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終わり、

今朝はネコいないなーと思って駅までの道を歩いていたら、途中で黒ネコがニャーと現れて並んで歩いた。

最近朝のことしか書けないのは、仕事が忙しくて夜に書く時間がないからで、朝少し書いたことに帰りの電車で追記校正する生活はサラリーマンnote民としての限界かもしれない。あぁ、毎日書かなければいいんだ。

一日に二度書いて投稿していたのは、自粛期間中+仕事閑散期で随分と時間があったからだと今頃気づく。仕事が忙しい今の状況では一日に二度書いて投稿はなかなか難しいけど、それでも何か書きたいし、書いた文章はどうにかして公開したい。

半地下カフェの朝の住人は、宣言解除とともに徐々に増えてきていて、いまでは開店から15分ほどで禁煙スペースの席が埋まり、広めの喫煙スペースも半分ほどの席が埋まる。仕事に向かう客が出て行く8時頃はちょうど入れ替わりの時間帯で、半分くらいの席が空いて5人ほどの客が席に座っている。

朝に書き進めている長めの物語は、そろそろ終わりの雰囲気が漂ってきていて、登場人物の語りが少なくなり、情景描写が中心になっている。これからある人物の周辺を1500字程度書いてから、もう一人のことを3000字程書いて、おそらく終わる。

人生で初めて長めの物語を書いているが、ひとつの物語が終わるのはなかなかのことで、ぼくが書く物語としてはもう展開されなくなり、物語を見つめていた人生を一旦終えるような感じになる。長編小説を読み終わる感じに似ているかも知れない。

登場人物が動いていた物語が終わっても、その世界はおそらく続いていて、ぼくの書く世界に接続されなくなるだけだと考えると、それはちょっと寂しい。そんなことは短編を書いている時には感じなかったから、拙くてもなんでも、長めの物語を書いてみると、そのプロセスが体験できて面白い。書き終われば、長い時間をかけて校正するんだろうな。それはそれで楽しみだ。

今日も書けた。

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