消費財メーカー企業

また、古くからある事例ですと 鉄道会社も当てはまりまして

顧客:沿線に住む住民
プレイヤー:鉄道会社
参加者:不動産会社、商業施設に出店するテナント

ですね。
という訳で、今日は他にも身の回りにプラットフォームビジネスを展開している企業を探してみましょう!

それでは、今日も一日よろしくお願いいたします。

「プレイヤー(運営者)」がやるべき三つの要素

みなさま、おはようございます。渡辺です。昨日から一転してとても良い天気ですね。今朝は少し寒かったですが、確実に春は近づいていますね。

さて、今週は「プラットフォームビジネス」について考えていますが、有名な「リクルートのリボンモデル」で表されるように、「顧客」と「参加者」のマッチング総量をあげることがプラットフォームビジネスの肝となります。そこで「プレイヤー(運営者)」がやるべき三つの要素は以下となります。

集客
ビジネスモデルの提供
プラットフォームの管理

まず「集客」ですが、より多くのユーザーを集められるよう、プラットフォームにブランド価値をつけ、「参加者」のビジネスにプラスになるようにすることになります。例えば、Shufoo!ですと、『No.1チラシアプリ』のポジションを築いたことですね。

続いて、「ビジネスモデルの提供」です。集めた「顧客」を利用して、「参加者」がビジネスを行うインフラを提供することになります。Shufoo!の場合ですと、商圏内のどれだけの顧客にリーチできるとか、プロモーションの広告枠の提供だったりします。

最後に、「プラットフォームの管理」になりますが、プラットフォームで提供される品質を管理することだったり、プラットフォームの価値を維持する行為だったりします。同じく、Shufoo!の場合、UXの向上でしたり、「参加者」である流通企業が投稿等をし易くしたり、より効果的なメニューを開発したりすることになります。

という訳で、今日は昨日見つけた身の回りにプラットフォームビジネスを展開している企業が具体的にどんな役割をしているか考えてみましょう!

それでは、本日もよろしくお願いいたします。

「プラットフォームビジネス」の有利な点

みなさま、おはようございます。渡辺です。本日、ウエストサイドは曇っております。日が出てないので、気温もイマイチ上がってこないです。

さて、今週は「プラットフォームビジネス」について考えていますが、他のビジネスに比べ有利な点を考えていきます。

1.「顧客」のネットワーク効果によって相乗的に規模が拡大していく
2.価値が増せば、「顧客」と「参加者」により、付加価値を提供できるようになる
3.一旦、構築してしまえば、参入障壁が作りやすい

今日は、これらをベースにでは何故メルカリが順調にユーザー数を増やし続けているか?について考えていきたいとと思います。

先ず、1番目の「顧客」のネットワーク効果ですが、皆さんも身近で「これメルカリで買った」や「メルカリで〇〇を売ったら意外と高く売れた」みたいな声を聴いたことはないでしょうか?ちょっとしたオトクな体験。しかも、人にシェアしても自分が損しないようなものは、ついつい人に共有したくなってしまいますね。

そうすることで、「じゃあ、自分もちょっと見てみようかな?」「私も、捨てようかと思っていたアレ、出品してみようかな?」となるわけです。そうすることで、体験が体験を呼び、さらにユーザー数が拡大していくという形になります。

次に二つ目ですが、メルカリの場合、「顧客」が「参加者」に「参加者」が「顧客」になっていくので、「顧客」が増えると、出品数を増えていきます。僕は、たまにpaypayフリマも観るのですが、UXはそれほど、悪くないですが、出品数が全体的に少ない。出品数が少ないため、競争原理もあまり働かず、比較的メルカリに比べて高価になっています。高価なのは、「参加者」にとっては良さそうですが、感覚として取引量もあまり多くないのではないかと思います。

最後に、参入障壁について考えます。バーコード出品とかあるものの、意外と出品ってめんどくさいんですね。余り一気にやる気にもならないので、気が向いた時に少しづつ出品する。そして、出品しておくと、忘れた時に売れたりもするんです。そうすると、違うアプリに切り替えて、1から出品ってやりたくないんですね。あとは、merpayに売上が蓄積されていくので、それを切り替えるのも嫌だなという気分になってしまいます。

というわけで、今日は身の回りにプラットフォームビジネスがどのような点で有利にビジネスを展開しているか考えてみてください!
それでは、本日もよろしくお願いします!

プラットフォームビジネスの成功

みなさま、おはようございます。渡辺です。本日も、ウエストサイドは曇っております。昨日と同様、日が出てこないとマダマダ寒いですね。

「プラットフォームビジネス」について考える最終日。プラットフォームビジネスの成功について考えてみたいと思います。収益率という観点ではなく、プラットフォームビジネスとしての成功しているかどうかというのを本書では、以下のように書かれています。

ブランドメッセージがより強く、本来のサービスを超えたスタイルやクオリティを提案しているのはどこなのか?

事例として、グーグルやマイクロソフトと比較してのアップルや、東急電鉄などが上げられています。

また、今後さらにリモートワークが進むことによって、プラットフォームとしての国家や自治体も選ばれるようになってきます。今までは、東京一極集中でオフィスを中心に住居も選んでいたかと思いますが、逆に生活を中心に住むところを選ぶようになると、どんなところで、どんな生活をしたいか?それを叶えてくれるプラットフォームはどこか?という選択基準にもなって来ます。

というわけで今日は、どこに住んでも良いならどこに住みたいか?なぜそこに惹かれるのか?プラットフォームの観点で考えてみてください。
それでは、今週もあと1日。本日もよろしくお願いします!
(2020.03.01-03.05)

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