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ゆるく、書く夜

片付けが進んで、部屋が随分きれいになった。たくさんの書類と溜まっていたDMを捨てた。その他多くのものを捨てたつもりだが、別の場所に移動しただけかもしれない。ぼくは捨てられない人だから。

衣類にも手をつけはじめている。思い出のある服は、なかなか捨てることができない。減価償却という考え方もピンとこない。ただ、着なくなった服は、それなりのものが宿る。使わないものは何かが澱んでいくから。

捨てることも次に進むステップになる。スペースを空けて空気の通りを良くする。部屋もそうだし、衣類を入れる場所もそうだ。家全体も、できればその視点で整理したい。家全体を見ると身体が動かなくなるので、ひとまず身の回りを整理する。徐々に広げて、家全体に到達したい。


モニタとキーボード、マウスと小さなメモ帳しか置いていないスタンディングデスク上で、今日一日中考えていたことを実行してみる。

小さなメモ帳に思いつくままキーワードを書いてみる。メモ用紙1枚に一つのキーワードを書いて、メモ帳から切り離してデスク上に並べて行く。

「時間」「物語」「創作」「昔の出来事」「書く仕事」「仕事」「不要なもの」「好きなこと」「note」「カテゴリ」「時計」「メガネ」「英語」「法律」「トースト」「一人の時間」「音楽」「笑う」「聴く」「話す」「睡眠」「メンテナンス」「捨てる」「ストレッチ」「本」「映画」「感情」「身体」「写真」「喫茶店」「珈琲」「食べる」「整理」「歩く」「読む」「書く」「占星術」「知識」「世界」「直感」「感覚」「観察」「水を飲む」「古本屋」「計画」「ギター」「シンプル」「生活」「自由」「お金」「小説」「美術館」「絵」「野球」「車」「旅」「文房具」「何もない」「そのまま」「予想」「起こること」「呼吸」

デスク上に並べ終わったメモ用紙を一枚一枚眺めていると、それなりに考えることや、思うことが現れてくる。目の前のメモ用紙を集めて束にして、裏を向けてシャッフルする。何も考えずに2枚引いてみると「仕事」と「写真」が出た。簡単にメモ書きしてみる。

「仕事」
こと細かにここに書くことはしない。それほど重要な仕事をしているわけではない。任されている仕事に日々取り組んで、なんとか帳尻を合わせているだけ。「仕事」が好きかと問われると、それほど好きじゃないと答える。面白いと思える瞬間は…あまりないな。そろそろ潮時かも知れない。というか、ずっと潮時じゃないのか。
「写真」
最近、身近にある言葉。部屋を整理した時に出てきたカメラを修理して使い始めた。毎日撮るわけじゃないけど、休みの日に持ち歩いて、いろんな景色を撮っている。咲きはじめの桜も撮った。まだ慣れていなくて、わざわざカメラで撮ろうという気持ちにならない。スマホなら、すぐに撮ろうとするのにね。

今夜は、こんな感じで。


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