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「リーダーシップ行動最小3要素」

今回のテーマは、「リーダーシップ行動最小3要素」です!

まず、リーダーシップ行動最小3要素とは何かを簡単に説明します。

リーダーシップ行動最小3要素とは、
①率先垂範 
②目標設定・共有 
③相互支援

以上3つから構成されるもので、リーダーシップ行動を発揮するにあたり、必要最低限とされているものです。

ただ、👆のようなざっくりとした説明では、よく分からないと思うので、1つずつ解説していきますね!

まずは1つ目、率先垂範です。

率先垂範とは、⾃ら⾏動を起こし、他者の模範となることを言います。

例えば、大学で講義を受けているとき、最初に⼿を挙げて発言したり、教授から出された課題をしっかりやってくることなどが挙げられます。

ではなぜ、率先垂範を行う必要があるのでしょうか?

その理由は、「本気度」を⾒せることです!これにより、周りの人に良い影響を及ぼすことができるようになります!

どんなに多くの言葉を並べたてても、行動が伴わなければ人の心をとらえることはできません。

自分が他の人にして欲しいと思うことを、自ら真っ先に行動で示すことによって、周りの人がついてきてくれるようになります!


続いて2つ目、⽬標設定・共有です。

目標設定・共有とは、良い⽬標を掲げ、チーム全体が同じ⽬標を持つように働きかけることです。

例えば、「練習の成果を十分発揮して○○大会で優勝しよう」であったり、「多くの人に喜んでもらえるような△△サービスを提供しよう」のようなことが挙げられます。

ではなぜ、目標設定・共有を行う必要があるのでしょうか?

その理由は大きく分けて2つあります。1つ目の理由は、良い⽬標は⼈のやる気スイッチを⼊れ、しんどい時でも周りの人を頑張らせることができるからです。2つ目の理由は、議論における岐路での判断基準になるからです。

まず、1つ目の理由について解説します。

この記事を読んでいる皆さんは、これまでの人生で、目標を立てそこに向かって頑張るという経験を一度はしたことがあると思います。

そして、目標に向かって努力する過程で、辛い時もあったかと思います。そんな時、自分が目指す目標が良い目標だったら、もうひと踏ん張りできた、そんな経験はありませんか?

このように、辛い状況にあっても自分を支えてくれる、周りの人を頑張らせることができるのが1つ目の理由になります。

続いて、2つ目の理由について解説します

皆さんはこれまでの人生で、議論の最中にアイデアがたくさん出て判断に困るような状況を経験したことはありませんか?

そんな時、「自分たちは何を成し遂げようとしているのか?」という目標がきちんと決められており、なおかつ適切に共有されていれば、議論の岐路における判断基準の1つになると思います!

このようにチーム全体が同じ⽬標を持つように働きかけることが、2つ目の「目標設定・共有」です。


最後に3つ目、相互支援です。

相互支援とは、個⼈やチーム全体が動きやすい環境をつくることです。

例えば、集団に属しているメンバーの特徴に合わせた役割分担をしたり、分からない分野を⼈に質問することなどが挙げられます。

ではなぜ、相互支援を行う必要があるのでしょうか?

それは、全員の意欲と⼒を引き出し、集団としての成果を最⼤化するためです。

実際に、相互支援をし、互いに支えあうことが当たり前となると、コミュニケーションの質が向上したり、集団としてのモチベーションも向上します。

すると結果として、質の高いアウトプットにつながります。

さらに、この相互支援には、⾃分が動くために助⼒を求めることも含まれます!

周りの人を支援することも、もちろん重要ですが、自分が周囲に支援を求めることも、同じくらい重要ですし、それができてこそチーム全体の成果が最大化されます!

このように、個⼈やチーム全体が動きやすい環境をつくることが、3つ目の相互支援です。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

下に今日のポイントを図でまとめたものがあります。ぜひ復習用に使ってください!

【POINT】

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